Santax & 長野マラソンクラブの2003/4/12-15のトップページで取り上げた話題
NMCでエントリーの43名を5グループで紹介 その2
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3年ぶりに新調のチームウェアのお渡し会を4月9日の夜、メルパルクの1Fレストランで。申し込んだ27名のうち、13名が集まる。羽田さん(写真上)が持つ長野MCロゴ入りのチームウェア。サブトラ正副班長、そしてサブトラ周回王とこれはサブトラ・テーブル。下では山口さんと柳沢さん(右)がウェアを手に。 |
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4月12日付の信濃毎日新聞朝刊でまずゼッケン2500番までのエントリー状況が発表になった。同日掲載分はまだ総エントリーの半分に満たない。13日に残り全部が発表となる。長野マラソンクラブ(会員54名)では事前のクラブ内アンケートとクラブ主催試走会などでメンバー43名のエントリー済を確認していたが、さらに新聞掲載名簿での点検をしているところだ。
去る9日には3年ぶりに新デザインを選択したチームウェアも出来上がり、お渡し会も開き、もっか注文者に配布中ということもあり、モチベーションも上がり、長野マラソン本番に向けて緊張が高まってきた。
ここでは事前に判明していたメンバーを5つの走力グループに分けて簡単なコメントをつけて紹介、当日の走りを予測する。長野マラソンに参加の全国からのランナー、また県下各地からのランナーは、それぞれの目標タイムで一緒に走ることのできるランナーが見つかるはずだ。
第1グループはこの1年内にサブスリーを出しているサブスリー常連と長野で初のサブスリーをめざす(A)。第2グループはそれに続く3時間から15分を狙う(B)。第3グループは3時間15分〜3時間30分にくくられるグループ。3時間半はサブスリーに次く一つの目標の分かれ目。第4グループは、通称サブフォー前後から3時間30分台をめざす(D)。そして完走めざしから4時間に迫る第5グループ(E)。
A |
サブスリーの可能性があり、悪くても3時間5分位で走れる |
丸山(一)・塩沢・梨本・宮本(恭)・松崎・小林・羽田・石川・轟 |
9名 |
B |
3時間〜3時間15分の走力があると思われる |
高木・山口・武捨・和田・佐藤・小島・三野・西條・徳武(裕)・山本・山崎・西沢 |
12名 |
C |
3時間15分〜3時間30分内 |
八木・宮沢・田村・朝日・飯泉・三田 |
6名 |
D |
3時間30分〜4時間30以内 |
高野・小松・木内・高橋・木下・大貫・徳武(さ)・西島・宮坂・原 |
10名 |
E |
4時間30分〜5時間5分までの完走 |
酒井、三石、岩崎、飯島、柳沢、押木 |
6名 |
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雪の中から始まったサブトラ班NMCサブスリー道場初日1月8日、宮本恭と塩沢の走り |
ABの二つのグループをサブスリー常連のクラブのエースランナーの一人で駅伝部長・サブトラ班班長の轟が、C〜Eのグループをフル通算65回完走で3時間半をかすかにきることにかけては超ベテランの域に達しているNMC事務局・三田が担当した。
3時間半で分けるとそれ以内に実に28名が入り、この3集団で67%となりクラブが少し偏っていると見られるかもしれない。しかし、現在Cグループに入れている飯泉さんを例にあげると、2000年の4月に初めて長野マラソンに挑戦、最後の関門でアウトとなってから当クラブ入りした。そして長野を2度完走、さらにウルトラもこなし、フルでは今年2月の勝田で3時間41分まできた。このようにトレーングが確実にレベルアップに結びついてきての分布だ。努力が正直報われるスポーツといえるのがフルマラソンの世界で、確実にC或いはDの前半あたりまでは来れるのだ。-以上、NMC事務局−
それでは、まずAグループから。
「Aの指標は、やはり塩沢さん。30キロ迄塩沢さんに先行している事が条件。それまでに先行されたら、もはやサブスリーは赤信号でしょう。」
丸山(一)…くびきの以来、調子が戻らなかった様だが、ここに来て「はるな梅」で快走。サブスリーは堅い所だが、本人曰く昨年並み(49分)は、いかがなものかと。塩沢…昨年の屈辱(リタイヤ)を晴らすために一年間頑張ってきた。サブスリー道場でも安定。後半の強さも相変わらずからサブスリー復活の可能性大。
梨本…サブスリー道場では常に積極的に先頭を走り、駅伝部のスピード練習もこなしている。あとは本番で、集団のペースメーカーにならない様に余裕を持って走れば可能。
