Santax & 長野マラソンクラブのトップページで取り上げた話題2002年の夏、8/8up、8/15up、8/28upの3点を新し順で。
2002/8/28初出版
チャリティ・リレー・マラソン405km、募金23,895円を24時間TVに
NMCメンバーの一部からの「走ることで人の役に立つことができないか」という声で企画がスタート。8月17日〜18日の日テレ系の24時間TVにあわせて進行した長野市東和田の長野運動公園での「24時間練習会=24hチャリティ・リレー・マラソン」は、総勢32名がタスキを渡し、24時間連続のAタスキが315km、参加が多い時に出したBタスキが90.4km、合計で405.4kmの距離を走りました。そして参加者各自が自由に1周幾らと決めて出した募金額の全額を放送時間中に長野の関係局TSBのイベント会場・募金受付場所に届ることができました(左写真)。
32名はNMCメンバー21名、NMCとの合同練習会も時折あるお友達・チームイージー長野のメンバー4名や両グループの5家族7名からなります。
17日19:00サブトラックのスタートは右写真のように左からAタスキ(杉山会長)、Bタスキ(TEN・中村)2本の第一走者で。同夜は若者たちの集団が芝公園で花火で遊ぶ中、ランナー達は黙々とタスキをつないでいきました。
サブトラックはいつも午前0時15分までついているはずのオレンジのライトが1灯早く消えてしまい、21時頃より、トラックのコーナーにランタンを照らすことになりました。開始時間から参加のイージーの高野さんは一度帰ってランタンを届けてくれてありがたかったです。これはNMCの高木さんも。
0時15分オレンジの灯りが完全に消えてからは、トラックの内側を仕切る高さ5cm、幅3cmくらいのコンクリの囲いにつまずく危険もあったので、24時間営業のマックスバリュウーに走り、懐中電灯を3個を買い、計5個のランタンと懐中電灯5つでトラックの進路を照らしました。懐中電灯が意外と効果がありました。
第2日の朝は、フルマラソンのクラブ・ナンバー1ランナー・丸山(一)さんが4時半頃に現れ15km走をして、テント泊組の睡眠時間確保に貢献して下さった。続いて現れた山本さん塩沢さんも同様です。また普段からサブトラックで練習をしている轟さんらサブトラ班のメンバーもタスキ渡し以外の走りも含めよく走って、スタッフが思い描いた「24時間、好きな時に来て走る」を楽しんでくれました。
17日、夜、サブトラ班もサブトラックに集まる。 朝の二人目、山本さん。 400mトラックは午後は実質「貸切」状態に。
18日は、ちょうど市民体育の日で普段有料のところが開放されていて、8時45分から400mトラックが利用できたので、同時間帯を走っていた飯泉さんの時に300mのサブトラックから400mの公認トラックに移動しました。そこは中・高校生が朝一から学校ぐるみで来ているようでしたが、それも午前中まで。午後は一時期、さながらクラブ貸切状態のときがありました。この時、一人でトラックを独占して走った時間が長かったのは田村さんです。
クラブでは8月初旬に富士北麓公園で開いたランナーズの24時間マラソンに出ていましたが、過去この大会に出たクラブメンバーが記録したのが307km。「これだけ大勢でそれに届かないのか?」といった話がサブトラックへ移動間際の夕方から出ていて、サブトラックへ移動してから、307に迫ろう、いや超そうとメチャ盛り上がりに突入して行きました。300mトラックの60秒内リレーがそれです。この時、40秒台前半で走ったのは確か佐藤さん。石川さんなどヘッドスライディングまで見せています。307kmを越すことが確実となり、貯金もできて、最後は普通の走りになりましたが、そこまでに「次に誰が行く?」と、その順番待をちして芝生に座っているみんなの顔、このなんとも楽しく、いきいきしていたことか。最終ランナーは柳沢さんでした。誰かが持っていたフィニッシャータオルがテープ代わりでした。デジカメの電池切れでこのシーンはなしで、申し訳ございません。
24時間はスタッフ兼任サイドは少々きついが、こんなこともできるのは夏ならではだろう。好きな時間にまさにトレーニングがてらに参加できるところがいい。やはり来年もやるとすると12時間では半端でインパクトもないので24時間だろうな。(NMC事務局)
チャリティ・リレー・マラソンの記録一覧は次のところに。→当日の記録など
2002/8/15-23のトップ
伝統の灯消さず、「すすき川お盆駅伝」は83チーム参加
