今月は、日本の100キロウルトラマラソンの発祥の地、サロマに初めて行く。四万十川の第1回でウルトラ・デビュー、以来100キロは12回出て、8回の完走で、現在の状態からサロマはまちがいなく9回目の完走となる。四万十、八ヶ岳、えちごに比べ平坦地なので自己ベストも出るだろう。しかし、なんと言ってもフルの距離が単なる通過点の100には1日走っているという面白さがあり、これが初めての地だと行く前からもわくわくする。移り往く景色を楽しみ、一緒に走るランナーの方と話したりと、「ウルトラの世界」はいい。(6月5日)

ダイアリー 距離欄はkmでラン(jog & run)のみ記し、換算なし、端数切り捨て
距離 トレーニング内容&大会 体重 メモ(感想、体調、etc)、距離累計ピンク
1 31 9:35〜地ビールマラニック、北長野〜黒姫高原、13:55ゴール - 地ビールマラニック初参加のNMCメンバー3名と三登山林道、袖の山経由仁の倉線で黒姫高原へ。
長野市内は30℃を越え暑くなったらしいが、照っていた市内から登るに従い曇り空で風も吹いて、さわやかだった。
撮影してくださった方の指がちょっとかかってしまったが、ゴールの温泉のあるアスティ黒姫の駐車場付近での全員集合(右より武捨、西島、佐藤、私)。入浴後タクシーで移動した信濃ブルワリーでの乾杯の写真は現在トップページにあり。
オプションの高石ともや&ナターシャセブンコンサートは懐かしくて涙がでた。花束代わりの信濃ブルワリーのビール飲んでくれたかなあ? これには柳沢さんがもちろん来ていました。
2 2 ほとんど散歩jog - 全国郵政マラソン大会(同好会)のお手伝いに朝から小布施のハイウェイパーク〜ふれあい公園へ。デジカメせっかくもって行ったのに電池切れで、大会の様子が写せなかった。
3 10 朝と夕の通勤jog 58.6 <夕jog後>体重は左欄、体脂肪率17.6 体脂肪量10.3
4 10 朝と夕の通勤run - 日本・ベルギー戦の休憩時間に家に走った、富山マラソン以来の4分台。そういえば、今朝も遅刻しないように心拍をあげていたっけ。累計53km
5 5 朝の通勤jog - 秋吉敏子のピアノを聴きに松本音文へ。まさか走っては行かない。懐かしきダルース主催。セロニカに頼んでおいたチケットをとってからだが…。
かって音文、チック・コリアのソロで満席。今日の秋吉敏子は6割の入り。松本で、これだから、もし、これが長野だら、もっと入っていないだろう。みんなワールドカップ観戦かな? 前半、5曲、後半8曲、アンコール1曲、その曲とのかかわりの語らいを入れながらのステージは、秋吉さんのレコードをたくさん持っているものにとってもう、たまらない。前から2列目の中央左よりに座った。ピアノの手が見える位置。バド・パウエルの速い曲より、やはり秋吉さんのオリジナルが好きで、その意味では、それは少なかったが、オープニングのロング・イエロー・ロードは好きな曲で、来た甲斐があった。最新のCDを買って、サインをしてもらいたかったが、そこに並んでは松本泊まりになってしまうので、あきらめた。長野からはJAZZ好きで、チャップリンの平井さんと良く、JAZZコンサートを開いてくれていた長谷川書店のオーナーが来られていた。累計58km
6 - - MTB通勤、一刻も早く帰ってサッカーを見ようとの作戦。終わってからナイトランのつもりが、飲みすぎてしまった。
7 - - 連日のサッカー観戦。ビールがどんどん空いていく。そして前夜と同じ。
8 13 朝、ホタル駅伝監督会議に
辰野町で6、夕方の稲田・高専周辺7のrun&jog
57.8 毎朝カッコーが4:10に起しに来る。そして一回りして7時過ぎにもう一度来る。このためいつもは初回でトイレに行き、2度目のカッコウまでにまたねているのだが、今日はそのまま起きていた。コースを自転車で走るつもりで1台持っていった。
昨年に続き晴れの暑い駅伝となり、大変だった。参加チームの数が全体で20チームほど増えていて、一般も10チームくらい増えていた感じだ。監督会議では、飯田方面の走友会から「日曜開催にして」と要望が出されていた。
現在、トップページに小林さんのゴールシーンを入れてあるが、初めてゴールを見ることができた。トップから10分で一斉繰上げスタートで、当クラブのタスキはつながらなかった。ゴール地点はこの役場玄関駐車場広場のこの花壇植え込み前あたり。帰る前に、そこでのNMC遠征チーム一行の集合写真。
<夕jog後>体重は左欄、体脂肪率16.7 体脂肪量9.7
