Santax & 長野マラソンクラブ の2003/10/22-10-31のトップページ
NMCスピード陣からサブスリー2人ほかベスト更新も
新潟マラソンはフルとハーフが10時に同時スタート、ここは折り返し点及び中間点を過ぎた22kmあたりか、ゼッケン1612番は長野MC(長野マラソンクラブ)チームウェアで走る羽田さん。撮影時間11:36。新潟のフルは制限時間が4時間と厳しいが平坦コースになって以降、ベストタイムが更新出来る大会として結構スピードランナーから人気がある。いつもは地元の大町アルプスマラソンの翌週開催だが、大町が第3週に移動したことで、NMCのサブトラ班を中心とするスピード陣は記録がねらえる新潟にシフトした形で、両方のフルに出たのはこの写真撮影をしたフル多走派の三田のみだった。
小林毅さんが初サブスリー!
轟さんは3大会連続!!!
長野県の県庁所在地のマラソンが長野マラソンなら、新潟県では新潟市で開催される新潟マラソンだ。12日その21回目が開催された。かって10月10日の晴れ特異日・体育の日固定で行われてきたが、祝祭日の法改正などに伴い第2日曜日開催になってきた。フル部、ハーフの部、10kmの部とある。新潟大学出発ゴールの時代はフルのコースは海岸線のアップダウン部分のある少々きついコースだったが、新潟市陸上競技場を発着の平坦コースにしてからは女子も含めて行われるようになった。ただ、制限時間が4時間なので市民マラソンとしてはきつい大会で、フルの参加人数も1000名を超えるに至っていない。長野マラソンクラブからはフルの部に新潟県会員1名を含む男子7名が参加、ハーフの部に女子1名が参加した。
フルとハーフは同時スタートでポツリと雨が当たり出しそうな中、午前10時スタートし、途中で雨が降りだした。しかし大降りでなく、降ったりやんだりで、12時経過した頃からは晴れとなり、13時頃には強い日差しが照りつける大会となった。
記録更新組は大田原(02年)・長野に続く3大会連続サブスリーの轟さんの数歩前でクラブトップをとった小林(毅)さんが初めてのサブスリー達成。佐藤さんが自己ベスト、ハーフで柳沢さんが自己ベストを記録した。
安定度抜群の塩沢さんは僅かにサブスリーに及ばなかったがそれほど不満なレースではないだろう。北海道マラソンの後遺症で心配された羽田さんも自己ベスト3:14の昨年大田原に迫るタイムで復調の兆し。三田も弘前の屈辱をはらし無難に半内にまとめることができた。一人膝の故障を抱えていた八木さんはそれほどタイムを落とさずゴールしてむしろ心配された。−以上三田記-
それでは、初サブスリーを達成の小林さんの声を掲示板より再掲
ラップタイム |
0〜5km:20'23(4'05/km) 5〜10km:20'32(4'06/km) 10〜15km:20'20(4'04/km) 15〜20km:20'25(4'05/km) 20〜25km:20'32(4'06/km) 25〜30km:21'29(4'18/km) 30〜35km:21'52(4'22/km) 35〜40km:22'44(4'33/km) 40〜goal:10'01(4'34/km) |
