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NMCでエントリー総勢46名を5グループで紹介 その2

3年ぶりに新調のチームウェアのお渡し会を4月9日の夜、メルパルクの1Fレストランで。申し込んだ27名のうち、13名が集まる。羽田さん(写真上)が持つ長野MCロゴ入りのチームウェア。サブトラ正副班長、そしてサブトラ周回王とこれはサブトラ・テーブル。下では山口さんと柳沢さん(右)がウェアを手に。
 4月12日付の信濃毎日新聞朝刊でまずゼッケン2500番までのエントリー状況が発表になった。同日掲載分はまだ総エントリーの半分に満たない。13日に残り全部が発表となった。長野マラソンクラブ(会員56名)では事前のクラブ内アンケートとクラブ主催試走会などでメンバー43名のエントリー済を確認していたが、さらに新聞掲載名簿での点検で3名のエントリーが確認でき総勢46名となった。

 去る9日には3年ぶりに新デザインを選択したチームウェアも出来上がり、お渡し会も開き、もっか注文者に配布中ということもあり、モチベーションも上がり、長野マラソン本番に向けて緊張が高まってきた。
 ここでは事前に判明していたメンバーを5つの走力グループに分けて簡単なコメントをつけて紹介、当日の走りを予測する。長野マラソンに参加の全国からのランナー、また県下各地からのランナーは、それぞれの目標タイムで一緒に走ることのできるランナーが見つかるはずだ。

 第1グループはこの1年内にサブスリーを出しているサブスリー常連と長野で初のサブスリーをめざす(A)。第2グループはそれに続く3時間から15分を狙う(B)。…以上その1で紹介 
 第3グループは3時間15分〜3時間30分にくくられるグループ。3時間半はサブスリーに次く一つの目標の分かれ目。第4グループは、通称サブフォー前後から3時間30分台をめざす(D)。そして完走めざしから4時間に迫る第5グループ(E)。…以上その2(今回紹介)
サブスリーの可能性があり、悪くても3時間5分位で走れる 丸山(一)・塩沢・梨本・宮本(恭)・松崎・小林・羽田・石川・轟高野(英) 10名
3時間〜3時間15分の走力があると思われる 高木・山口・武捨・和田・佐藤・小島・三野・西條・徳武(裕)・山本・山崎・西沢 12名
3時間15分〜3時間30分内 八木・宮沢・田村・朝日・飯泉・三田・木村 7名
3時間30分〜4時間30以内 高野・小松・木内・高橋・木下・大貫・徳武(さ)・西島・宮坂・原斉藤 11名
4時間30分〜5時間5分までの完走 酒井、三石、岩崎、飯島、柳沢、押木 6名
 ABの二つのグループをサブスリー常連のクラブのエースランナーの一人で駅伝部長・サブトラ班班長の轟が、C〜Eのグループをフル通算65回完走で3時間半をかすかにきることにかけては超ベテランの域に達しているNMC事務局・三田が担当した。
 3時間半で分けるとそれ以内に実に28名が入り、この3集団で67%となりクラブが少し偏っていると見られるかもしれない。しかし、現在Cグループに入れている飯泉さんを例にあげると、2000年の4月に初めて長野マラソンに挑戦、最後の関門でアウトとなってから当クラブ入りした。そして長野を2度完走、さらにウルトラもこなし、フルでは今年2月の勝田で3時間41分まできた。このようにトレーングが確実にレベルアップに結びついてきての分布だ。努力が正直報われるスポーツといえるのがフルマラソンの世界で、確実にC或いはDの前半あたりまでは来れるのだ。-以上、NMC事務局−