9 - 第2回笠岳峠ヒルクライム(自転車) 57.8 小布施橋に10時30分と大遅刻。本日に関しては誰からも連絡がなかったし、自転車乗りは栂池だろうからね。
最初のタイムトライアル部分、45分と前回よりわずか遅れだがほぼ同タイムとみていい。ゼリーもののエネルギーを忘れたので、山田温泉の食堂でカツ丼とビール大瓶1本。前回はここでラーメンのみ。この大瓶が響いて、次の林道-峠・第一牧場分岐部分は6分オーバーの1時間11分。ここまででアルコールがだいぶ抜けた感じで、ラストの峠までは前回並みかと思われたが、途中で写真を撮り、いったんストップウォッチを止めまたスタートするつながりのない走りせいか、2分オーバーの31分と全行程で初回よりダウン。それでも気持ちが良かった。
帰路は林で木漏れ日程度の林道部分が寒すぎる感じだったので、前回同様、カリヨン広場、五色温泉経由の一般道を下った。MAX51キロ。下りは危険だね。
風が強い1日で、特に往路の豊野へ向かう部分は超向かい風で20キロキープがやっとだった。よい疲労感で、タイムが遅かった分、疲労度も少ない。15日が仕事で中止のため、この分を取り返すために7月で連日実施の時は、初日ゆっくり、2日目真剣にとやってみよう。
峠付近は地すべりの亀裂が走り、地すべり計というのか観測の機材が置かれたみかん箱ほどの木箱がいくつも設置されていて、峠の少し手前より一般車は現在も通行止。そして峠では写真のように山之内町・熊の湯方面へも通行止のまま。
10 - サボリ又は休養 - 時間がとれずに、走れなかった。夜の会議で丸子町へ行っていた。帰りはちょうどいい電車に間に合わず、長野着は23時25分頃、事務所へ戻って着替えて走って帰るか、事務所においてあるMTBもどきで帰るか迷ったが、眠くて自転車で帰ることにした。その途中で、今度は、お腹が減ってきて、これは大屋の駅と会場の25分×2の歩きがあったせいだろう。つまるところ、通り道にある深夜営業のクルマヤのラーメン。入った時はまだ日付変更前で、これで1日4食といったところ。ビールとラーメン、この日はクラッシックラガー。何も言わないと店ではスーパードライを出していた。なお、信濃鉄道で上田-大屋間に信濃国分寺という駅ができていた。オラホへの地ビールマラニックの際、史跡編としてはここも加えて川中島古戦場、信濃国分寺、海野宿といこうか、川を渡る回数が2度増える程度でそれほどコースオーバーにはならないしね。(記載は11日)
11 - 雨で休み - 朝は昨夜乗って帰ったMTBもどきで行ったため、走らなかったら、帰りは天気予報通り雨になった。その降り方に強弱はあったので、小降り時に走り出るてもあったが、速く帰ってサッカーと、やめておいた。
12 13 朝5、夕8の通勤run 58.0 ランナーズパックのサロマのツアー料金を近畿日本ツーリストに払い込む。気持ちをサロマに。
朝、通勤時に高木さんと一緒になり、石川さんとの連戦の高木案星取表について、サロマ後の見直しを頼んでおいた。
夜メールを開くと、その石川さんから、秋田は「綿密なトレーニング計画でサブ9をねらって」とあった。それから「11月初めには3・4日で池田ハーフと三郷ハーフの連戦11月末には大田原と河口湖またはつくばの連戦ってのもあります.二日連続というのは未体験ですから,ウルトラ班としては是非一度体験しておきたいものです.フル10日連続への第一歩として......」とのお誘いもあった。累計84km
<夕jog後>体重は左欄、体脂肪率15.2 体脂肪量8.8
13 10 朝5、夕5の通勤jog - -
14 5 朝5の通勤jog〜run - 朝の通勤jogで今週2度目の高木さんにあい、夜の県民文化でのマンハッタン・ジャズ・オーケストラの時間打ち合わせができる。こちらは仕事場からだが、午後休暇の高木さんがサッカーの日本戦を見て、興奮でコンサートを忘れないようにね、とこちらから。
15 10 第3回笠岳峠ヒルクライム→仕事が入り中止
23:35〜長野東局運動公園サブトラック
- 月1度の土曜出勤日が今月はこの日になったため中止とした笠岳峠ヒルクライム。この日の分はどこかで土日連続でやるか、平日に有給休暇をとった日に実施する。
雨上がりの23時台からの夜中ランは長野東局でランナズ社宛郵便物、金曜日に届いていたサロマの長野陸連承認印を投函。そのまま運動公園サブトラックを走った。オレンジの明かりは東側と西側に確か2つ点灯していたはずが、東側のみになっていた。そしてやはり0時15分に消えた。公園内に車はあるが、サブトラを走っているのは私一人だった。
