第1回〜第3回までを載せています。最新のクラブ行事案内は→ここ

 本番はこの20名も走る

 は2月24日長野マラソンクラブ(NMC)の第4回試走会とセットで行われた総会新年会で、その日の全員集合だ。
 ここにいる20名は全員「第4回オリンピック記念長野マラソン」を走る。NMCの3月17日現在会員は47人。うち40人近くが今年の長野マラソンにエントリーした模様だ。昨年は33名がエントリーし、31名が完走。クラブは大会の完走率の83%を大きく上回る94%の完走率を達成した。
 年は従来メンバーの「初完走」挑戦1名、新メンバーの「初完走」挑戦1名、新メンバーの「初マラソン初完走」挑戦3名の計5名が初完走を目指す。クラブが目指すのはもちろん、この5名を含むエントリーしたメンバー全員の完走だ。

 試走会は地の利
 元開催の大会、地の利がある。どこの大会でも初めてそのコースを走ると、ずいぶんと長く感じられる部分がある。長野マラソンでは五輪大橋の30キロを過ぎにある大塚の折り返し、そして40キロの松代大橋を過ぎての競技場への直線、ここはとても長く感じられるところだ。またスタートから5キロの大きな下りと後はほぼ平坦なコースながら、4つある小さなのぼり。内、40キロを目の前にした最後の松代大橋の入りの傾斜がなんと大きく感じることか。
 れらはコースを走り込み、景色とともに覚え込むことで、大部分克服できる。長野マラソンではコース上のオリンピック施設が良い目印になる見えておよそ村山橋を過ぎてMウェーブが見えて、そこへ行くのに約5キロ、五輪大橋からホワイトリングが見え、そこへを過ぎるまで約5km、山本堪助の墓を過ぎたあたりからスタジアムがかすかに見えて、そこへ行くまでが約5キロ、何回も走っていると目印の建物がぐんぐん迫ってくるようになる。一つには慣れ、コース熟知、これは地元にいないと出来ないことだ。また晴れれば、北信五岳、北アルプスと周辺の山々の見え方で、自分の位置がわかり、次はあそこと、先が読める。そんな楽しみ方もある。もちろん距離を走りこんでフルの距離を走れるトレーニングが必要で、NMCでは「試走会」を実施してきた。
 
以下第1回の試走会から順を追って、その様子をお伝えしよう。

2001/12/2実施第1回

02年第4回長野マラソンに向け

小布施橋よりのコース試走会を始めました

 NMCでは2002年4月の第4回長野マラソンに向けコースの部分試走会を始めました。
 その第1回はHPでご案内してきましたように12月2日。まだ時期が早いこともあり、「市民新聞」やリンク関係の「チームイージー長野」のHPにもお知らせは出しませんでした。
 集合写真は第2集合地点の小布施橋西で。(一人コースオーバーでこの時いません…宮本まさみさん撮影)
 
 晴れの好天に恵まれ、特に小布施橋-五輪大橋間は無風でした。ちょうど県ロードレース須坂大会とも重なり、クラブのトップグループがそちらに出た関係もあり、「5時間完走めざしキロ6分〜7分ペースで」と呼びかけていました。しかし全員完走経験者の参加となったため、所々でキロ5分台に突入、「抑えて抑えて」の声が出たほど。以下は一足先に報告済のクラブ事務局三田のマイ・ダイアリーから引用。
「河口湖での足の血豆から荷物運搬のボランィアに回った木下さんを含め、クラブメンバー9名の参加。特に前週フルを走っている、つまり、河口湖を走った宮沢・武捨・飯泉の3名、尼崎の大貫、福知山の宮本の皆さんが前週の余韻を楽しむかのように参加されていた。したがって走りながらの話題はその3大会、またウルトラ・ランナーの仲間入りをはたした飯泉さんとクラブNO.1ウルトラ・ランナー石川さんの参加でウルトラ談義も盛んだった。小布施橋スタート11:08、途中Mウェーブ過ぎのコンビニ・エイド休憩を含め、ちょうど3時間で全員が南長野運動公園に着いた。」

 

2002/1/20実施

第2回試走会には12名が参加

      強い向かい風(第1回本大会以上+寒風)の中       

「掲示板」には未掲載の轟駅伝部長のレポートで-2002/1/20- 
 晴天に恵まれたものの、西から五メートル以上の寒風を受けて「長野マラソン15.5km地点」となる小布施橋をスタート。結果的にはコースの約90%を、この向い風との闘いに費やすことになりました。
 定刻にスタートとなり、いきなり山崎さんが得意の「ロケットスタート」で飛ばし、徳武さんがピタリと後ろについて後続をグングンと引き離していきます。私は、サブスリー狙い組みは時差スタートと聞いていましたのですが、同グループで出走予定だった塩沢さんと野池さんの2名が欠席、宮本恭さんも先に集団と行ってしまったので、取り敢えず最後尾から続けざまにスタートしました。

