2002/7/21/長野県木曽郡王滝村で開催

セルフディスカバリー・クロスマウンテンマラソン42キロ 

氷ヶ瀬のスタートラインでNMCの3人、左から田村・三田・木下だ。3人ともCWXで、これを撮ってくれたCWX関連の方が、「ワァー、CWXチームですね」と感動してくれた。彼女たちにNMCをPR。「うちのHPにしょっちゅうCWXがでてくるよ」と。
 7月21日午前1時45分、長野市北部に位置する家を出て、木曾の王滝村へ向かう。昨年に続いて出場の第2回セルフディスカバリー・クロスマウンテンマラソン42kmに出るためだ。私が長野県の数あるマラソン大会の中でも八ヶ岳野辺山100キロウルトラマラソンと共に一押しする大会だ。
 松代インターはちょうど2時。塩尻北インターから木曾へ行く国道へ入り、途中、道の駅でトイレ休憩、ひげもそり顔も洗う。大阪からの大学生の自転車ツーリングの集団一行が出発準備をしていた。朝が近づいてくる。王滝村の松原スポーツ公園には5時10分前に着く。

 同公園のきれいな砂のグランド内が受付。5時ジャストに受付をすませ、着替えに車に向かうところで田村さんから声をかけられる。この5月に長野マラソンクラブ(NMC)入り、会報22号で野辺山フィニッシュ写真で自己紹介があったばかりの方で、初めてお会いした。松原公園から氷ヶ瀬まで輸送される、そのバス待ちでもう一人のNMC木下さんも合流、同じバスに乗り込む。

 田村さんは初めてエントリーに長野マラソンクラブ名を使用、大会パンフレットにはNMCの3名の名前が載ったが、実は田村さんも昨年出ているので、人が増えたわけでない。酒井さん名前があったが来てなかったようだ。その辺を3人とも残念がる。3人とも、いっそ100キロにしてもらいたいくらいに思っているから、短い距離でのレース志向の強い多くのメンバーとのギャップがあるかもしれない。このセルフディスカバリー・クロスマウンテンマラソンは距離は42キロだが、内容はウルトラマラソンに通じるから同日開催の「やぶはらハーフ」に比べNMCメンバーの参加が少ないのもいたしかたないかもしれない。ウルトラ班はまだNMCでは少数派だ。
まだ平坦部、確か2番目の橋で7:09撮影。偶然とらえたゼッケン11にご注目。
スタートから26分、岩肌を流れ落ちる水、早くも天然エイドからの上がり、7:26撮影。ゼッケンからは愛知の竹内さんか。
18kmの給水所の二人。正規の給水所での給水はポリタンクで、各自用意の水筒類に自分で入れる。
やってきたフル百回楽走会の走りの達人たち。左から富山のスピードランナー小路、福岡の週末は本州の人の迫田、そして愛知の千田さん。NMCの三田もフル百の会員だがこの団体ではまだ青二才である。
 午前7時スタートの氷ヶ瀬、その標高900mから林道の最高地点1700mの範囲内、山また山をアップダウンを繰り返しながら走る。
 木曾の山は一般の人を入れてないので水がきれいで、沢や湧き水が飲める。これを称して「天然エイド」。その看板も立てられていた。今年は雨が多かったせいか、そして前夜も雨とのことで、路面が濡れて、水の流れているところもあり、沢は確実に昨年より数多く見られた。
 前半は御岳も見えない曇り空で山の涼風が気持ち良かった。
 26キロあたりで初めて三浦ダムが見えてくるが、そこで写真を撮ろうとしていて、昨年後半一緒に走った林さん(ゼッケン11)が追いついてきた。私の写真を撮ってくれたのだが、そこからは一緒に走る。昨年は私が引っ張ったが、今年は前日のMTBの100キロ、2度のパンクで30キロでタイムオーバーしてしまい完走できなかったという林さんが体力温存で私を引っ張った。そこから先は速かった。したがって、写真の数もぐんと少なくなる。そこまでの写真は別に用意の第2回のこの大会ページで詳しくお伝えしよう。マイダイアリーには別写真を入れてある。
 
 林さんと一緒になったあたりからtコースはほとんど下りとなる。30キロ過ぎの給水で給水した以外、一時停止はなく、三浦ダムを望み、王滝川沿いの景色を眺め、きれいな清流に水浴びしたいと思いながら一気に下ってゴールを目指した。
真っ暗闇となる150メートルほどのトネンルが40キロ少し手前にあり、今年は大会の注意書きに従い小型懐中電灯を用意したのだが、役に立たず、ここはほぼ歩きだった。
 ゴールタイムは4時間38分台。
 田村さんは4時間10分で既にゴールしていて、王滝川にザブンとアイシングしたといい、さっぱりと気持よさそうだった。ゴール地点の表彰式会場の横が川とは昨年も気がつかず、今年も着替えは預けていなかった。これは大失敗である。せめてCWXの足首から下と、清流に10分間足を突っ込む。来年は川の天然アイシングを楽しみに走れる。
 私のもうひとつの仲間、走りの達人たちの集まり、「フル百回楽走会」のメンバーが4名来ており、うち、迫田女史が女性の年代別の表彰時間帯に時を合わせたかのようにゴール、早速表彰台に立っていた。ここでは9名が完走した女子の部6位までの表彰式写真を1枚紹介しよう。6位一番右がフル400回超の迫田さんだ。女子のトップは奈良県の安部利恵さん4時間11分15秒、ちなみに男子トップは2時間55分46秒の山本恭規さん(静岡県)だった。
 なお、木下さんを待ちながら、昨年50歳代男子で2位だった私・三田がその時よりいいタイムなので入賞かな?と田村さんにカメラをお願いして待機していたが今年は強い人が来ていたようで、これは見事なはずれ。写真も十分撮ったので、来年はタイムに挑戦してみようと思っている。それでも速く走るにはもったいないようなコースなので、悩むところだ。
 