会報作業開始2日目。累計109km
16 - 直江津出張 - 夜のサッカーTV観戦には間に合うように帰れたが、かなり、飲んできてしまい、そのまま酔いつぶれ走る時間はとれなかった。(17日記)
17 12 18:30〜東口・マルコメ前堤防路・相生橋・河川敷公園・里島発電所・往生寺参道・雲上殿・地附山山麓・湯谷団地・稲田12km 58.6 午後7:24、ちょうど薄暗がりになりだす頃、雲上殿で大峰山深くからのヨタカの声を聞く。今年初めて。そういえば、ホタル・ヨタカ・ロードの季節だった。仕事場の出発を7時過ぎにして、今日のコース+湯福川の通称「しぐれ沢」を入れれば、ホタル・ヨタカ・ロードになる。
山崎さんより、飯山の報告が入る。累計121km
18 10 朝と夜21:40〜通勤run各5 - 仕事が二つ重なり、休むに休めず、日本戦又もだめ。
韓国戦はちゅど、ハーフタイムの間に家に走り帰り、最後まで見ることができた。興奮した。日本戦と雰囲気が違うね。「ワールドカップの世界地図」(PHP新書)に1960年のイングランド大会の北朝鮮のことが書かれていて、それを読むと、今回の相手とイタリアに勝ち決勝Tに進み、準々決勝でやはり今回戦った相手ポルトガルに前半押しながら、5−3で敗れたことが「伝説のゲーム」として書かれている。今大会、それの再現に似て、めぐり合わせの妙を感じる。サッカーを見るためにキロ4分台で走って帰る日がこれで2日目。累計131km
19 10 朝夕の各5の通勤jog 57.6 「EUREKAユリイカ」を21:00から見始めて、とうとう最後まで見てしまった。こんなに長い映画だとは…。もう眠くなる時間になっていた。222分とは最近見た映画で最長の時間。今の日本の映画としては良作。セピアに近いモノクロは少々疲れたが、ラストの景色何かカラーになったような、記憶が定かでないが、錯覚か、それともカラーだったのか、?、もう一度見よう。NMC会報作業を1日のばしてしまった。金曜日に休みでもとらないと間に合わないかな?金土で仕上げる。職場の仕事は後1件片付けるだけで一段落する。累計141km
<夕jog後>体重は左欄、体脂肪率17.4 体脂肪量10.0
20 10 朝5run,、夕5のjog各通勤路 57.6 朝、忘れ物をとりに戻るロスがあり、ランとなる。キロ5分にあげる。前方に赤いTシャツ、緑のランナーズ・ディバックの高木さんを発見。さらに上げ追いつく。私は黒のTシャツ、二人ともユニクロ・クールマックスTシャツで決めていたのだ。素材の評価は申し分なし、アシックスなどのスポーツメーカーやランナーズでさえ、素材を殺すブランドプリントやイラストプリントなどがあるのに、ユニクロは一切なし、「いける」で評価は一致。松ちゃんの「クラブみんなが来ていたら…」はおそらく、今日の二人を見た方は微塵も思わなかっただろう。朝の二人の写真撮ってもらおうか!  
「ランナーズ」8月号が届いたが、すすき川お盆駅伝が載ってない。どうしたんだろうか? 杉山さんのところへも案内は来ていない。会報少しだけ進む。残り6ページ。累計151km
<夕jog後>体重は左欄、体脂肪率16.9 体脂肪量9.7
21 17 朝5run,、夕18:30〜W公園周りのjog12 56.8 このところ、朝は毎日キロ5分か、それで仕事場へ滑り込む。帰路は西和田公園と運動公園を回るjogで、サブトラックへは7時10分頃か、まだ15名近くいましたね。朝夕の各5キロの積み上げがきいて累計168kmまできた。サロマまでに250キロとしたい。
<夕jog後>体重は左欄、体脂肪率16.4 体脂肪量9.3
22 - 笠岳峠ヒルクライム中止 - 会報作業のためスケジュールにあげ、日程を公開していた笠岳峠ヒルクライムは中止。1日パソコンに向かっている予定だ。夕方走れる程に、8割くらいできていればいいのだが…。
23 5 菅平スポーツランド陸上競技記録会5千m - 1周多く回ってしまった。霧の菅平高原の5000m記録会。サロマ100の試し履きで走った。サロマはこれまで27サイズで来ていたが、それがきつく感じたので、27.5で購入。結構、スピードを上げても走れた。30日はこれで行こう。後20キロほどこれで走っておけば大丈夫。累計172km
24 13 夜22:00〜のホタルロードjog - 左足、ふくらはぎのすぐ下アキレス腱の上が10キロ過ぎから痛みだす。前日の5000mの高速ランで筋肉にストレスがかかったのだろう。そういう走りのトレーニングはしてないから。
