2001/10/21実施

本年度第3回地ビールマラニック
60km弱「海野宿」周りのOhLaHoに満足

昼のエイドは「更科の里そば祭り」の手打ちそば

 長野マラソンクラブの本年度第3回地ビールマラニックは初めて東部町の地麦酒倶楽部"OH! LA! HO"(オラホ)をめざした。10月21日、同日は竜の里須坂ロードレースなどもあり、参加者は3名と少なかった。
 右写真はゴール地点のオラホビール工場レストラン前で左より三田・木下・石川。長野からの三・石の二人は58キロ、坂城大橋から合流の木下さんはおよそその半分の距離を走ってきた。
 
 ほとんど無風の好条件の中、キロ6分〜7分のウルトラ完走ペースで終始話しながら、文字通りのランニング談義がいくつも続いた。篠ノ井橋に向う時、トレーニング中の宮沢道成さんとすれ違い、「ゴールまで行ってよ」と激励もされる。さずが我がクラブメンバー、いい走り、フォームもきれいだった。

 サイクリング道路がいったん途切れて、上山田温泉の堤防道路を行くと、河川敷公園で「更科の里そば祭り」が開催中で、「そば祭り」「手打ちそば」の桃太郎旗が立ち並ぶ。ちょうど昼時で、「コンビニエイドよりいいね」と会場へ寄り道。始まったばかりのそば食い競争のステージを除く3方を囲むテントの列はそばの出店。どこも人だかり。長い列で待つわけにも行かず、すいてたお店に。これがまたいけた。婦人会のグループだろうか、更埴市「やまぶき会」、そば屋さんの出店でないのにいいこし、いい風味だった。1枚400円、もう1枚食べてもよかった。
 実は、ビールなども売られていて、ここでの誘惑は大だった。「25`も走ってきたし、そばを食べ、ここ上山田温泉につかって打ち上げにしようか」などと…。宮沢さんの言葉は、これを心配していたのかもしれない? しかし、もう、家を出て坂城大橋で1時に待つ、木下さんに悪いと、歩みを進める。

 サイクリング道路の坂城大橋手前では木下エイドが出来ていた。差し出されたのは缶ビール、信濃ブルワリー編では23キロ地点のコンビニで度数の低いスーパーモルトを飲んでいるので、「ありがとう」といただく。木下さんの奥さんともクラブ会報以外で初のご対面。木下さんがウルトラ志向なので、これから大変だなと思うが、そんなことは言わない。

 このあと千曲川サイクリング道路で春の新緑の頃最もきれいなところ(通称高木ポイント)を通過して、いったんサイクリング道路が途切れる。そこに木下スペシャルが用意されていた。歩道がなくて危ないからと鉄塔まわりのホームコースを勧められ、一般道800m区間を3.2qの山周りコースに変更。これは予定外で、おまけに缶ビールを一本あけた後でもあり、飲んだ私と石川さんは中途から歩きとなった程の急勾配。しかし、見晴らしは良かった。
 
 この後、上田を抜け、大屋から直接オラホをめざす予定だったが、「せっかくだから海野宿へ」と日本の道百選にも入る北国街道の宿駅へ。コース唯一の史跡、やはりこれを入れないと、この地ビールマラニックもビールと温泉だけになってしまう。

 長野駅東口を朝9時に出て、海野宿で4時、最終決定した50キロコースを変更せずに行っていれば、早ければオラホ着の時間になっていた。海野宿の一番外れにある神社に参拝、折り返し、一路オラホをめざす。

 ちょっと道を間違えたが、4時50分頃、無事オラホにたどり着いた。ツール・ド・オラホを知っている自転車乗りならわかる通称の「オラホ坂」、木下さんは元気に登ったが、三・石はラスト150mは走ったが、あとはほとんど歩きになっていた。

 さあ、湯楽里館の温泉に入りビールだ。ゴール地点では石川さんの奥さんがJRと徒歩で来て合流、一緒にビールと食事を楽しんだ。家族参加のこうした形もおおいによろしい。メニューがファミリーレストラン式のものになっていて、前と変ったなという感じだったが、ビールレストランに付き物の牛肉のビール煮もうまかった。ビールは1種類がちょうど切れていて3種類どまり。左の写真は「まずピール」とゴールデンエールをピッチャーで頼み、乾杯のところを石川さんの奥さんに撮影してもらった。
 今回は同日5時半に四国高知県中村市をスタートの四万十川ウルトラマラソンにクラブメンバー飯泉さんが参加しており、これにエールを送る意味もあった。7・8・9の3ヵ月、月間300キロをこなした飯泉さんが完走できないわけがないと信じて走っていた。飯泉さん報告待ちです。
 なお、今回、参加予定の前週・苗場の武捨さんが回復しておらず見合わせたのが残念だった。(10/23記・三田茂延)
※以上、2001/10/23〜27の Santax & 長野マラソンクラブのトップページに使用。

