2002年夏の駅伝を二つ。7月7日川中島古戦場裏のサイクリングロードで開催の「親睦駅伝」、8月14日定例日開催の松本での「すすき川お盆駅伝」の二つを開催順に。
日本無線ランナーズクラブとNMCの夏の恒例行事
第18回のランナーズ親睦駅伝(5区32km)が日本無線ランナーズクラブの幹事により川中島古戦場裏の千曲川サイクリングロードを利用して7月7日に開かれた。昨年と同様幹事チームと長野マラソンクラブチームだけの参加だが、今年は双方2の4チームとなり、3区と5区を繰り上げスタートとする走者が見える運営で、激走を演出、それぞれに夏に負けない暑い走りが見られた。
3区では先頭との同時の繰上げスタート
結果は下の表の通りで、今年は長野マラソンクラブCがトップをとった。なお、NMCは昨年作った駅伝用ゼッケン、青のBと赤のCので走っており、そのゼッケン通りのチーム名とした。
長野マラソンクラブは前年より1チーム少ない参加となったが、2チームが競うチーム編成(轟駅伝部長担当)は前年を踏襲した模様で、4区までは拮抗したレース展開だった。
また山崎には離されたが昨年同様5区を走った武捨は自己のタイムを1分23秒も更新している。昨年と同距離を走ったメンバーでは西沢がわずかタイムをアップした以外は塩沢、杉山、三田といずれもタイムを落としている。
走るたびにタイムを更新中のサブスリーを目指してクラブ入りした有力新人・小林は、
日本無線Bの1区から2区へ 手渡し給水の日本無線Aチーム
朝7時より行われていた長野走ろう会の例会にも出ており、アップのし過ぎが、昨年1区31分14秒の野池(この日野尻湖トライアスロン)の記録は更新できなかった。それでも速いことに変わりない。
スピードランナーに連勝のNMC三野
また、「むれいロードレース」で、ダッシュの山崎に勝った三野がこうした距離に強い西條を僅かかわして、スピードランナーに連勝といったところ。
同じ距離を走った杉山・三田対決では今年も杉山が勝っている。秋にウルトラ、フルの連戦をする石川・三田はまだ動けない感じ。
日無チームで出ている山本は昨年1区で記録した31分07秒を、寝不足の体調不良から、大きく落としが、人手不足のBチームにも回り、2度走るタフさを披露していた。
大会後に懇親会があり、この時間帯にあわせ、高橋・柳沢の女性陣が戸倉から約20キロを走って駆けつけ、うまいビールを飲んでいた。
日無チームのコメントお待ちしています。
なお、来年と再来年の2年は長野マラソンクラブが幹事で開催となる。懇親会の席で、杉山会長が何か、その辺の挨拶をしていたが、事務局は酔って忘れてしまった。ご記憶の方、教えてください。
(以上敬称略、NMC事務局記。なお結果表は、日無の宮下さんよりメールでいただいた)
区間 ‐ 長野マラソンクラブB 長野マラソンクラブC 長野日本無線A(3) 長野日本無線B(4) 第1区 (氏名) 小林 毅 西沢正信 山本周一 馬場和彦 8km (時間) 31:26 31:44 33:22 42:09 (順位) 1 2 3 4 第2区 (氏名) 西條明生 三野輝一 宮下昌之 宮沢富男 4km (時間) 47:22 15:56 47:35 15:51 50:37 17:15 1:03:12 21:03 (順位) 1 2 2 1 3 3 4 4 第3区 (氏名) 石川正昭 塩沢一郎 内田徳弥 山本文治 8km (時間) 1:22:33 35:11 1:21:16 33:41 1:28:44 38:07 1:45:42 42:30 (順位) 2 2 1 1 3 3 4 4 第4区 (氏名) 杉山正志 三田茂延 山嵜晴登 滝沢三喜男 4km (時間) 1:40:20 17:57 1:39:39 18:23 1:47:35 18:51 2:07:57 19:55 (順位) 2 1 1 2 3 3 4 4 第5区 (氏名) 武捨俊之 山崎 豊 西沢和昭 山本周一・内田徳弥 8km (時間) 2:15:40 35:20 2:12:41 33:02 2:33:35 36:00 2:41:59 33:32 (順位) 2 2 1 1 3 3 4 - 総合時間 2:15:40 2:12:41 2:23:35 2:41:59 総合順位 2 1 3 4
伝統の灯消さず、「すすき川お盆駅伝」は83チーム参加
信州、松本の夏の風物詩「すすき川お盆駅伝」。すすき川堤防のランニングコースで行われた。スタート地点、タスキ渡しのゾーン、ゴール地点はこの「みはらし橋」たもと。両側から選手が乗り出す。赤のゼッケンでタスキが渡ったのは、長野マラソンクラブCチーム。クラブのもっとも新しい50人目の会員・羽田からクラブ、ハーフマラソン出場No.1のハーフの女王・柳沢へ。
