2001年11月18日開催、晴れ時々曇り、広島県坂町

第11回広島ベイマラソン

18日坂町で、湾を眺めフルは452名が走った

 左は地元広島呉の西川昭さん。59歳、3時間9分で自己の同大会ベストを更新し、男子50歳台以上で5位になった。400名会員がいるという、広島壮年走ろう会のランシャツだが、「フル百楽走会」の会員でもある。ということは、この前の週は九州・小倉市の鱒渕フルで、今週は河口湖と連続してフルを走る。既に100回の達成者で、「フル百」の会にあってはタイムが速い人ベスト15内の一人だ。
 長野から参加の私はNMCでエントリーだが、右肩に「フル百」のリボンをつけて走った。この会では各大会で「見つけたら自己紹介をして全国の仲間と顔見知りになる」と会則に書いてある。そのリボンを見つけて、西川さんが集団から抜け出していく時に声をかけてくださった。
 5〜40qが大会会場からほぼ2.5q行った所から折り返す5qの周回になっており、この行きと帰りとで都合14回顔を合わせていて、写真はラストの戻りでゴールに向かう時に撮影。それまで折り返しからの西川さんとの出合は、湾を背景に出来なかったが、右足シューズ・甲の圧迫部調整での私のタイムロスがこのタイミングを作ってくれた。

 大会のポイントはその7回の周回だ。距離表示が心配だったが、途中にも2ヵ所の各周回の距離表示があり、これらを目安に出来た。天気は晴れから曇りとなり、また晴れる変化で、海の色と景色がそれなりに変化して、あきさせなかった。
 エントリーは653名(男590名,女63名)で、制限時間5時間の完走者は452名、他に、5`のジョギングに445名、(男312名,女133名)、ウォーキング93名のエントリーがあった。驚いたことに小学生と中学生がフルに6人ほど出ており、小学生と思える男の子がいい走りをしていて、その4時間のゴールを見た。
 広島の旬かきを豊富に使った雑炊(左写真)がゴール後参加者に無料食べ放題で振舞われていて、会場の別テントで購入した缶ビール2本飲みながら、3杯いただいてしまった。体を使ったあとで、雑炊は暖かく、とてもヘルシーでいい。

 長野市から広島へは「しなの」と新幹線乗り継ぎ約5時間半(広島駅まで)、坂町はここより20分に一本くらいの呉線に乗り換えておよそ15分。そこから会場の中国電力スポーツ施設へは徒歩7分ほど。広島泊まりでも、フルのスタートが10時半なので、朝もゆっくりできる。またコースは平だし、多少風の影響が出るくらいで走りやすい。飽きるかと思われた周回もやはり、海のない長野県人はむしろ都合14回景色を楽むことができ、私の場合、晴れた最後の周回では、一時停止のデジカメの撮影を繰り返したほどだった。
男50歳〜 5/127 西川 昭 広島壮年走ろう会 3:09:33 総合48/452
男50歳〜20/127 三田 茂延 長野マラソンクラブ 3:26:43 総合111/452


 ロサ・モタさんを呼んでこの大会をきっかけを作ったフル百楽走会会員の地元・坂町奥村富士夫さん(昨年3時間6分3秒)は、今年は大会運営に回っていて、総務係兼任で大会副委員長を務めておられた。「フル百」ではこれもタイムが速い方に属する。
 その奥村さんも担当していた慶州マラソンに招待等の抽選会、町長や町議会長からも提供品があり、残った人に福がある形で、西川さんと話しながら最後までいてみたが、私の方はいつも通り抽選洩れ。これも3時半には終わったので、名古屋午後7時の最終の「しなの」の接続にも間に合った。帰り際、奥村さんに「やっと来ることが出来ました」と挨拶、握手、記念撮影をして会場を後にした。
 なお、大会はチャンピオンシップを採用、ゴール後直ぐに完走記録がプリントされる。周回毎のラップもとっているので、イエローチップ所持者には追ってラップも出されるのではないか。とすると、これは周回コースの利点になる。(24日記・三田茂延)   
以上はSantax & 長野マラソンクラブのトップページに11/24upしたもの。


競技前の中国電力スポーツ施設の陸上競技場。スタンドや下のテント付近が荷物置き場となる。
フルのスタート直後、トラックを出て行くところ。
トラックを出て、今度はグランドを通過中。距離調整のため、ラストでもこのグランドを通る。
5qから40kmまでに約2.5qの折り返しによる7周回に広島湾の見えるコースにでる。都合14回この景色を見ることが出来る。この日は雲が覆ってしまったり、晴れたりと変化があり、海と空の変化は周回の飽きを感じさせなかった。
橋の名前がわからない。アクセスいただいた広島の方に教えていただこう。
ちょうどモーターボートが通った。
このあたりでは海沿いを走ると岸に打ち寄せる波しぶきが1度だけかかった。小中学生のグループ。このグルールとは別に一人小さな男の子がいい走りをしていた。それにしても骨の形成期に、5時間制限の大会はいいのだろうか?少し心配だ。
周回コースのなので、最後に走っておられる方に「最後尾」スタッフベストを着けた方が、ついていた。ちょうど折り返点手前の給水所で、給水の方とお話中で半分後ろを向いている。
一つ前の写真からこの辺の海辺が見えているが、澄んできれいだった。
その折り返し点だ。仮設トイレが見える。仮設はコース中、もう1ヵ所あり、周回のコースの起点となっていた競技場玄関側のトイレも加え、5qに3ヵ所は十分だった。
折り返し点からの戻りももう1枚。
大切な周回毎の距離表示。
周回コース上、これも3ヵ所あり。一番景色のいいところのものを1枚撮影した。8q、13kmと5キロ刻みで38qまである。
大会ゴール地点
直ぐ出される完走記録証。
そして抽選会ははずれもあるが、満遍なく行き渡るのが、旬のかきを入れた「かき雑炊」だ。

参考 
同大会の公式HPは下、坂町のホームページ内だ。コース図などもある。
http://www.urban.ne.jp/home/sakacho/sakachohome.files/beymarason/beyhp.htm


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