2001年わたしの5月


 今月は、八ヶ岳野辺山100`ウルトラマラソンがある。コンスタントにトレーニングできていた昨年、二日酔いの頭ガンガンの痛みで35キロ稲子の湯リタイア、6年連続の完走を逃した。今年は、長野マラソンで、又左膝に痛みが出て、その後休養状態が長く、いわばトレーニング不十分。制限時間の14時間たっぷり使ったゴールをめざすが、痛みが出たら、その場でリタイア、ダメージを残さないで、帰ってきたい。当面夏の「北海道マラソン」で無傷の3時間半内、3時間29分台ゴール(同大会のベストは94年の3時間22分45秒)が目標だから。(5月3日up時の記載)

●4日、この日開催が「今年最後」の第15回三郷アップルマラソン

 スタート・ゴール地点から約2`あたりにある菜の花畑、三郷アップルマラソンのハーフ19`あたり地点で撮影。
 ハーフマラソン、10`、5`の3種目がある三郷アップルマラソン。萩往還の70kmの方に出た99年を除き、毎回エントリー、内、捻挫の90年と昨年の2度だけ行かなかったが、県内大会では、大町アルプスと共によく参加してきた大会だ。はじめは左膝不安で、八ヶ岳も控えているのでパスしようかと思ったが、この時期の開催が15回の区切りの今回で最後とは知らなかったので、本当に行っててよかった。(結果ダイアリー表のメモ欄など参照)
 この大会では、過去に、折り返しを過ぎてからしばらくして、招待選手の君原さんに追いついたことがある。その後、ずっと後ろを走らせていただき、その無理のないフォームを体験させていただいた。最近は左膝かばいの走りが身についてだめだが、記録を更新していたころは、イメージとして、その走りが頭にあった。時々、かなり長く映っていたTV番組のビデオを繰り返し見たものだ。そんな思い出のある大会で、自己ベストは95年の1時間28分03秒だ。93、96、98年も各30分を切っているが、アップダウンコースで、同じハーフながら平坦な「あずみの池田」よりはタイムが2〜3分遅くなる感じだ。
 この日は、忘れてしまった「日焼け止め」が必要なほどの晴れ。水分を給水所ごとに摂りながら、水をかけながら走った。
 長野マラソンクラブからの事前に分かっていた高木・徳武・原(以上ハーフ)・丸山一(10`)の4氏とコース上で対面、また宮沢さんもハーフを快調に走っていた。5`の宮本さんとは対面できなかった。
 スイッチ・オンで撮れるカシオ31万画素がとらえたのは、高木・徳武のお二人。高木さんのタイム予測が出来たので、ウェストポーチからカメラを取り出して、準備万端、走りながら待てた。また二人も並んできて、むこうからも声をかけてきたので、よけいに条件がよかった。トップページへもって行く前に、ここで公開。5位入賞の丸山さんも同一コースで撮れる位置にいたが、これは速すぎてダメだった。後の方々は会釈はできたものの、発見が寸前で、デジカメを取り出す間がなかった。
 写真の左から高木・徳武のお二人は共に30分を切ったろう。このときだけ多少スピードを緩めてくれた模様。シャッターをふた押し出来ていて、これは後の方。2枚重ねると動きが出るのかな? トップページへ持っていく時、挑戦して見よう。

●13日、八ヶ岳野辺山ウルトラマラソン、故障者寄せ付けず

(下記ダイアリー表の13日と同文)長野から2時間で八ヶ岳の会場に着く(午前3時25分)。100キロの部は5時スタート、林道は鳥たちのさえずりがすばらしい。コマドリが姿こそみせねど、何箇所かでその素晴らしい声を聞かせてくれた。カッコウ、ホトトギス、ツツドリと、これぞ夏という鳥達の声も聞こえ、さながらバード・ヒアリング・マラソン。八ヶ岳全7回で2番目に体調が良かった昨年、二日酔い状態不摂生でのリタイア。左膝故障が完治してない今年は58kmでリタイア。「フル」くらいの距離ならなんとかなるが、八ヶ岳100は「不摂生」、「故障持ち」、「走り込み不足」を完全に寄せ付けない大会。痛み(筋の絡む感じ)の前兆から、本物になった55kmからは完全に歩いたので、4〜5日休養で復帰できるだろう。(写真は本大会も完走の長野走ろう会・飯島さんにシャッターを押していただいたコース標高最高1908m地点で)

●26日笠岳峠1920mヒルクライム(MTB)

