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長野マラソン新コースの試走会を開始!

まだ寒い長野市、気温0〜4℃の晴、無風の中で

1月18日午前10時40分、長野駅の東口付近で撮影。長野マラソンクラブ主催の長野マラソンコースの試走会に集まったクラブメンバー14名と一般参加の2名。このほかにこの日、最終ランナーに付いた杉山会長と同日スタッフに回った撮影者・三田がいる。晴れたため大地は冷え込み、この時間でもまだ気温0℃だった。ここを10:45にスタートしている。マウスを置くと最終ランナーを迎えるまで日だまりに残っていたメンバーのオリンピックスタジアム・ゴールゲートをバックにした14:11撮影の写真になります。

長野マラソン新コースは長野市の平地部の施設を回る平坦路

ビックハットを回って僅か来たところ(本番11km地点あたり)。「夢庵」前の歩道。試走会では歩道のあるところは歩道を走る。もちろん歩行者の安全を妨げないように注意して。今回試走会では五輪大橋までは歩道幅により集団もしくは一列でゆっくりと行ってもらった。
長野マラソンの新コースのサンマリーン手前あたり。スピードランナーの小林(右)・山崎(左)の2人が行く。
右手の山は長野市の最高峰1917mの飯綱山。左手に横長に見えるのはこの位置からは遠くなり低く見えるが百名山の高妻山2353mのある戸隠連邦だ。
 長野オリンピック記念長野マラソンは、今年第6回を迎え、長野市内平地部オリンピック施設を巡るコースに生まれ変わる。
 コース変更賛否はクラブ内半々か
 長野マラソンクラブ(NMC)では、市民マラソンに徹すれば前回までのコースでいいんではないかと、これまでの山ノ内町-中野市-小布施町−豊野町-長野市を巡るコースを惜しむ声と、記録の期待できる平坦な長野市だけの平地施設巡りの新コースを支持する声が半々くらいかと思われる。
 新コースのスタート
 新コースのスタートは、NMCメンバー、とりわけサブトラ班のスピード陣が日頃トレーニングをしている長野市東和田の長野運動公園。ここはオリンピックでビックハットと共にアイスホッケーの競技会場となっていたアクアウィング(現在温水プール)がある。その長野運動公園を出て、善光寺参道前から中央通りのセントラルスクエア(当時毎日表彰で盛り上がった場所)と長野市のど真ん中を通り、ビックハット、エムウェーブ、ホワイトリングを経て、堤防道路を12kmほど走り、そして南長野運動公園のオリンピックスタジアムにゴールする42.195km。坂と言えそうな所は、▽善光寺参道前に向かう部分、▽おなじみの五輪大橋への上がり、▽ほとんど坂でないけれど終盤なので坂と感じる松代大橋の入り部分--の3ヵ所だけで、ほとんど平坦と言っていいコースだ。(コース図は大会の公式ホームぺージにあるので、それを参照して欲しい
 NMCでは28kmの試走会コースを設定
 このうちNMCでは本番コースから安全が確保出来る約26kmをとりアクセス路を含め約28kmの試走会コースを設定している。特に五輪大橋の上がりきった本番20km地点からスタジアムのゴールゲートの42km地点までの22kmは完全な本番コースだ。そして今回、更埴橋を渡らずに川中島古戦場沿いに千曲川堤防を行き、松代大橋をくぐり(本番29kmあたり)、赤坂橋のつぎの岩野橋をわたり対岸堤防で松代大橋に戻る(39kmあたり)、この約10kmの千曲川両岸の堤防部分を走っておくことをねらいとしている。それは距離的にも30kmを過ぎて体がきつくなってくるところに、いったんは近くに見えていたゴールのスタジアムが遠ざかっていくという部分が加わり、精神的にも苦しくなるところだからだ。実際、試走会で初めてこの部分を走った多くの人がそれを口した。したがって地の利で、「ここを何度も走ろう」ということだ。3度も走っておけばコースが記憶に刻まれるので、本番が楽になる。
 そのNMC試走会コースでは、集まりやすい長野駅に集合、オリンピックのチケット売り場などがあった駅の東口をスタートとしている。そして1km少し行った信大工学部キャンパスの角の交差点から本番コースに入る。ビックハット手前で本番10km地点、母袋の信号は地下道で松岡側に出ていく。そしてサンマリーン北信号までは本番通り走り、そこから本番コースに分かれて五輪大橋の歩道に向かい歩道を上がると五輪大橋の上りきった本番20km地点に出る。この道をとっている。あとは前述のように本番コース。
新コースはこれまでのホワイトリングあとの更埴橋を渡らずそのまま堤防道路を進む。中部北陸自然歩道の川中島古戦場跡の看板前に用意した給水設置点。コース通り来た佐藤、八木の先頭の2人。写真にマウスで後続ランナー集団の給水へ。写真クリックでその拡大写真に。なお魔法瓶には暖かいお茶。これが結構好まれて次に給水を用意したゴール地点では途中から空になってしまった。この時期は8名に1本必要かな。