信州、松本の夏の風物詩「すすき川お盆駅伝」。すすき川堤防のランニングコースで行われた。スタート地点、タスキ渡しのゾーン、ゴール地点はこの「みはらし橋」たもと。両側から選手が乗り出す。赤のゼッケンでタスキが渡ったのは、長野マラソンクラブCチーム。クラブのもっとも新しい50人目の会員・羽田からクラブ、ハーフマラソン出場No.1のハーフの女王・柳沢へ。
8月14日、松本市のすすき川堤防ランニングコースで、午前8時、信州松本の夏の風物詩として恒例のお盆駅伝のスタートが切られた。午前8時といってももう暑い中、参加83チーム、大人から子供までの440名の選手による県内最大規模の市民駅伝は、一層の熱を帯びて、タスキ渡しが続いた。
主催者である「すすき川走る会」のメンバーの高齢化などからお盆駅伝継続のため、簡素化(副賞や参加賞のタオルをなくし、参加費も下げるなど)して行われた初めての大会。ランナーズ誌などへの開催日告示もなかったが、地元はじめ、これまで参加してきた県内の各地の走友会がいつも通り参加していて、例年より十数チーム程少ない程度でおさまっていた。長野マラソンクラブは昨年と同じファミリーチーム1を含む4チームでエントリー、Aチームは記録をねらって参加してくる上位グルールの中でまさに熱走を展開した。では、クラブ駅伝部長のまとめによるクラブチームの記録と寸評を。
轟駅伝部長(選手兼任)…今年も8月14日、松本市のすすき川にシリアスチームからファミリーチームまで83チームが集い「第28回すすき川お盆駅伝」が開催されました。昨年同様NMCからは4チームがエントリー、早朝から厳しい日差しの中で襷をつなぎました。
Aチームは、小林さんの仰天タイムと山本さんの両エースを擁して過去最高の8位でフィニィッシュ! また1996年のベストタイムを6年ぶりに更新した。
Bチームは特に、三野さん石川さんの走りが目をひいてB最高の18位。
Cチームは初挑戦三人組の中、サブトラ班の羽田さんが中々の走りを披露。両ベテランがつなぎ40位。
Dチームは若手の活躍もあり昨年タイムを約4分短縮して75位。と健闘いたしました。
ゴール後は恒例の懇親会、今年は会場を「あがたの森」公園に移し約2時間半、今日の走りや今後の予定についての話(24hチャリテーリレーマラソン)で大いに盛り上がりました。
駅伝部長まとめのNMCチーム成績は、別表の通りですが、ここで、上位10チームを紹介しましょう。1位…飯能南高校A51分47秒、2位…上小韋駄天組A53分24秒、3位…松本市55分14秒、4位…飯能南高校B56分05秒、5位…上小韋駄天組B56分05秒、6位…中部電力長野57分09秒、7位…南安曇Y57分47秒、8位…NMC-A表参照、9位…南安曇M58分22秒、10位…南安曇A59分06秒。
NMCチーム 1区(4q) 2区(2.5q) 3区(4q) 4区(2.5q) 5区(4q) 順位 A 氏名 小林 毅(30) 轟 哲郎(43) 山本周一(29) 松崎良一(36) 丸山一二三(44) 8位 区間 13分24秒 8分03秒 13分55秒 8分15秒 14分38秒 通算 − 21分27秒 35分22秒 43分37秒 58分15秒 B 氏名 塩沢一郎(46) 西條明生(44) 三野輝一(41) 武捨俊之(42) 石川正昭(38) 18位 区間 14分51秒 8分05秒 15分22秒 8分48秒 15分11秒 通算 − 22分56秒 38分18秒 47分06秒 1時間02分17秒 C 氏名 西島政晴(37) 杉山正志(65) 羽田 豊(39) 柳沢眞弓(40) 三田茂延(51) 40位 区間 18分59秒 8分57秒 16分04秒 11分14秒 17分29秒 通算 − 27分56秒 44分00秒 55分14秒 1時間12分43秒 D 氏名 山ア 豊(42) 山ア 塁(11) 丸山和男(37) 早川綾菜(13) 早川勝久(42) 75位 区間 15分13秒 13分30秒 18分35秒 12分31秒 23分19秒 通算 − 28分43秒 47分18秒 59分49秒 1時間23分08秒
参考 1996年23回大会 1区(4q) 2区(2.5q) 3区(4q) 4区(2.5q) 5区(4q) 順位 Aチーム 徳武雄次郎 西條明生 塩沢一郎 轟 哲郎 山崎 豊 14位 13分12秒 7分49秒 14分31秒 8分05秒 14分57秒 58分34秒 注)1区の徳武さんは当時NMC会員で現在長野市駅伝部、NMCの1区の区間記録はこのタイム。
すすき川お盆駅伝の後、あがたの森での懇親会時に撮影。ご家族1名と選手2名が散歩等に出ていてここでは抜けています。ごめんなさい。