 故障を抱えて走るフルマラソンは嫌、無傷の3時間26分(フル完走50回時点平均タイム)が当面の目標となっている。このため8月下旬の北海道マラソンまでフルは入れてない。目標達成のための左膝周辺筋肉づくり自転車トレーニングとして設定の鎌田林道からの笠岳峠ヒルクライム、今日第1回はMTBで行ってきた。
 標高370メートルあたりの長野電鉄「信濃吉田」駅近くの家から1920mの峠まで高低差1550m。往復の総距離でおよそ100キロ。相当な疲労度で、つい、今しがたまで、グーグーいびきをかいて寝ていたという。
 かって山田温泉スキー場をスタート、鎌田林道で笠岳峠へ上がるヒルクライム自転車レース南志賀サイクルフエスタがあった。確か3回実施して終わってしまった大会で、残念がる自転車乗りが多い。大木を切り抜いた露天風呂がある山田牧場のレットウッドインに仲間と泊まり翌日のレースに臨んだこともある。ゴール後はカリヨン広場での抽選会にも出て、豚汁ではない、何か名称があった地元の汁物もうまかった思い出のある大会。当時の記録が出てこないが、ロードレーサーでのぼり確か1時間20分を僅か切っていたように思う。今日も同じスタートラインから行き、写真を撮ったりの時間を抜けば正味1時間43分あたりか。2時間のつもりだったから、初回としてはまずまず。イージーの岩田さん(自転車)、牧さん(ラン)に会った帰路の小布施橋付近では、まだ元気だったが、やはり、高低差1550mはさずがにきつかったのか、そこからおよそ約10キロの家に戻るとぐったりだった。もう治っているが、ビールを持つ手が震えていた。
 目論見の膝周辺の筋肉は十分使われた感じで、8月下旬まで土曜日を中心に10回こなして、様子をみたい。ランの方ものぼりコースを取り入れて、膝周辺、そして大腿四頭筋を鍛える。
 家を出たのは午前10時半、元気が出るように「力」を感じるネーミングのマグナムドライ350m一本飲み干してのスタート。山田温泉へは小布施橋から小布施温泉、蕨温泉経由の道であがる。小布施橋の豊野側からは写真撮影時間を除き正味ちょうど1時間。正午過ぎ山田温泉広場前の食堂でかつドンとビール大瓶一本。温泉広場から12分のぼり、あの南志賀のスタート地点山田温泉スキー場前へ。そのスタート地点から鎌田林道をあがり、笠岳峠と山田牧場温泉街への分岐カーブ迄これも正味1時間15分、そこから峠まで28分だった。写真左上は空いていた笠岳峠小屋のおかみさんに撮ってもらった。山頂が切れているが、もちろん笠岳(2076m)だ。写真右下はその笠岳山頂を前に分岐カーブを少し上がったところでセルフタイマー撮影。とんがりが目指す笠岳だ。