コース順の追加写真


以下は11/11up分
メインコースとして使用の千曲川サイクリングロードは「中部北陸自然遊歩道」を兼ねている。この遊歩道への不満があるのだが、それは別の機会にupする。ところで上のトップページ使用部分で海野宿を「コース唯一の史跡」と記しているが、この旧環境庁の標識は川中島古戦場から2.8q地点とあり、実はここに来るまでに川中島古戦場の裏手を通って来ているのだ。次回は少し古戦場公園に入るような寄り道を組んでみたい。
上山田温泉を後にして千曲川サイクリングロードを行く石川さん。
坂城大橋を前にして、木下エイドが設けられていた。差し出されたのは、石川さんが持っているのわかりますか?バドワザーだ。
参考:ビールが出る大会について 岡山県で地元のトライアスロンクラブが4月に「鬼退治マラニック50q」をやっているが、そこの中間点あたりで、焼きそばとビールが用意されている。94年にこれに参加したとき、先発組みに飲まれてしまい、私の通過時は空き缶だけだった。ところが、このあとコース最大の登りがあり、「飲まずに助かった」と思ったことがある。今回は約30km地点少し前で、まだ先は半分も残っているのに、飲んでしまった。
ゴールにビールが振舞われる、あるいは水やスポ飲料と同様無料でおかれているフルマラソンは、石垣島での「八重山マラソン」(オリオンビールが飲める)、また当クラブメンバーでフル百楽走会の押木正暢さんが地元のお仲間と企画運営した「2000年信濃路マラソン」の二つ。いずれも飲み放題ではありません。1〜2本です。(注記・三田)
坂城大橋を過ぎ、サイクリング道路の一番いい感じのところに差し掛かる。イージーの最初のオラホ自転車ツーリングの際、「新緑の頃のここはこのコースで私の一番好きなところ」と高木さんから紹介があった場所。まだ新緑の頃に通ってない。今回は紅葉にも早くて…。まあ、地元の木下さんはここをホームコースにしているから、その時期のよさは一番良く知っておられよう。
画像にマウスをもって行き、ロールオーバー効果を見て下さい。200mほどダッシュしていき、2枚撮ったものです。
坂城が地元の木下さんが安全だからと正面を指差し入る道へ誘う。
自転車ツーリングの時は左に折れて県道を行ってしまうところ。
坂道が始まる。ここをトレーニングコースにしている木下さんは楽々上って行ってしまう。我々二人は、まだバドワイザーを飲んだばかりで、これはきつい。前が木下さん、後ろ石川さん。
ピーク点の鉄塔のある高台に。一気のぼりだった。下に千曲川が見える。250mくらいの登りか?
そして、旧北国街道の海野宿入り この海野宿を往復。往路はせっかくだからと歩いた。復路で軽いjog程度のスピードで、保存されいている宿場の町並みを鑑賞。
もう1枚、遠く左に見えるケヤキの大木のある神社まで行ってきた.そこまでが海野宿。
さあ、一路オラホだ。
オラホレストラン横の温泉・湯楽里館で、電車で大屋駅まで来て、そこより歩いてきた石川さん奥さんと合流。
待望のビールへ。
新しいピッチャーが真中に置かれている。種類ごとにグラスを変えてくれたので、テーブルには、この段階で3種類あるかもしれない。
大屋駅までのタクシーを待つ間に撮ってもらったもの。レストラン入り口の壁前で。

参考:事前に「2001年NMC今後の予定」ページに掲載していた練習会要項

★10月21日は、年間計画では「地ビールマラニック」(練習会)です。
 長野から東部町オラホを目指す55kmコースで実施!!!★

 JR長野駅を出発、千曲川サイクリングロードをベースに,東部町の「オラオビール」を目指す地ビールマラニックを実施します。東部町に入り、「オラホ」に向うラストの坂を除き、コースは平坦です。キロ6分台から7分、フルマラソンを5時間で完走できるペースを予定。
 当日は四万十川ウルトラマラソンがの100qの部が朝5時半スタート(制限時間14時間)しています。クラブから飯泉さんがエントリー、四国・高知県中村市に遠征します。その「飯泉さん頑張れ!Go Go!」と、100キロには及びせんが、約55キロを走ることで、応援のエールを送ります。
 中途の橋から橋までなどの好きな部分のみや中途からゴールの参加も可とします。四万十川の第1回に出て共にに完走の高木・三田、そしてクラブウルトラ現役No1の石川のクラブウルトラ陣企画です。

 期日 10月21日(日)定刻スタートの為、各自ストレッチなど済ませておいてください。  
 スタート時間 午前9時(集合5分前)
 集合及びスタート場所 長野駅東口のデッキ集合
 目的地 東部町オラホビール 
 到着予定時間 午後4時〜4時半の間
 ゴール後 オラホビール横の「湯楽里館」で温泉に入り、オラホのレストランで、打ち上げ。
 費 用  @実費部分(途中のコンビニ・エイドの各自分、ゴール地点の温泉及びレストラン4千円くらい、帰りのJR代)  Aスポレク保険費用等含む参加費(クラブ員は無料ですが、部外は1ヵ月分会費相当の250円とします。この練習会報告の会報付)。
 ■注意点
 ※雨天決行。ただし、状況により中途打ち切りあり。
 ※着替えもディバッグに入れて走ります。
 ※各自の責任で走ること、走れなくなっても伴走車はありません。
 ※当日申込みはスポレク保険対象になりません。
 ※参加申込み、お問い合わせ又当日の連絡などクラブ事務局・三田の携帯090-1530-5083へ(iモードではありません。)

(まだ、正確な距離測定を実施していませんが、コースはチームイージー長野のツールド・オラホ・コースをJR長野駅出発に変えかつ千曲川サイクリングロードを川中島古戦場手前の橋から入りサイクリングロードで千曲橋まで行く以外は同じです。既に長野駅から松代大橋下まではランで試走済み。なお、大屋地区はせっかくですので海野宿経由とする予定です。正確な距離表示が出来ない場合もありますので、ご了承ください。)

有森裕子さんが市民ラン−と64`走った吹田中の島耐久5時間走大会2001/9/23へ(三田編)
北緯40°秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン2001/9/23へ(石川編)
セルフディスカバリークロスマウンテンマラソン2001/7/22へ(三田編)

Santax & 長野マラソンクラブ