3月16日試走会、左から宮坂、木下、田村、そして一般参加の笹木さん
 
 その2はCグループから。
 八木…今年2月に入会で情報不足。昨年の長野のタイムを参考にこの位置にさせていただいた。3時間9分の自己ベストをもつので、十分Bグループからの転落者を食って逆転Bの可能あり。宮沢…昨年トレーニング量が250kmと極端に少なかったので心配だが、走歴が長いこと、この3ヵ月でトレーニングができていればの条件付でぎりぎりの30分に迫るだろう。田村…ウルトラのスピードはクラブNo.2、その走力からしてフルで30分をきれないはずがない。47kmで打ち切られた富士五湖の消化不良を長野で爆発か。朝日…長野でタイム更新を続けており、順当に今年は30分圏内に入ることが期待される。ただ昨年の走行距離が456kmでこれもこの3ヵ月のトレーニング量次第の条件付。飯泉…年間を通じたトレーニングができていると見られること、2月の勝田のタイムから考えても初の3時間半入りが出来そう。三田…このコースが今回最後となるならと、2月末に大会ベストを目指す方向に転換したが、それに向けたトレーニング開始日に故障して12日間の完全休養が入り予定が狂う。安定して走れる無難な3時間半内でまとめる意向で、ならば3時間半を切りたい人はついていくといい。 
第2回試走会の3月16日、オリンピックスタジアム前の聖火台記念碑前で、ここから約700mくらいでゴールとなる。マウスを写真で拡大版別写真へ。
  Dグループ 高野(弘)…昨年12月にクラブ入り。練習会によく出てきた。ハーフのタイムがあると予想が立てられるのだが、本人目標は3時間30分。小松…往年のサブスリーランナー。昨年の長野直前に太もも肉離れ、この後遺症が尾を引いた。ただこの3ヵ月のトレーニングができていれば3時間台の走りは可能。できればこのグループを引っ張ってもらいたい。木内…情報がほとんどなく、01年のタイムを参考にした。高橋92年ヨロンの3時間4619秒が自己ベスト。今回これを抜くことを目指す。3月に350km台の走り込みができていて、これはいけそうだ。53歳での自己ベストは女性ランナーの裾野を広げることになるだろう。木下…フルで14時間は切ったことがあるがこれを維持できていない。元旦マラニックでも調子は良かった。富士五湖が47kmで終わったのが幸いし、長野で2度目のサブフォーはいける。大貫…今年のはるな梅ハーフのタイムから3時間49分〜59分でゴールできると予測。昨年のいびがわで4:07からついに念願のサブフォー入り。徳武(さ)…大坂くだりを高木・石川と走っておりこの2人は3時間45分がいけるとした。はるな梅ハーフのタイムから3時間56分を予測。ぴたりくるのではないか。西島3月の荒川市民で4:00:54、サブフォー直前までいった。長野でサブフォーまちがいなし。大貫、徳武(さ)とけん制しあっており、相乗効果で3名の好結果を期待。宮坂…第3回の4:00:21と第4回の4:45:04の中間あたりが可能なタイムを3月のはるな梅ハーフマラソンで出していたが、試走会でマメを作ったりとトラブルもある。その他現在不調箇所があり心配だ。…昨年は苦しんで完走、今年はターサーIGSを運動公園サブトラックで試し履きしていたところをみるとトレーニングをしてきたようだ。過去に3:00:23の記録を持つので、まず3時間台でくるのでは。
3月23日、大坂下りで希望日試走会にゴールで合流の徳武(さ)と石川。
 Eグループ酒井…故障があったようで昨年大町も前年より遅く年間走行距離も落ちていた。2月段階でも再び休養とあり、完走の体ができているか心配な一人。三石…初めてのフルマラソンだ。3度の試走会でそのレベルアップがうかがえた。4時間半〜45分でゴールできると見る。30キロ過ぎは初体験で苦しくなるだろうが、試走会経験がいきるはず。岩崎…どのようなトレーニングをしているか情報不足、去年よりタイムがよければ練習をつんできたことがわかる。飯島…昨年は時間ぎりぎり。今年は20分ほどのタイム短縮をめざす。松代が地元でいい走りを見せたいと、余力を残してラストでいい走りを見せる作戦か。柳沢…昨年最終関門突破、ゴールゲートも開いていてラッキーなゴール。初マラソンの感動は大きかった。その後大町で見事な4:44:48、このまま行けば今年の長野は4時間半に迫ったが12月頃からブランクがあり、少し元に戻った。しかし徐々に回復、時間内ゴールは保証できる。押木…フル209回目の完走を目指す。フル百回楽走会の会員でもある。208回以降2年半ほどブランクがあり、今回は再出発レース。時間いっぱい使った走りで臨むのではないか。先には柏崎フルもエントリーしたということで、全国各地の大会に再び押木さんの顔が見られそうだ。
 このほか クラブアンケートに回答がなかったためコメントできなかった方は、Aグループで高野(英)、Cグループで木村、Dグループで斉藤の3名。この3名は完全に情報なしのため、昨年タイムのみ参考にグループ分けさせていただいた。-以上、三田-