ダイアリー 距離欄はkmでjogとrunのみ記し端数切り捨て
距離 トレーニング&大会内容、予定オレンジ体調関連ピンク 体重 メモ(週計及び累計はピンク文字)
1 通勤朝4`、帰路6` 57.8 左膝の違和感が出る距離前に切り上げている。左足首が温まるまで、そう1.5`くらいまでサポート感が弱い。
体脂肪率17.8 体脂肪量10.3
2 MTB通勤。雨のため夜のrunは休み 八ヶ岳まで徐々に。石川さんは明日、萩往還250`のスタートだ。その2度目の完走で八ヶ岳にのぞむ。そう考えると、八ヶ岳だけのこちらはなんとかなりそうな気がするが…・。三郷をウルトラペースで走って左膝がなんともになければ1日おきの10`jogを入れて、と考える。
3 MTB三登山林道 58.0 4月22日に続き三登山、ウェットな林道をMTBで。キジのオスが横断、またクロツグミ、姿は確認できまなかったが、やはり来ていた。帰路も同じ道をと、のぼり出したとろで、前輪の空気が抜け出しているのに気づき、やむなく、舗装路で帰った。舗装路はほとんど下りでトレーニングにならず。
体脂肪率16.5 体脂肪量9.6
4 21 三郷アップルハーフマラソン
1時間44分42秒
58.4 行ってよかった。リンゴの花の咲くこの時期開催は最後という開会挨拶が聞こえた。2002年は秋開催で県内3番目のフルも加わるらしい。
左膝不安の今回は、フル3時間半ペースでまとめ、一応無傷の1時間44分台とハーフで過去最遅タイムを記録。長野マラソンから中19日だから、この距離、このタイムで痛みが出ていたら、本当にまずいところだっだ。13日の八ヶ岳は、さらに遅くキロ6〜7分だから、50kmまでは無傷で行けるだろう。
もちろんマスクして走りました。
5 休養で、ビール三昧 石川さんの萩往還250`からの帰還を迎えに長野駅へMTBもどきを飛ばす。通勤コースで15分かからなかった。
そして石川さんは同大会2度目の完走を果たしての帰還だった。旭山のぼりトレーニングコースでの練習がなかったので、前回より筋肉疲労度が大きいと言っていた。それにしても凄いの一言。私はまだ100`から先は見えない。萩往還マラニックは35`ウォーキング、私も出た70`、120`、250`の4種目が出発日を異にして組まれ、4日はそれぞれがコース上で顔を合わせる。70の人間からすると、帰ってくる250の方々はまるで、神様のように神々しい。いつか出てみたいが、250の完走率は30%台、いかに凄い、壮絶なレースか。(同大会のコースガイドを作られた方がいます。是非そちらの萩往還コースガイドHPへ行ってみてください)
●第1週30km
6 休養 今日、7月22日木曾の王滝村で開催の制限時間8時間で、高低差1155メートルという、セルフディカバリー・クロスマウンテン・マラソン42kmをランネットで申し込んでしまった。明日、北海道マラソンの振込申込みがやっと解禁でこれも即日エントリーする。なにか、花粉症になって以来、これが完全に抜ける夏が待ち遠しくて仕方がない。エントリーを済ませて気分だけ、一足先に夏。といってビール浸り。
7 休養、通勤もクルマ 北海道マラソン受付開始日で即日郵便局より振込みエントリーを済ませる。飲んで食べての休みを経て、体重を測るのがはばかる。
8 休養、通勤もクルマ 今朝は早起きしていてrunかMTBもどきで行こうかと思っていたら雨が降り出し、結局クルマになる。なら、アクアウィングで泳いで帰ろうと、水着も持ったが、少し仕事が遅くなりダメだった。これで4連休。
9 10 通勤朝夕各5`Jpg 57.8 そろそろ胎動。体脂肪率17.0 体脂肪量9.8 
10 休養(MTB通勤) 58.8 昨日夕刻のjogでJRの踏み切りが下りたので、5`コースではいつも通るコースを外れて少し大回りをした。その途中、広い駐車場を横断した時、クルマ止めに気が付かず右足をそこに乗り上げ踏み切りる際、軽くひねっていた。それが今朝、家の中を歩いていて少し痛かったので、休養をとることにした。「大会直前は決まったトレーニングコースで」の鉄則を破ったのがいけなかった。せっかく、100も制限時間ぎりぎりなら、いけそうな感じがしてきた矢先、なんてこと。明日、仕事で車で出るが足首はテーピングで固定しておこう。
11 休養(MTB通勤) 家に帰ってクラブの会報作りで、走る時間はないが、右足首の回復にちょうどいいかもしれない。
12 休養(MTBで印刷しに行く予定) 午後、クラブ会報を印刷、ゼビオで定価より安かったアミノバイタルプロの50本入りを購入(税込み8977円)、東郵便局により会報別納発送、6時前家に帰って夕食、そして寝る。●第2週10q 累計40q
13 58 八ヶ岳野辺山100ウルトラマラソン58キロレストステーションでリタイア 長野から2時間で八ヶ岳の会場に着く(午前3時25分)。100キロの部は5時スタート、林道は鳥たちのさえずりがすばらしい。コマドリが姿こそみせねど、何箇所かでその素晴らしい声を聞かせてくれた。カッコウ、ホトトギス、ツツドリと、これぞ夏という鳥達の声も聞こえ、さながらバード・ヒアリング・マラソン。八ヶ岳全7回で2番目に体調が良かった昨年、二日酔い状態不摂生でのリタイア。左膝故障が完治してない今年は58kmでリタイア。「フル」くらいの距離ならなんとかなるが、八ヶ岳100は不摂生、故障持ち、走り込み不足を完全に寄せ付けない大会だ。痛み(筋の絡む感じ)の前兆から、本物になった55kmからは完全に歩いたので、4〜5日休養で復帰できるだろう。
