富士五湖ウルトラマラソン

報告者 徳武(117km完走)

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スタ−ト前の気温−2度。しかし日中気温があがると聞いていたので、薄手長袖シャツ・薄手ブレ−カーでスタートした。しかし・・思ったほど気温はあがらず、体がだるく思うように動かない。天気はよく富士山も終始きれいに見えてたが、風があり体温が奪われていくようだ。冷えてしまうと私は走れないのに甘くみて軽装だったのはうかつだった。前半は我慢我慢の走り。12時になればなんとかなるだろうと根拠のない自信。
まず山中湖を一周。大きな穏やかな湖で、富士を正面に見、ゆっくり走る。そこから河口湖、西湖へ。西湖では、さとしさんが用意してくれた特設エイド(お蕎麦屋さん)で営業時間外にも関わらずお菓子にお茶をいただき元気をいくらか取り戻すことができた。
精進湖、ここを抜ければ69km着替えポイント。荷物に冬用の長袖シャツを一応用意しておいて本当によかった。着替えを済ませ後半戦に備える体勢が整うと、なんとかなるぞという気持ちになる。そして本栖湖へ。117kmの部は本栖湖入り口〜折り返し地点まで8km近くエイドがなく、細かい起伏もあり孤独な走りが続く。萩往還の鯨墓を思い起こすような・・・。しかしすれ違いで声をかけてもらい、知り合いを見つけたりで我慢できた。本栖湖・・この湖が一番気に入った。河口湖のような観光客の多い華やかさはないけれど、山懐にできたこの湖はひっそりと静かに透明な水をたたえて、まるで日本海を見てるかのように錯覚してしまう。湖と山の向こうにややかすんだ富士が見え、立ち止まりしっかり目にやきつけた(新5千円札の富士)。
折り返してさっきの着替えポイントに戻ると85km。ここからは田村さんも書いていた、長いだらだら登りが続き厳しいところ。ほぼ`7分の理想ペース(100km11時間40分)で来ていたのが気がつくとだいぶ遅れていて、このままでは100km12時間半の完走ラインさえもぎりぎりかという状態になっていた。そんなにペースはおちてないはずなのにのんびりしすぎたのか?(時計との戦いだった甲州の再現か?)・・焦りがでる。最後17kmは北麓公園への登り5kmがあるので、2時間で17kmではきついだろう。

ここで運良くさとしさんに合流できた。珍しく‘気持ちがきれそうだ’などと弱気なことを言うので‘今からそれでは、さくら道はどうするの??’と偉そうなことを言ってしまったが(さとしさん、ごめんなさい)、それは同時に自分への‘可能性があるのなら絶対あきらめるな’という戒めの言葉だった。
体の動きがようやく戻り、調子よく走れるようになると気持ちも強くなり、今のうちにできるだけ取り返そうとペースをあげた。100kmを12時間6分で通過。ようやく完走が見える位置にきた。最近はどのペースなら最後までもっていけるかということが、体感でなんとなくわかるようになったのでこれ以上落ちることはない、間に合う、完走は確信。ゴールへの登り5kmはきつかったが、77km・100km・117km皆一緒で最後の我慢どころであり、つられて進んでいくことができた。
太陽はすっかりおち、富士桜とスタッフに迎えられて、暗くなった競技場にゴールできたのは制限14時間半の18分くらい前か?
あきらめず本当によかった。完走できたことは自信となり、少しは力がついたのだと自分でも思えるようになった。次への足がかりとしたいと思います。

>さとしさん、お世話になりました。きのしたさん、お疲れ様でした。野辺山でリベンジですね。
>田村さん、1時間前にゴールはすごいことですね。走ってみてよくわかりました。フラットなようで意外に起伏あり、易しいコースではありませんよね。。まだまだ私など力が足りません。

>いしかわ班長の力強いサブフォー宣言見て私も100%決心つきました。 とよた24H、めざせ180km!石夫妻不在でも頑張ります。

>応援していただいたみなさま、ありがとうございました。それから富士山にもありがとうといいたい気持ちです。

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