ホタルは寒くなってしまったので、妻科神社下の用水に1匹いただけで、信大教育学部グランド裏の川も、湯福川もゼロだった。家の近くの浅川は15日から出ているのに。累計185km
25 1 休養 - 車検で車を車のサービスセンターへ。よって往路3キロjogのところ1キロでやめる。ふくらはぎの張りが残っている。
夜はメルパルクで飲み会でした。累計185km
26 - 休養 - -
27 - 休養 - -
28 - 移動日 - 北海道入りでは初めての女満別空港、ランナーズと旅行社の共同企画のツアーの近畿日本ツーリストの方にあった3泊4日コースを利用。空港から大会受付会場を通って受付を済ませ、今回の宿のある紋別へ入る。途中の道の駅で、早速サッポロ・クラッシック、北海道限定の麦芽とホップのビールだ。これ一時期、長野の百貨店やスーパーなどの店頭で売られた時期があったけど、昔の話。今は、北海道でしか飲めない。これにて北海道に来たという感じになる。
29 3 - 朝食後、昨夜お腹を冷やしたか、何かに当たったか下痢。早速、百草丸を飲む。しばらく部屋でじっとしていた。2度ほどトイレに行ったか。これが明日なら駄目だねと思いながら。そうしていても仕方がないので、散歩に。本当は10キロくらい走るつもりだったが、これは危ない感じで、歩きになった次第。紋別の400mトラックのある陸上競技場で、さらに1回トイレに。これで収まった感じ。オホーツクタワーなどみて、一路町の方に戻り、少し遅れた昼食、「味処あづま」のオホーツク丼とサッポロクラッシックのジョッキ生。この後ホテルの部屋に戻り、酔いが醒めた夕方、昨日見つけた高台の紋別公園へ散歩ジョグ。公園内の芝生を約3キロ走り、大丈夫だろうとの感触をつかむ。累計188km
30 100 第17回サロマ湖100キロウルトラマラソン5:00〜 - 朝があけるのは3時40分から50分の間、紋別のホテルからバスで湧別の受付スタート地点へ移動中に夜が明けた。

会場の賑わいにもびっくり。フル百の大亀さん(新潟県)に会う、今年一緒の大会がもっとも多い方。また例のパラソルの斉藤さんも目だっていた。5月に移動の八ヶ岳は「桜道と近すぎる」というとで、しばらく本県には顔を見せてない。長野県からは50の2名も含め13名がエントリーしていた。

前半オーバーペース気味、フル通過4:04:31 50キロ通過4:54:33 修正できたのは50〜60キロあたり。しかし、時既に遅く、気温上昇のダメージも加わり、60キロ過ぎは一気に減速、70キロを過ぎてはどうがんばっても心拍が122あたり落ち込み、もう手の打ちようがなかった。タダひたすら足を前に出すのみ。
距離を少しでも短く感じられるように、なぜか、残りの距離を30キロなら15+15というように足して数えていて、気分的な錯覚も得ようとした。
さらに残り1キロは6分40秒と過去のあらゆる大会のラストで最も遅いタイムを刻んだ。
終わってみれば、石川さんの八ヶ岳より2分速いだけの10時間52分台(電光掲示時計)のゴール。いかに石川さんの八ヶ岳のタイムが凄いか、よくわかる。
6月に入り状態としてはフル3時間半を数秒切れる程度には体力を維持してきたつもり。しかし、2度の予定をキャンセルした笠岳峠ヒルクライム、走り込み不足などによる基礎体力の後退は否めない。70キロで右膝に張りが出たことがその現れだろう。網走地方気象台の観測で佐呂間地方で27.9度まで上がったとう暑さからのダメージが二つ目。そしてフルではできる計算や修正がこの100ではきかなかったこと…以上3点が失敗レースの要因。
コースは覚えたので、もう一度、サロマはチャレンジしてみたい。
80キロから入り、89キロ半ば過ぎで折り返すワッカ原生花園は飽きることがなく、やはりこの大会最大の見所だった。写真のところは花はないが、きれいなエゾスカシユリの花はどこかのホームページで見て欲しい。
目標 350
結果 288
上で、runはキロ4分〜5分30秒内、jogはキロ5分30秒〜6分30秒の範囲。

今年、2002年…1月 2月 3月 4月 5月
昨年、2001年…1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月        著者について 
ダイアリー関係のそれ以前は下
    1987年から2000年7月までのトレーニングとフルマラソンの大会結果一覧
    2000年 8月と9月 10月 11月  12月