8月14日、松本市のすすき川堤防ランニングコースで、午前8時、信州松本の夏の風物詩として恒例のお盆駅伝のスタートが切られた。午前8時といってももう暑い中、参加83チーム、大人から子供までの440名の選手による県内最大規模の市民駅伝は、一層の熱を帯びて、タスキ渡しが続いた。
主催者である「すすき川走る会」のメンバーの高齢化などからお盆駅伝継続のため、簡素化(副賞や参加賞のタオルをなくし、参加費も下げるなど)して行われた初めての大会。ランナーズ誌などへの開催日告示もなかったが、地元はじめ、これまで参加してきた県内の各地の走友会がいつも通り参加していて、例年より十数チーム程少ない程度でおさまっていた。長野マラソンクラブは昨年と同じファミリーチーム1を含む4チームでエントリー、Aチームは記録をねらって参加してくる上位グルールの中でまさに熱走を展開した。では、クラブ駅伝部長のまとめによるクラブチームの記録と寸評を。
轟駅伝部長(選手兼任)…今年も8月14日、松本市のすすき川にシリアスチームからファミリーチームまで83チームが集い「第28回すすき川お盆駅伝」が開催されました。昨年同様NMCからは4チームがエントリー、早朝から厳しい日差しの中で襷をつなぎました。
Aチームは、小林さんの仰天タイムと山本さんの両エースを擁して過去最高の8位でフィニィッシュ! また1996年のベストタイムを6年ぶりに更新した。
Bチームは特に、三野さん石川さんの走りが目をひいてB最高の18位。
Cチームは初挑戦三人組の中、サブトラ班の羽田さんが中々の走りを披露。両ベテランがつなぎ40位。
Dチームは若手の活躍もあり昨年タイムを約4分短縮して75位。と健闘いたしました。
ゴール後は恒例の懇親会、今年は会場を「あがたの森」公園に移し約2時間半、今日の走りや今後の予定についての話(24hチャリテーリレーマラソン)で大いに盛り上がりました。
駅伝部長まとめのNMCチーム成績は、別表の通りですが、ここで、上位10チームを紹介しましょう。1位…飯能南高校A51分47秒、2位…上小韋駄天組A53分24秒、3位…松本市55分14秒、4位…飯能南高校B56分05秒、5位…上小韋駄天組B56分05秒、6位…中部電力長野57分09秒、7位…南安曇Y57分47秒、8位…NMC-A表参照、9位…南安曇M58分22秒、10位…南安曇A59分06秒。
NMCチーム 1区(4q) 2区(2.5q) 3区(4q) 4区(2.5q) 5区(4q) 順位 A 氏名 小林 毅(30) 轟 哲郎(43) 山本周一(29) 松崎良一(36) 丸山一二三(44) 8位 区間 13分24秒 8分03秒 13分55秒 8分15秒 14分38秒 通算 − 21分27秒 35分22秒 43分37秒 58分15秒 B 氏名 塩沢一郎(46) 西條明生(44) 三野輝一(41) 武捨俊之(42) 石川正昭(38) 18位 区間 14分51秒 8分05秒 15分22秒 8分48秒 15分11秒 通算 − 22分56秒 38分18秒 47分06秒 1時間02分17秒 C 氏名 西島政晴(37) 杉山正志(65) 羽田 豊(39) 柳沢眞弓(40) 三田茂延(51) 40位 区間 18分59秒 8分57秒 16分04秒 11分14秒 17分29秒 通算 − 27分56秒 44分00秒 55分14秒 1時間12分43秒 D 氏名 山ア 豊(42) 山ア 塁(11) 丸山和男(37) 早川綾菜(13) 早川勝久(42) 75位 区間 15分13秒 13分30秒 18分35秒 12分31秒 23分19秒 通算 − 28分43秒 47分18秒 59分49秒 1時間23分08秒
参考 1996年23回大会 1区(4q) 2区(2.5q) 3区(4q) 4区(2.5q) 5区(4q) 順位 Aチーム 徳武雄次郎 西條明生 塩沢一郎 轟 哲郎 山崎 豊 14位 13分12秒 7分49秒 14分31秒 8分05秒 14分57秒 58分34秒 注)1区の徳武さんは当時NMC会員で現在長野市駅伝部、NMCの1区の区間記録はこのタイム。
すすき川お盆駅伝の後、あがたの森での懇親会時に撮影。ご家族1名と選手2名が散歩等に出ていてここでは抜けています。ごめんなさい。
最前列の左に座っている杉山会長も8月17・18日の両日とも長野運動公園でのNMC24h練習会・チャリティー・リレー・マラソンに参加します。視聴覚障害者ランナーのフルマラソンの伴走ボランティア活動でも知られる杉山会長が24hの一部を走ります。さあ、何キロ? 皆さん、賛同されるランナーの方は8月17・18日の両日は長野運動公園へお出かけ下さい。NMCクラブメンバーがお待ちしています。