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(現コース最後)

NMC3企画:試走会、サブスリー道場、希望日試走会の成果は…

第3回3/16試走会の小布施橋スタート直後、NMCを代表するサブスリー両エース轟・塩沢が集団をひっぱって行く。
 今年長野マラソンに初めてエントリーされた方はラッキーだ。国際陸連の記録公認基準に合わせて早ければ来年からコース変更するとされる長野マラソン。だから最初の5kmで100m超も下る珍しい現在コースを走れる最後チャンスとなるかもしれないのだ。そんなことから長野マラソンクラブ(NMC)でも現コースでのベストタイムを残しておこうと、一段と意気込みが増している。
 クラブではこのホームページで紹介してきたように自主なものも含め3企画を立てて取り組んできた。
 

NMC公式試走会4回

 自主的なものに対しての「公式」とするクラブ主催の試走会。試走会は交通事情など安全の確保の面からあのスタートの下り部分は走らない。本番で大方流れに乗ってきてしまうのが小布施橋あたりまで(ほぼ橋の中程が15km地点)。試走会はこれ以降の部分、小布施橋堤防(16kmのやや手前)からゴールのオリンピックスタジアムまでの約26kmで実施している。
 本番で長く感じる堤防道路、疲労が出てくる五輪大橋以降の大塚の折り返し、さらには松代大橋が見えて遠い更埴橋以降の堤防道路、わずかな坂が苦しい松代大橋の入り、スタジアムが見えてなかなか着かないラスト2kmの直線道路を何回も走ってもらうことで、コースを体で覚えて、距離以上に感じる幻惑の距離感をなくしてしまおうというもの。
 今期は当初は昨年12月から5回実施の予定だったが、大雪の日と重なり中止が多く、予定外で加えた3月30日実施分で4回にとどまる。前回ここで紹介の第3回27人が最大参加人数となる見込みだ。
長野マラソンのポイントどころ、五輪大橋の中ほどを行く第3回試走会3/16の最終グループ。橋を降りて本番の30km地点。
 左上写真の先頭、轟は本番2:53:00を予定している。その横2人おいて左は塩沢、スタートはゆっくり目だがイーブンペースで落ちないことからこれまでサブスリーを目指す方の照準ランナーとして勧めてきたが今年は2:52:00を予定で大会ベストを狙ってくる。その右隣、長野でまだサブスリーのない梨本も当然サブスリーを狙って来る。その周りにはサブスリーめざしのメンバーが走る。
 一方、右の写真はコースのポイントとなる五輪大橋中央あたりのこの日の最後尾グループ。ウルトラの2人、飯泉(右手前)と田村(後ろ左)がサポートランナーとしてついている。写真撮影の三田もウルトラ派で、3名のウルトラランナーがガードするのは初マラソンとなる手前左・三石とその横昨年初完走の柳沢、そして手を上げている飯島の2人。この3名についいては既にこのページ上で初完走OK、大会ベストOKを書き込んできた。試走会スタッフとしてはこのあたりの結果がおそらく一番嬉しいところとなるだろう。

サブスリー道場2003も4回

 このHP更新作業中の時間帯で実施されていたのが「NMCサブスリー道場2003」だ。長野運動公園サブトラックでトレーニングを積むクラブメンバーを称した呼び方から始まった自主練習グループ「サブトラ班」が企画したもの。 そこでは運動公園外周約1.5kmを周回する。練習後に次回期日を決めその日にあわせてトレーニングをして臨む。かなりのスピード走だ。最初10周ではじめたが、1月からは20周30km走となっている。かなりきついと評判だ。これで現役サブスリーは更に記録のアップと安定を目指す。またサブスリー狙い組は「きつい、きつい」といいながらも確実についていっている。写真は12名が参加して激走した第3回3/8のラスト、給水テーブルを引き上げてきた解散の前に撮影したため全員でない7名。班の名称がとられたサブトラックを背景にして。
 そしてつい先頃、サブトラ班のキャップ、道場の主宰者の轟駅伝部長がサブトラ班ホームページを立ち上げた。掲示板も出来ていて今後はNMC掲示板とは別に更にテーマを絞った書き込みが続きそうだ。
 ここでは、昨年大町3:18:10でフル初完走、翌月の大田原で3:14:33、そしてフル3回目が今度の長野となるサブトラ班副班長の羽田に注目が集まる。フル初完走してわずか半年と少し、3度目でサブスリーがいけるか。羽田の強みはきっちりとトレーグが出来て故障もないことだ。
 現在、長野マラソンにエントリー済が確認されているMMCメンバーでサブスリー安全圏は丸山に轟、塩沢のサブスリー常連、これに道場参加組ではサブスリー達成者でまだ長野でのそれがない梨本、宮本あたりとみる。現在NMCではハーフマラソンのタイムからみてサブスリーが狙えると名前があがる者があと10名程いる。しかしかならずしもハーフの通りに行かないのがフルで、その点ではきっちりトレーニングを積んできての道場での定期的な30km走とトレーニング情報交換はレベルアップにもってこいなのかもしれない。
 3月29日の第4回道場、今期最後のそれはサブトラ班で成果を出した昨年大田原にならい本番3週間前に設定されたものだった。様子はサブトラ班HPで速報されるかもしれない。またウルトラの世界ではフルのサブスリーに匹敵レベルながらフルでサブスリーでないのが不思議な石川がこの道場に参加している。石川が最も羽田を意識しているかもしれない。この辺は面白いところだ。
 

希望日試走会は3回実施

第1回希望日試走会で本番の「あと5km」地点を通過の三石とサポートの三田(同日ガードランナーの石川が撮影)
 「第5回長野マラソンの初完走を目指すあなたの希望する日に、あなたのペースで、そして完走可能なペースで、NMCが実施の本番と同じ長野マラソン試走会コース(約26km)を走って、コースガイドします。希望日を申しつけ下さい」と初完走めざす方やサブスリーとは対極の「完走したい」「楽しく走りたい」人向けに「あなたのペースで、完走可能なペースで」という趣旨で実施してきたのが希望日試走会。現在までに3回実施、その様子は2回まではこのページで紹介してきた。別メニューの大坂下り組とゴールで合流した第3回はここを参照。この希望日試走会はフル65回完走でフルの出走大会では一度もリタイアのない三田(長野県で2人目のフル百楽走会会員)が応援隊の援助を得て実施してきた。上の2つは3月29日と30日をもち今期終了となるが、希望日試走会は希望があれば、直前1週間前まで実施の予定だ。 

第5回長野対策の3本柱

クラブ主催試走会、自主練習会「サブスリー道場」、「希望日試走会」

 長野マラソンクラブでは、長野マラソンコースの16km地点少し手前の小布施橋(豊野側)からゴールのオリンピックスタジアムまでの約26kmのクラブ主催の月1度の「試走会」、上級者向け「サブスリー道場2003」、さらに初マラソン完走を目指す人や時間いっぱい組みを応援の「希望日試走会」の3本立ての対策で第5回長野マラソンに臨みました。各スケジュールは「NMC今後の予定」ページで。
 あわせて、昨年3月掲示板に登場、その後トップページでも取り上げた次を参照「長野マラソンコース攻略法(コースをどう走る)…梨本」」と「長野マラソン攻略法・ヒント…轟」 

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