小林…新潟参加の皆さん・海外の高木さん石川さん・とくさんお疲れさまでした。またたくさんの祝辞ありがとうございました。ようやく達成しました。ちょうど一ヶ月前の富士の塔・小布施練習会のころ「明日レースでもいける」くらい練習での充実感があったのですが、以降日に日に不安が募り、気を紛らわそうとNMC(サブトラ班含)のHPにあるサブスリーへの道を読んだばっかりにかえって自分の走り込み不足を感じて更に不安が増し「自分は距離よりも内容を重視したんだ」と言い聞かせたり、とにかく本番前は落ち着きませんでした。といっても最後は開き直っていましたけど・・・。以下参考までにレース結果を報告します。レースを迎えるに当たってどのように攻めようか。今回4回目のフルとなりましたが、レースの組立というのがどうもよくわからない。(ハーフまでだったら勢いでいけるから迷わないんですけど・・・) 昨年の大町ではきつい後半の方がタイムがいいし、でも今年の長野は失速しているし、自分はイーブンでいける人か?先行逃げ切りか?やはりイーブンもオーバーペースも怖いので後半上がる分には問題なし、失速しても貯金ができる4'05/km前後で進めようと決めた。幸いにも前半は轟さんがず〜っと視界に見える範囲にいてくれたので、つかず離れずいい感じで進められ、中間点前で一度轟さんの前に出ました。
表参照、half:1:26:06 後半:1:32:12 差:6'06
後半やはり失速してバテバテとなってしまいましたが、そんなとき今度は後ろから轟さんが現れ、気合いをかけられ同時に引っ張ってもらいました。今回はこんな展開でかろうじて達成できたわけですが、これからも試行錯誤しながら自分でレースを作れるようになりたいです。-10月14日掲示板より-
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そして今回ハーフの自己ベストを出した柳沢さんから見た新潟マラソンを
柳沢…皆さん好記録ですっかり楽しませていただきました。私も(こんなでも)ほんの少しベスト更新でまあまあ良かったかな。
・轟さん 会場で体温計はびっくりしましたが、36.2度と確認し元気も出たのでしょうか。朝合流した時の第一印象がひどく具合悪そうで(体温計は正確?絶対熱がある感じでした・・・)そんなコンディションにもめげずすごいな。いろいろありがとうございました。
・塩沢さん 18年前の新潟がフルデビューと聞いて、私も18年も続けられたらいいなぁと思いました。轟さん、小林さんに気を取られて油断していている間のゴールで塩沢さん写真がないんです。すみません。
・三田さん 3:25定刻どおり競技場のへの入り口で発見。三田さんはチームウェアでなくても大丈夫かも。
NMCメンバー8名の第21回新潟マラソン記録 ゼッケン 氏名 タイム(G) 総合順位 種目名とその順位 1021 小林 毅 2:58:18 男58/525 フル男子18〜39歳 46/134 1436 轟 哲郎 2:58:19 男59/525 フル男子40歳代 15/181 1424 塩沢 一郎 3:03:28 男83/525 フル男子40歳代 22/181 1183 佐藤 伸 3:16:02 男160/525 フル男子18〜39歳 83/210 1612 羽田 豊 3:18:07 男177/525 フル男子40歳代 63/181 1718 三田 茂延 3:29:18 男250/525 フル男子50歳以上 46/134 1326 八木 正孝 3:35:18 男297/525 フル男子18〜39歳 130/210 5270 柳沢 眞弓 2:04:41 女119/217 ハーフ女子40歳代 43/72
・羽田さん 八木さん 故障を押しての出走、そして完走でうれしそうだった。ほっとした感じだったかな。
・同期の伸さん 自己ベスト8分も更新で凄いな。東京は1桁目指して頑張って下さい。コーナーで抜かれないでね〜!
・で同期の小林さん 「目標13時!」とそのとおりのゴールでしたね。念願のサブ3達成おめでとうございます。一人でやっちゃって大丈夫でした?