最前列の左に座っている杉山会長も8月17・18日の両日とも長野運動公園でのNMC24h練習会・チャリティー・リレー・マラソンに参加します。視聴覚障害者ランナーのフルマラソンの伴走ボランティア活動でも知られる杉山会長が24hの一部を走ります。さあ、何キロ? 皆さん、賛同されるランナーの方は8月17・18日の両日は長野運動公園へお出かけ下さい。NMCクラブメンバーがお待ちしています。
8月17日19時〜18日19時まで24時間練習会をチャリティ・リレー・マラソンで実施します。
8月17日19:00より18日19:00にかけて長野マラソンクラブでは日テレ系の24時間TVにあわせての「24時間練習会」をチャリティ・リレー・マラソンとして実施します。
場所は長野運動公園。まだ明るい19:00に誰もが自由に使える練習用のサブトラックでスタート、300mの土のトラックをリレー周回します。0時15分にサブ・トラックを照らすオレンジの明かりは消えますが、ランタンなどでコースカーブを照らし、月と星明かりの中を走る時間が3時間半ほどあります。
翌日は市民体育の日で普段は有料の運動公園施設がアクアウイング(プール)を含めすべて無料開放されるので、陸上競技場へ移り、400メートルの公認トラックを周回リレーします。最後はまたサブトラックに戻り19:00まで行い、そのままチャリティ募金の全額を若里のTSBへ届けて終わりとなります。詳しくは→24hチャリティリレーマラソンの要項ページへ。お問い合わせは090−1530−5083(NMC事務局)
またクラブメンバーの大会エントリー状況はNMC今後の予定ページでご覧下さい。クラブメンバーはエントリー次第、またその予定段階でもクラブ事務局へお知らせ下さい。同ページはトップページとは別に暫時更新しています。
2002/8/8-15のトップ
富士北麓公園陸上競技場に227チーム、NMCは273kmを走る
24時間リレーマラソンのスタート12秒後あたりの集団。29番は競技中、競技場への下り坂で全チームへの熱烈な応援が素晴らしかった浦安ランナーズ、その選抜チーム。長野マラソンクラブ(NMC)チームはただいまスタートの横断幕の下あたりにいます。
トラックの内側を走るように指示してDIMAGE-Xを連写モードで押し続けていました。ゼッケン番号43、注目のNMCトップランナーは?→ マウスを写真に!
8月3日12時から4日12時まで山梨県富士吉田市の富士北麓公園で開催のランナーズ24時間リレーマラソンに、長野マラソンクラブはクラブとして初めてエントリーした。200チームを超える参加、競技場スタンドとその外周にテントを張り、2千名以上が時をともにする空間…。ランニングの楽しさを広げる機会としてクラブの年度計画に従って参加者を募り、計画を推進したNMC事務局として、既に参加者から感動や秘話の掲示板書き込みがあるように、そのもくろみが成功したと喜んでいる。当日のディレクター石川氏のコメントを紹介、あわせて8月3日以降の掲示板をお読みいただきたい。
NMCチームディレクター・石川のコメント…石川・三田は過去4回参加していますが,今年ほど気温が高かったのは初めてでした.あまりに暑かったので選手もやや食欲を失いぎみだったようです.例年よく売れていたうどんやカレーが今年は全然はけませんでした.次回は冷やしうどんやそうめんなどもメニューに加える必要がありそうです.
結果は,171周(273.6km)で227チーム中63位でした.三田さんははじめに300kmいけると言っていましたが,私は240kmと見ていました.それがどうして,途中1時間半ぐらいの中断があったにもかかわらずこの距離.もし24時間きっちり実施していて,さらに三田の飲み過ぎと石川の不節制が無ければ,本当に300kmが実現したかもしれません.
オープニングランナーの西島さんからスタートし,中断もありましたが,前半は1〜5周程度での交代で石川以外の全員が4回走りました.そしてその時点で23時となったので,5時までの6時間半を初参加の4名だけでつないでもらいました.あんな時間帯を走った感想はいかがでしたでしょうか.明け方からはベテラン3名が中心に走りましたが,そこでも佐藤さんと柳沢さんが途中をつないでくれたおかげで,深夜2時間走の西島さんや前半がんばった武捨さ
んの疲労回復のために十分な時間が取れました.
ラスト2時間はほぼ2周ずつのスピードランでフィナーレへのテンションを高め,ラストランはほぼ全員がベストラップを記録する走りで最終ランナーの松崎さんへつなぎ,11時59分にめでたくフィニッシュを迎えました.
後方左より武捨、石川、西島、佐藤、石川夫人、三田、佐藤夫人、前列左より武捨夫人、柳沢、松崎の以上10名。アンカー松崎を迎えて。実は24時間の黄色い横断幕の下なのだけれど、撮ってもらった写真で横断幕が半分欠けていたので、カット。
では選手の活躍ぶりを一人ずつ紹介します.