 最初の一歩目で、ひどい向い風なので、特に堤防道路は体力の消耗を図る意味でも押さえ気味に(それでも、ものの1キロも行かないうちに集団を抜け出し、3番手の山口さんを追いました)走りました。2キロほどで山口さんに追いつきしばらく並走します。屋島橋手前の工事区間で、前方の2人との差が約1分20〜30秒。寒さで冷えてしまいエムウェーブでトイレタイム。少し離されましたが、五輪大橋の上りでようやく徳武さんの姿を大きくとらえます。橋を渡りきって32km地点で追いつきます。前方を行くのは山崎さん1人です。篠ノ井バイパスを折り返しホワイトリングへ右折する交差点で、後続の集団と挨拶、この地点で45秒ほどに差を詰めました。そして更埴橋を過ぎた37km地点でついに山崎さんに追いつきしばらく並走後、松代大橋の下をくぐった所で先頭に出ましてあとはひたすら「南長野運動公園の聖火台」を目指しました。結局1時間57分でゴール、約2分後に山崎さんもゴールしました。
 
 昨年3月の試走会で出しました、追い風の中での1時間44分台という仰天のタイムには程遠かったのですが、風の条件が全く正反対の中ですから仕方ありません。むしろよく粘れたと思います。しかしこうなりますと、ONE WAY コースの怖さが露呈されたと言っても過言ではない今日の試走会でした。(轟哲郎)
 掲示板の同日後の書き込みも参照ください。写真は上がスタート地点としている小布施橋をバックに全員集合(宮本まさみさん撮影)、スタート直後手前右が轟さん(この後、手前左の原さんと篠ノ井駅までキロ6分台で走った三田が撮影)

掲示板から
第2回試走会状況報告を 投稿者:NMC事務局・三田  投稿日: 1月20日(日)17時40分11秒

本日の試走会にご参加の皆様、お疲れさまでした。松代大橋での木下さんのリタイアがありましたが、サポートをお願いした宮本まさみさんに助けていたき、ありがとうございました。
ウルトラ・ランナーを目指す木下さんとしては、これはまずい。自分のペースを守る走りをして欲しかった。次回は是非マイペースで。直接見てないので、正確なことはわかりませんが、オーバーペースは距離が長くなるほど、潰れることが確実となりますので、ご注意を。まだ走りが「若い」のです。
原さんの跡を追いかける走りで最後尾を務めた関係で、また気温を考え、流れ解散状況でしたので、前がどうだったか、分かりません。轟グループ、武捨グループの2つ分かれたはずで、その辺の走りの状況、この掲示版にてご報告ください。
本当に、今日は快晴に近い晴れでしたが、第1回長野マラソン並の向かい風でしたね。
3時間半グループは速かった 投稿者:きのした@NMC  投稿日: 1月20日(日)21時13分33秒

宮本さんサポート有難う御座いました。おまけに駅まで送っていただき申し訳ありませんでした。試走会に参加された皆様も有難う御座いました。長野マラソンで3時間半を狙いたい為、武捨グループに付いて行きましたが、補給ミスで失速してしまいました。ローソン、ホワイトリンクで休まずに走ったのが失敗でした。採るものは必ず採らねばいけないと痛感しました。後3ヶ月を切りましたけどガンバって練習を続けたいです。
寒風に耐えた試走会 投稿者:T.TODOROKI  投稿日: 1月20日(日)21時18分36秒

試走会に参加された皆さんご苦労様でした。サポートの宮本さんの奥様ありがとうございました。
サブスリー狙いの走りには至りませんでしたが、今回の収穫は、最近足が疲労気味なのですが予想外に最後まで強風の中持ちこたえられた事と、マメが出来なかったことですね。
山崎さんの積極的な走りは、今日のような条件だからこそ余計に評価できますね。私としては。
次回の試走会は、皆さんもっと積極的な走りを期待します。練習ですから失敗を恐れることは全然必要ないと思いますし、3月の試走会で修正すれば良い事ですからね。
PS.武捨さん掲示板に書き込みを!
試走会オツカレ様でした 投稿者:武捨  投稿日: 1月20日(日)22時16分49秒

試走会のみなさん、オツカレ様でした。「武捨グループ」だなんて光栄です^^ゞ)
エムウェーブでトイレタイムの山口・西沢さん両名と合流し、以降5名での走りでした。実際は後半引っ張っていたのは宮本さん、西沢さんあたりで、自分と山口さんが2人に付いていっていたパターンが多かったですね。途中、木下さんが離れてしまったのは残念でした。でも尻上がりに最後の方はかなりペース上がりましたよね。松代大橋以降、故障中とはいえサブスリーの宮本さんが飛び出しJAPANの黄色いウエァが小さくなっていきましたが、逆風の中、良い練習をさせていただきました。
ただ昨晩、新年会で1時まで飲んでいたためか、家に戻ってから急激にダウンしてしまい、コンディショニングの大切さを改めて実感です。
そうそう、小松さんグループは無事だったんでしょうか?