写真ができました。野辺山に続き、応援が楽しいです。大町はいやだな!-10月16日掲示板より-
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さて、その柳沢さんら「女性陣の大町」は現在ネット発表の記録待ち、及び掲示板投稿待ちです。なお、新潟ではクラブ旗、のぼり旗を誰も持って行かず旗でのクラブアピールは出来なかった。一方のぼり旗が広げられたのは、新潟と同日、日本時間では同日の夜10時だったが、北米大陸の2つのマラソン。ここでは高木さんと石川さんが走っていました。
それに行きましょう。
もう一人の海外組
高木報告:シカゴマラソン
高木直樹…「シカゴから無事帰還しました。結果は3:00:21でした。惜しくもサブ3ならずといったところですが、マラソン30数回目にして初めて、ほぼ完璧なレースをしました。点数をあげるとしたら95点です。残りの5点はサブ3できなかったので。もう大満足です。
天気はピーカンで気温は25℃まで上がりました。風も結構強かった。でもものすごい応援でした。今日は集中していたので、応援に気を使うことはできませんでした。
今の私の力はほぼ100%発揮できたと思います。これで3時間を切れないのであれば、それが今の力です。もう記録ねらいのマラソンは卒業しようかな。
ちなみに50歳になってから3戦連続エージグループで入賞していましたが、さすがに入賞はなく、1270人中17位でした。詳細はウオッチをチェックして報告します。-第1報、10月13日掲示板より
以降、掲示板で高木さんのレースとトレーニングの分析が4回に分けて登場してくる。第1回タイムねらい、第2回練習編、第3回高地トレーニングと体重、第4回心拍、これらについては現在掲示板でみられますが、「ボウルダー便り」ページを別途つくり見やすい形で一括掲載する予定。
そして日本のもうひとつ: 東京夢舞マラソン同じ12日には徳武さんと西島が出ていました。徳武さんのレポートを。
徳武さおり…東京は12日朝から雨。心配しながら受付を済まし、アピール用のTシャツに着替え1分ごとの時差スタート。こじんまりしたスタートですが参加者の‘楽しもう!’という雰囲気が伝わってきて自然に皆笑顔。歩道使用のため通行人の迷惑にならないよう途中歩いたり、信号待ちもかなりありました。そのうちに晴れ女徳武目がさめて本領発揮。雨もやみ暑くもなく観光にはちょうどいいコンディションとなりました。
四谷をスタートし、新宿(東京都庁)→原宿(NHK)→東京タワー→浅草寺→上野(動物園)→東京ドーム→皇居と都内の名所をグルッと一周。途中の日本橋では甲州の時、すでに夜だったためわからなかった景色をじっくり見て記念撮影。自分の足で東京見物でき、よく遊んだ一日でした。ゴール後いただいた完走証ならぬ参加証には‘だれもが都心を走れるフルマラソンの実現に向けて走る楽しさ・応援する楽しさをアピールされたことを証します’とありました。まさしくそのとおり。スタッフと参加者の手作り感あふれるこの大会また来年も来ようと思いました。
計時・順位はない大会でしたが、後半の下り部分で左足の前回と同じ部位に嫌な感じがはしり、ラスト10kmは自重の歩きとなってしまったため6時間以上かかってしまいました(西島さん、歩きにつきあっていただきすみません・・・) 。今週ぎりぎりまで様子みますが、後半の下り連続を考えると大町は応援にまわる可能性もあります・・・(自分では無理な走りはしてないつもりなんですが一度やったところは想像以上にもろいみたい)。八木さんも絶対に無理しないでください。-10月13日の掲示板より-
フルマラソンでは、マラソン人口の多い沖縄県で、10月26日の久米島マラソンでフルの部が初めて設けられる。すごい人気で宿泊施設が満室でエントリーしていても飛行機便もとれなかった方があるようだ。フル72回目の三田が参加する。11月に入ると9日にいびがわ(西島、三田、徳武さ)、渡瀬遊水池(和田)があり、16日には東京女子国際マラソン第20回記念市民マラソン(丸山一、小林毅、佐藤、武捨、羽田、西沢)がある。ウルトラでは10月25〜26日山岳耐久に飯泉がでる。
距離の短いハーフマラソンでは 10月26日長野県で人気の高い諏訪湖ハーフがあるが、八木、羽田、西島、柳沢、佐藤、小島の名前しか上がっていない。もっとエントリー者はいるのではないか。
-いずれも11月中旬まで記載、他の短い距離も含め詳しくは「NMCの今後の予定」ぺージで-