宮本(恭)…何故か、長野マラソンでは結果が出せないでいるが、その実力は折り紙つき。流れるようなフォームは理想とする所、サブスリー道場では誰もが認める実力者なだけに、地元のプレッシャーさえ克服すればすんなり達成か。
小林…2002年ブレイクしたひとり。「守谷ハーフ」では4回立ち止まっても1時間20分という恐るべき走力と、サブスリー道場でのラストの切れ。本人が一番気にしているマメなどのトラブルがなければ、サブスリーはおろか40分台も見えてくる。
松崎…最近オーバーウェイトに悩まされているようだが、本番までにはきっちりあわせて来るであろう。あのぶっとい足から繰り出されるパワフルな走りで2年連続サブスリーなるか。ただ、オーバーウェイトが深刻でなければ良いが。
石川…あと一歩でサブスリーという状態が続き、モチベーションの維持も大変だと思うが、今回サブスリー道場皆勤と意欲を感じさせる。四回目の道場でボーダーラインをクリアした走りの再現と、給水等のトラブルがなければ一気にいけるかも。
羽田…2003年大ブレイクの予感。今年に入って「上里乾武」「神通川」とハーフでベストを連発、一気にサブスリー圏内入り。果たして3回目のフルでサブスリー突入なるか、NMC全員が注目するところ。
轟…3月に引いた風邪が長引き、その回復次第。練習量や足の調子は昨年より状態が良いだけに何とか2年ぶりの長野マラソンサブスリー復活と行きたいところである。
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第4回試走会の3月30日、左より小林、佐藤、石川、そしてクラブ入りが期待されるぐんと若い北條さん。北條さんの視線は17km地点の印に。 |
※上記9人は誰にもサブスリーの可能性があることは間違いないが、現実問題としては3〜6人位になるであろう。タイプとしては前半型(丸山・梨本・宮本・羽田・轟)と、後半型(塩沢・小林・石川・松崎)に二分されると考えられる。それぞれの走りが注目される。
Bグループ「Bでは、山口・和田・佐藤の3名が調子良さそうで、3時間10分切りを期待。」
山口…3月の試走会では非常に良い走りをしていた。力みのないリズミカルな走りで後半もさほど崩れないと思われる。今回期待。佐藤…彼も2003年はブレイクするであろう。確実にハーフの記録を更新しているので、今回でのサブスリーはともかく次回のフルでは確実にサブスリー狙いが出来るところまで来ている。和田…実際走りを拝見したことはないが、熊谷ハーフの記録から充分このクラスに入るであろうと思われる。
西沢…今年に入って体調不良で練習不足らしい。本来ならサブスリーランナーなのでAグループだと思うのだが。
西條…久しぶりにあの美しいフォームが見られるかと思うと楽しみである。年初から走り込んでいるようで、サブスリー復活を願うところだが最近大会に出場していないので取りあえずこの位置に。
山本…ハーフでのスピードはピカイチ。楽々サブスリー達成しても良いはずだが、彼の課題は諦めの早さにある。もう一つ精神力の強化と粘りが身に付けば大化けの可能性大。
山崎…フルに対して少し構えすぎの所がある。ペース配分と普段のハーフの様な走りが出来れば良いが、山本君同様後半の精神的強さが必要となってくる。
武捨…客観的に見て走りのキレと言う点では、昨年の試走会の時の方があったが、ここに来て「荒川市民マラソン」でベストを更新するなど、ウルトラの効果で確実に持久力はアップしている。後半押し上げていく走りに期待。
高木…下りのスペシャリストだけに対策も済ませ、前半の入りは速いであろう。サブスリー道場や試走会にも積極的に参加されているだけに、渡米前に一花咲かせて欲しいものである。
徳武(裕)…「伊那ロードレース」では、3月初旬にしては良い走りが出来ていた。このコースが最後ということで、今回に向けてかなり意欲的に取り組んでいるようである。
三野…長い距離(40q走)に意欲的に取り組んで来ただけに、4月に入ってどれだけ疲労(サブスリー道場も含めて)が抜けきれるかが、走りに影響してくるであろう。 小島…ベテラン健在。心配は練習のやり過ぎによる故障・体調不良である。大田原の時の様な走りを期待。
※ここでは、山口・佐藤・和田が大幅に記録を伸ばしそうな予感。ただこのグループは当日のコンディション次第で、30分位のタイムの上下が考えられる。(つまりブレイクもあればブレーキもある)
−以上轟−
CからEは後日に。
「長野マラソンコース攻略法(コースをどう走る)…梨本」」と「長野マラソン攻略法・ヒント…轟」
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