総合 No. 氏 名 タイム 種 目 所属など
25/98 101 田村 裕美 41 4:10:06 男子25/89 NMC
29/98 95 小路 富義 61 4:23:08 男子28/89 フル百
41/98 11 林 利晃 33 4:36:50 男子39/89 愛知
43/98 98 三田 茂延 51 4:38:25 男子41/89 NMC
77/98 66 迫田 法子 56 5:32:22 女子6/9 フル百
84/98 20 木下 幸一 41 5:43:26 男子76/89 NMC
87/98 67 千田 虎峰 64 5:54:41 男子79/89 フル百
木下さんはそうこうしている間にゴールしていて、3人そろって松原公園へのバスに乗り込む。アートスポーツが出店していて、田村さんご推薦のゲルフジの昨年版が5200円で出ていて、これを田村さんに習い購入、来年まであまり履く機会はなさそうだが、来年はこれで走ってみる。今年使用は、3足購入し、まだ使える1足の初代「サロマ」だった。
 3人はいずれも夜中に発ってきており、「一路ビールを目指して帰宅でしょう」ということで、それぞれの車で帰路についた。「今日はご褒美に発砲酒でなく、ビールを買って帰ろう」と言われた田村さんの言葉が印象的な1日だった。(三田茂延、マイダイアリー2002年7月21日を元に一部加筆) 
以上2002/7/24-8/8、Santax & 長野マラソンクラブトップページアップ分

 



写真は、ゴール後、先に入った林さん(11)と三田(98)
(ゼッケン11)です。
お返事たいへんおそくなりすいません。
野辺山の次に楽しみにしてるレースなのが無事に終わってほっとして疲れがどっとでたみたいです。
早速ですが長野マラソンクラブのホームページ拝見させていただきました。
今年も感動しましたよ。
あんなに大きく出てるとは・・・。
でもカメラの性能でしょうか?今年は画質がすごくきれいですね。
年末にデジカメを買ってからは大会のときは必ず持っていきますよ。
カメラもマラソンと似ていて奥が深いと思います。
とにかくたくさん写さないとうまくならないとか・・・。
8月4日は隣町の新城市で大会があり10キロのトレイルランに出場します。
しばらくは地元のレースばかりです。
  -7/31/21:25受信-
 

ちょうど、年代別の表彰式にあわせるようにゴールしてその会場に入る迫田さん。
福岡の迫田です。
HP見せていただきました。
ありがとうございました。
今までに参加した大会とは異なる大会でした。
若者が多くおかげで入賞できました。
過酷のレ−スでしたが心も体もリフレッシュウできました。
先週は岐阜・夜叉が池
今週は富士登山
無茶なことばかりしてます。
  -7/31/7:13受信-
ゴール地点から歩いてきた千田さん

今晩は、名古屋の千田です。
 SDマラソン様子を三田さんのHPのトップページで拝見しまた。貴兄の大会感想文も写真と合わせて楽しく、思い出しながら読みました。
 記録がきて貴兄が昨年は入賞だったのに今年は逃がしたと言っていた
ことに合点が行きました。レベルが高いのですね。
 私は初めての参加ですが、正直言ってカルチャーショックを受けました。
 着てるもの、履いてるシューズそしてスピードが全然違ってました。
 コースが砂利というよりごろ石の林道、初めての経験です。
 しかし、御岳の大自然の雄大な景観の中を俗世間から離れ、自分が独り占めする贅沢なランでした。
 ウイークデイは仕事に忙しく返事が遅れましたが日曜日はしっかりと遅いウルトラを楽しんでます。今年は殊のほか暑かったのですが,その体温以上の極暑を十分に体験しました。翌週、夜叉が池135km、次週はフル百の15周年行事の富士登山+ダブルフル、明日は東海自然歩道をランします。仕事の関係で長期間の暑中休暇が今年はとれず(去年は能登半島1周、一昨年は中山道を走り旅しました。)
 9月は佐渡1周、玄海ウルトラとフルから遠ざかっています。
 貴兄の推奨は八ヶ岳と御岳王滝ですがほかにお薦めがありましたら紹介ください。
 まだまだ、残暑厳しいですがご自愛ください。
  -8/10/22:10受信ー


参考…昨年の第1回大会