西島さん:当初は1周が1.7kmと聞いており,私の設定した目標が240kmでした.240km/1.7km=141周という計算がでます.そう,周回コース+140周といえばもうこの人しかいない.そういうわけで,今回栄光のオープニングランナーをつとめてもらいました.夜中の2時間走では午前3時から5時という最も苦しい時間帯を担当し,他のメンバーに十分な休養時間を与えてくれました.ラストランの1周は本人のベストラップ6分55秒(1.6km)の大激走をみせてくれました.
武捨さん:私の作戦ミスで,前半にだいぶ負荷をかけたにもかかわらず,23時から1時という早い段階での夜の2時間走までこなしていただきました.そのせいか深夜に若干体調を崩しかけたようですが,ラスト2時間からは息を吹き返し,西島さんと同様こちらもラストランでベストラップ6分30秒をマークする驚異的な走りでした.
柳沢さん:「1周だけ走らせて」だなんてとんでもない.深夜1時からの30分走では4周もしました.合計も11周で,ハーフマラソンに近い距離を走ってくれました.私もオーダーを作る上で,「ここで柳沢さんが1周をつないでくれるのがありがたい」と思う事が何度もありました.派手な記録はなくても重要な役割を果たしてくれています.
23:49の佐藤さん、里美さんの撮影かな? 温和な印象の佐藤さん秘めたパワー爆発! この後さらに、深夜の走りがあったのですね。 時計は22:41台、まだ松ちゃんの次の最終ランまで時間があります。
佐藤さん:フルでは記録が上の武捨さんを,ここでは佐藤さんが上回る大活躍でした.深夜1時半からの90分走では11周をこなし,夜が明けてからもさらに6周というがんばりで,その安定した走りは全員が安心して任せられるものでした.ラストランの暴走ぶりも見事で,初参加組では武捨さんとともにフルを超える距離を走りました.
松崎さん:あのぶっとい足から繰り出されるパワフルな走りで実力通りの活躍,まさに最終ランナーにふさわしいものでした.長野で証明された「暑さに強い」がここでも発揮されたようです.
この浦安ランナーズの応援に励まされました。この応援をしながら175周、浦安ランナーズは素晴らしいですね。
三田さん:終わってみれば32周で,ただ一人なんと50kmを超える距離を担当していました.これぞまさしくビールパワー,ビールマジックです.
石川:スピードは松崎さんに及ばず,距離は西島さん並だったものの深夜を担当せずで,今回はサボり過ぎました.どうも楽だと思ったんですよ.次回はもっとがんばります.
奥様連3名(武捨,佐藤,石川)さん:準備から片付けまで,長い時間のサポートをありがとうございました.おかげで選手7名とも安心して走りに専念する事ができました.
NMCチーム 西島 武捨 柳沢 佐藤 石川 松崎 三田 合計 周回数 21 27 11 28 22 30 32 171 距離(km) 33.6 43.2 17.6 44.8 35.2 48 51.2 273.6 時間 3:08:35 3:34:16 1:37:11 3:30:39 2:34:25 3:26:30 4:35:02 22:34:38 1kmのラップ 5'37'' 4'58'' 5'31'' 4'42'' 4'23'' 4'18'' 5'32'' 4'57'' 距離割合(%) 13.9 15.8 7.2 15.6 11.4 15.2 20.9 100 時間割合(%) 12.3 15.8 6.4 16.4 12.9 17.5 18.7 100
表も石川さんまとめによる。手元集計で正確なものでないとしていますが、おおよそ、みんながどんな走りをしたか、わかるのではないでしょうか。
ワコールCWXロングタイツとアミノバイタルプロが登山をサポート。8月6日13:43、百名山2897m笠が岳の山頂にて当HP開設者。後ろは飛騨と富山の山々。7月末のNMC会報編集、8月頭の印刷発送、富士北麓24時間と続いたあと切れ目なしに北ア登山に出かけ、HPの更新が滞りましたこと、お詫びいたします。
8月もうひとつ企画が進行中
8月17日夕刻より18日夜にかけての日テレ系の24時間TVにあわせてのチャリティ・リレー・マラソン計画しています。追って本HPでアップします。→掲示板も参照下さい。お問い合わせは090−1530−5083(NMC事務局)
今週は少し打ち合わせをしないといけないかな!
またクラブメンバーの大会エントリー状況はNMC今後の予定ページでご覧下さい。クラブメンバーはエントリー次第、またその予定段階でもクラブ事務局へお知らせ下さい。同ページはトップページとは別に暫時更新しています。