2002/2/17実施

轟レポート:13名が25キロを走り抜け、好タイムも       

  今回2月17日は、前回の様な向い風も無く、まずまずのコンディションの中での試走会となりました。
 14名が参加、最初に先発集団が「小布施橋西詰」をスタート(1115分)、5分後に高木さん、10分後にサブスリー狙い組(塩沢さん・梨本さん・山本君・轟)の順で続きました。
  スタート前は「最初はスローで入って、徐々にビルドアップ走に切り替えて上がる」などと、後続組の中で公言しておきながら、スタート直後にあっさりと「前言撤回」、前を追う展開も手伝っていきなりハイペースで入ります。前半やや押さえ気味の梨本さんを除いて、途中で追いついた先発組の宮本恭さんも集団に加わり、エムウェーブ迄、1k=4分を切るかなりのオーバーペースで走りました。2週間後に「佐倉朝日マラソン」控え組も多い中で、いつもとは違ったパターンでの走りも試してみたいと思っていただけに、とにかく行ける所まで行こうと決心して飛ばしました。
 宮本さんがやや先行する中、五輪大橋手前までに(塩沢・山本・轟)集団からぬけ出して前を追いますが中々差が詰まりません。篠ノ井バイパス折り返しで、山崎さん・武捨さん・宮本さんの順。前との差は30秒ほどでしょうか。続いて梨本さん・塩沢さんグループとすれ違いました。

  しばらくして「ホワイトリング」方面へ右折した辺りから、宮本さんがギアチェンジをしますが、前半のオーバーペースがたたり、さすがにこれには付けません。更埴橋に向かう土手の手前で、宮本さんが武捨さんを交わして行きます。私もそれに続きたいのですが、「武捨が強い!」私と後方の梨本さんもキロ4分程のペースで追い上げるのですが差が詰まりません、ようやく更埴橋の中間あたりで追いつきましたが、力強さも加わって期待できそうです。
 
そんなこんなで、前方では「松代大橋」の上で宮本さんが山崎さんをとらえ、ついにトップに踊り出ました。私も橋を渡りきった後の直線で、足に異常をきたした山崎さんを交わしましたが、快調に走る宮本さんには更に離され、ようやく聖火台前にゴール。しかしタイム的には(1時間4440秒)と、昨年3月の試走会並の好タイムが出まして、佐倉への弾みがつきました。しばらくして後半追い上げた梨本さんがゴール。そのあとも続々とゴールしました。
 今回私の目から見まして、部分的にしか過ぎませんが、宮本さん・梨本さんはサブスリーランナーだけに実力どおりの走りと言えます。塩沢さんと山本君の2人は、途中脱水状態に陥ったようで本来の走りが出来なかったようですが、佐倉の本番では給水に気をつけていけば大丈夫だと思います。そんな中で武捨さんが強くなっていました。3時間10分〜15分も十分圏内ではないでしょうか。
 全体的に見ましても、今日は風も無く前回に比較して好記録が続出したようでした。(2/17記・轟哲郎)

 NMC事務局:掲示版にも上記2月17日の試走会報告が出ています。ここでは初参加でいずれも長野マラソンでフル初挑戦される方の感想を。→柳沢さん(谷川真理ハーフ2時間13分)は「最後の5キロ、全然着かなくて、ほとほといやになりました。予想どおり、30キロが限界のように思います。あと5キロくらいは、泣きべそかきながらこらえても、あと15キロはとてもとてもという感じがします。」とちょっと弱音を吐いていますが、結びは「できるところまで、頑張ってみたいです。」と。思い出しましょう。初めて走り始めた頃を、これまでに、どんどん走れる距離が伸びているのです。そしてまだ、8週間あります。
 もう一人の小林さん(諏訪湖ハーフ1時間28分)は「おそらく諏訪湖以来の20km超走だったので、かなりひざにきました。(本番は+15kmで、下りが多いので心配です。更に走り込まなければ・・・)」と書いています。そして「まだフルのためのトレーニングわらないので色々お話したい」と2月24日の試走会&総会新年会にも参加を決めくれました。皆さん今度の、松代ロイヤルではこれに応えて下さいね。
 写真は、上からスタート前の集合写真、中は左・山本、右・轟、追ってくる塩沢の3氏、下はMウェーブで合流の大貫さんと初参加の柳沢さん。
掲示板から
男の背中 投稿者:武捨  投稿日: 2月18日(月)21時06分57秒