14 休養(MTB通勤) 両足大腿四頭筋が張り階段の下りがきつい 出張で午前様、HPに手がつけられず。トレーニングはもちろん休養。
15 休養(MTB通勤) 夜、階段の下り気にならず、アミノバイタルのせいか回復が早い 午後出だった。夜、やっとホームページTOPを更新した。宮坂陽さんに電話、完走を知る。石川、宮坂のお二人、長野マラソンクラブは新旧ウルトラ両雄がきっちり完走を果たしたことを新ためて、喜ぶ。
16 休養(MTB通勤) あれだけ張っていた大腿四頭筋は、嘘のよう。すっかり消えている。
17 休養(MTB通勤) 58.6 体脂肪率18.6 体脂肪量10.9
18 休養 買い物があってクルマで通勤、ランチタイムに歩いただけ。
19 休養というよりサボり 午後より金沢出張。午前中走れたのにサボり。●第3週58km 累計98km
20 サボリ 朝の兼六公園をjogの予定が前夜の飲酒で起きれず、サボリとなる。
21 サボリ 1日延ばしの悪い癖、なんせ、名前に「延」が入っているので仕方がない、今日もサボリ。しかし、ホームページのtopは更新した。どうもパソコンにむかっいる時間が長くて、走る時間をつぶしている感じ。ランネットで八ヶ岳に出た長野走ろう会の女性陣4名の全員完走を知る。当クラブの女性陣よりいずれもフルのタイムは遅いが、100ウルトラでは長野走ろう会女性陣の方が勝る。この点の理由をクラブ会報に書こう。
22 サボリ(通勤はMTB) 昨日、歯の冠を外して樹脂の仮歯が入っているが、どうもかみ合わせが合わないで、ストレス気味。
23 雨も理由でサボリ 58.4 晴れ間に走ってもよかったが、もう遅いし、雨となってしまっている。その晴れ間の通勤帰路、クルマでハイパーマートに行く途中、仕事場からjogで帰る高木さんを見る。7月22日のトライアスロンに向け、トレーニング中だった。一方、こちらはこれで中10日の完全休養となってしまい、筋肉弱体化の危険信号が点滅。
体脂肪率19.5 体脂肪量11.4
24 通勤帰路jog 59.2 やっと雨が上がってくれた。帰路は体が軽いのに、久しぶりでは重たい。6月3日に地ビールマラニックを設定しているので、それまでにはなんとか。
体脂肪率17.8 体脂肪量10.5
25 夜11時半犬の散歩がてらのjog 左膝多少の違和感あり
26 MTB笠岳峠ヒルクライム(行程100km) 全身疲労でいい感じ 58.2 わたしの5月のタイトル下にupしてあります。
体脂肪率15.4 体脂肪量9.0とぐんと落ち田。長い時間の運動の成果。今日のところは心肺機能のみで登った感じ。次回は今日よりスピードを上げてみる。
第4週7km 累計100km。
27 休養 朝、探鳥会に出かける予定が、起きれなかった。それ程よく眠り気持ちよい目覚めだった。
28 結果的に休養(MTB通勤) 夜、仕事の会議があってまた購入物の持ち帰りもあり、自転車を置いて走って帰る予定がダメになった。
29 12 23:15〜善光寺往復コース 59.4 通して10`以上は久しぶり。左膝は走り込み不足で痛くなるところが10`近くから軽く痛み。まずたいしたことはない。あと2日各10km以上走って今月は終わり。トータル150kmあたりか。体脂肪率17.3 体脂肪量10.3と3日前が嘘のよう。
30 通勤帰路2+7(権堂〜善光寺〜家コース) 58.0 なくなってしまう松竹シネクラブ会員券の最後の1枚で「ショコラ」を見て帰ってきたので少しコースが短く10キロいかなかった。小雨の中降る中のjogで、寒くないこの時期はとても気持ちがいい。体脂肪率16.5 体脂肪量9.6
31 19 通勤朝5`、帰路14` (8.5`あたりからとても気持ちがよかった) 58.6 帰路の14`は私のトレーニングの最適距離だと思う。10`では物足りなく、20`では走りすぎ感があり、この14`、フルの3分の1がピタリいい。今日は、体も軽かった。午後7時スタート時はまだ明るいが、暗い道より明るい道の方が路面もよく見えて安全なので、出来れば6時半までにスタート出来るように仕事を終えるよう心がけたい。そうすれば雲上殿周り大展望コースも走れる。これからは週一その展望コースに行き、薄暗がりになりだす頃から聞こえてくるヨタカの声を楽しみに出来る。もう、物見岩の下の森に来ているのかな。
体脂肪率15.8 体脂肪量9.3
目標 300 走った日は9日。
走った日の1日平均15.6km
八ヶ岳100は2年連続のリタイア、今年はやむをえなかった。膝が痛み出したところで走るのをやめたので、ダメージは少ない。膝周辺筋トレとして、自転車での笠岳峠ヒルクライムをはじめる。週1回を基本に北海道マラソンまでに10回これを実施する。初回でその見通しが立った。これに加え来月はrunも日常コースに登りを取り入れる。そして6月下旬に左膝のレントゲンを撮ってもらい、お皿が浮いていないか、バランスが回復いるか診断してもらおう。
結果 140

上で、runはキロ4分〜5分30秒内、jogはキロ5分30秒〜6分30秒の範囲。

2001年1月 同2月 同3月 同4月 同6月(6月2日開始) Santax Top 
ダイアリー関係の昨年分は下
    1987年から2000年7月までのトレーニングとフルマラソンの大会結果一覧
    2000年8月と9月
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