3名のコースアウトが出てしまう

 12月の試走会が大雪で中止していて1月18日が第1回の試走会だった。この日は、前回のクラブ行事の初詣マラニックでコースアウトが出たことから、試走会のコースに太線を付した国土地理院の1/25000地図を用意しお渡しした。この地図は堤防道路部分のサイクリング道路(現在全面舗装の工事中)も記載されていて、これなら迷うこともないだろうと思った。そしてスタート前にはそれに基づき、「更埴橋を渡らず進み、古戦場裏で給水を用意する」と説明をした。
 ところがこれまでの大会のようにホワイトリングあとの堤防道路の更埴橋を渡って昨年コースを行ってしまった方が3名あった。五輪大橋から走力別グループの走りになっていて先頭を走っていたスピードランナーの3名がコースアウトした形だ。天気もよく久しぶりに雪のないところを走れて気持ちが先に、そしてつい慣れたコースに行ってしまったのかもしれない。3名のうち、サブトラ班副班長の羽田さんは気が付いて声をかけようとしたが先頭走者のサブスリーランナー宮本さんとハーフまでは抜群に速い山崎さんが速くて声が届かなかったとのことで、気が付くところまで追いかけたようだ。
 給水地点(左の写真)としていた松代大橋手前、川中島古戦場裏に最初にやってきたのは1月11日に試走会コースの試走をしているNMC事務局次長の佐藤、初詣マラニックでコースの一部を走っていた八木のふたりだった。この2人以降はきちっとコース通り来てくれた。
 さらに赤坂橋−岩野橋間では堤防の歩道を走り、再び舗装工事中のサイクリング道路に入るのだが、ここでサブフォー周辺の中島さんらが一般道へ下りてしまったらしい。それだけ正しく先頭を走っていた3時間15分内走力の2人が見えないほど距離があいてしまったようだ。しかし気が付いて戻っており、地図効果も出て以後の4時間〜4時間半グループの後続が迷うこともなかった。
 故障をかかえるサブスリーランナーの小林さんが足の状態から赤坂橋少し先より折り返しコース外の赤坂橋をわたった以外は、いったんコースアウトした3名も岩野橋を渡って途中より正規コースに戻ったようだった。
スタジアムのゴールゲートへの進入路に入った柳沢と最後尾走を務めた杉山会長を迎える野池。14:06撮影。「そこまで行くの?」と柳沢さんの指さす先100mほどにゴールゲートがある。
 10:45長野駅東口をスタートで、スタジアムのゴールゲートには13:06頃より到着しだし、最終走者も14:07には入っていた。丁度ゴール地点での1時間の時間差は事前の掲示板で予告した通りだった。
 気温が日だまりで上がっても6℃くらいだったろうか、正規に測定するとスタート0℃、途中から4℃といったところだった。走っていて寒さを感じなかったのはサンマリーン横の長野市の清掃工場の煙リが真上に上がっていたように風がなかったからだ。NMC事務局2人が試走をした前週の11日には、晴で気温も12.3℃まで上がったが強風のため向かい風部分で2.7℃まで下がる激しさだったので、片道5kmずつはある堤防道路は風次第だ。
-以上、NMC事務局・三田-
 参加者の感想を掲示板抜粋からつけておこう。
試走会いいね 投稿者:なかじま  投稿日: 1月19日(月)23時16分38秒
本番とは違って皆で話をしながら、楽しく走れました。山々の美しかったこと、澄み切った青空には感動しました。コースアウトもしましたが、それも楽しかったかな。私も足首を痛めていましたが、走れることがわかりました。これで、気持ちも吹っ切れウルトラを野辺山100kmに変更しました。でも、100kmなんて、想像もつかないね。
試走会ありがとうございました 投稿者:みついし  投稿日: 1月19日(月)20時02分30秒
寒かったけどいいお天気になりいい練習ができました。三田さんに練習不足を指摘され、一度くずれた走力を戻すのは大変だなーと思いながら走りました。案の定ヘロヘロでのゴールでした。長野マラソンを目標に頑張らなくちゃ!
    これからの大会
 フルマラソンでは、2月1日の木津川に 和田、2月11日の勝田に小宮山がエントリー。ハーフマラソンでは2月1日の神奈川に石川、2月11日の国立武蔵丘陵森林公園に 武捨がエントリーしています。

長野マラソン新コースの第2回試走会は2月15日です。詳細はNMC今後の予定ページで。


2月28日、総会新年会です。

詳細はNMC今後の予定ページで。


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