昨日の試走会に参加の皆さん、お疲れ様でした。
青梅組の皆さんもお疲れ様でした。

今回の試走会はとても気持ちよく、でもって軽い感じで走れました。
走り出しがしばらく「ロケットスタート」の山と一緒だったお陰か、リズム良く走り始めることができ、離れてからも山の背中が見える範囲で頑張ろうと走ってました。
ホワイトリングで宮本さんに抜かれてからは今度は宮本さんの背中、更埴橋を渡った以降は轟さんの背中、おぎのや過ぎの直線では再び見えてきた山の背中、運動公園直前の上庭の信号以降は梨本さんの背中といった具合に目標を変えての充実した走りになりました。
それにしても、更埴橋でピッタリ轟さんに後ろに付かれた時!狐に追われたウサギというか警官に追われている泥棒というか、早くひと思いにお願いしますっ!といった心境でした。

大貫さん、エムウェーブであまり話もできず申し訳なかったです。今度またゆっくり。

あと、石川さん。「寺泊」いいですね。カニや魚が会場の近くで待っていてくれるなんて大変素敵なことです。魅惑的な大会ですね。
昨日の試走会 投稿者:NMC事務局  投稿日: 2月18日(月)21時52分51秒

昨日の試走会、気温を考え流れ解散にしましたので、各グループの様子が正確には分かりません。既にいただいた轟レポートから、宮本さんの故障から復調、武捨さんのレベルアップの様子がうかがえました。故障組の梨本さんも、山本さんも私が見たところでは回復しているような感じでしたね。
嬉しいニュースを次に。
試走会に初参加の柳沢さんと小林さんが昨日、今日とそれぞれ入会してくれました。昨年9月の練習会時の木内さん以来の新会員でクラブメンバーは46名になりました。
今回の入会順で、柳沢さんは、11時15分スタートし、ちゃんと14時09分台後半、サポートの宮本さんが待っていた南長野運動公園に着いています。ゴール予定はサブスリー・グループは例外として、14時〜14時半を予定していました。その時間内に着いているのです。本人は「最後の5キロ、全然着かなくて、ほとほといやになりました」「予想どおり、30キロが限界のように思います。あと5キロくらいは、泣きべそかきながらこらえても、あと15キロはとてもとてもという感じがします。」と書いてちょっと弱音を吐いていますが、結びは「できるところまで、頑張ってみたいです。」です。 
思い出しましょう。初めて走り始めた頃を、これまでに、どんどん走れる距離が伸びているのです。そしてまだ、8週間あります。
続いて小林さん。「おそらく諏訪湖以来の20km超走だったので、かなりひざにきました。(本番は+15kmで、下りが多いので心配です。更に走り込まなければ・・・)」と書いています。そして「まだフルのためのトレーニングわらないので色々お話したい」と2月24日の試走会&総会新年会にも参加を決めくれました。皆さん今度の、松代ロイヤルではこれに応えて下さいね。
第一次走り込み終了 投稿者:T-TODOROKI  投稿日: 2月18日(月)23時00分53秒

試走会参加の皆さん、昨日はお疲れ様でした。おかげさまで「佐倉朝日マラソン」に向けて気持ちよくと言いますか好き勝手に走れました。自分自身今までに無い入りの速さでしたが、特にこの暴走に付き合って頂いた、宮本さん・梨本さん・塩沢さん・山本さん・武捨さん・山崎さん、さすがに皆さん2時間を切る気合の走りでした。一緒に走れなくて残念だった「石川さん」私もこれから2週間は、距離を落としてスピード練習に切り替えますので宜しくお願い致します。
轟レポート 投稿者:梨本@職場  投稿日: 2月23日(土)12時52分58秒

久しぶりにトップページも拝見しました。先日の試走会の様子がレポートされていました。三田さん、轟さん、いつもながらありがとうございます。

轟さんも宮本さんも「さすが!」の走りだったのですが、やはり私も武捨さんの強さには驚かされました。更埴橋から武捨さんの背中を追っていたのですが、これがなかなか抜けない。5kmほど走って「上庭」信号でやっと追いつきました。
後ろから見ると、腰の位置が高くて力強い良いフォームですね。きれいな走り方は、ケガもしにくいんです。これが本当にうらやましい。まだまだ速くなりますよ。

長野マラソンではがんばりましょう。