乗鞍の大自然を楽しんだH15.08.05

乗鞍run&walk 60kmを,徳武さんの代走として木下さんが走った〜

6月の五輪記念マラニックで約100kmを走破した木下さんが,翌週の乗鞍で60kmの大自然を満喫したようです.その木下さんから完走記が届きました.


それは掲示板に泣き言から始まった
徳武さんありがとう.大会申し込み忘れていたのでした.これでなんとかKING OF NAGANOが私のところに・・・・
管理人注1:長野県内のフル以上の大会(野辺山,乗鞍,セルフディスカバリー,長野,大町)をすべて完走するのがKing of Nagano.甲州夢街道もスタート地点が長野県内なので,木下さんが甲州夢街道を完走すると,対抗馬だった三田さん田村さんを抑えてKing of Naganoとなります.
管理人注2:エントリーしていた徳武さんが都合で出走不可となったため,木下さんがエントリー変更で参加しました.無断代走ではありません.

当日受付まで
AM2:00自宅を出発.前々年参加した大会なので道は迷わす4:30受付&スタートの乗鞍観光センター駐車場に無事つきました.車から降りるとさすがに高原の朝は清々し差は通り越して,肌寒いくらいでした.しかし,よく晴れ乗鞍岳の残雪もとてもきれいでした.
AM5:00受付を済ませました.徳武さんからの変更もOKで,選手名簿も修正済みでした.6500円を払い,大きな手作りのパンとりんごジュース1L位とマイ,コップ(エイド用)を貰いました.
朝食とトイレを済ませさあスタート準備OKです.

スタートまで
AM5:55選手の集合がかかりました.約150人が集まり大会はピリッとした緊張感でなく練習会のようななごやかな雰囲気です.タイムや順位を取らないからでしょう.当然アムラもフル百もごく僅かです.
6:00乗鞍観光センター前で「ハッスル ハッスル ハッスル Oh〜」の気合にならない気合を入れ,そのまま県道へ移動,長く暑い一日が始まりました.

AM6:00頃のAエイド前,スタート地点
残雪が乗鞍岳

コース紹介
1周約12キロで2ヶ所エイドの往復コースです.
前半が登山道でかなりのアップダウンがきついセルフディスカバリーの道幅を狭めた感じです.善五郎の滝牛留池が見どころです.
後半は牧草地,つつじ林を通りBエイドに戻りサイクリング道路を経て駐車場に戻る.木道やサイクリング道路でほぼ平らです.水芭蕉がすばらしいみたいだけれど時期はずれで残念.

善五郎の滝
マイナスイオンを浴びてリフレッシュ
木道
1〜2周目
1周目は走りながらコースを思い出すためにゆっくり走る.コースが狭く一列になって進む.高原の朝ランはとても気持ちがいい.日陰も多いし川や池が点在してウルトラマラソンの割には楽だ.1周目1.5時間で走れた.2周目からはエイドで何を出してもらえるかを楽しみに走る.AとBエイド競って食品を出してくれるからだ.
前夜はよく眠れなかったので2周目が終わったら仮眠しよう.車が近くにおけるのでこれは大変楽です.
3周目
約1時間横になったが眠れずスタートする.1周目から前後を走っていた同じぐらいの走力の富山の女性と話しながら走る.やはりくびき野と富士五湖も参加したそうだ.3周目のお楽しみ,Bエイドのアイスクリームが美味しかった.やはり疲れたときはアイスかビールだよね.
途中で車のカギがつけっぱなしに気が付き急いで戻るが無事だった.
Aエイドとスタッフ,質と量は最高
ペンションのオーナーたちが作ってくれるので
美味しくいただいた
3周目のBエイドでアイスクリームをいただく
これでアイス班に仲間入り?
4周目
だいぶ選手がバラけて前後に人がいなくなり本来の貸切状態になる.大自然の中を一人きりで自分の思い通りに走るのも気持ちが良い.こんな楽しみができるのはこの大会とセルフディスカバリーぐらいだ.手間隙かけても来る価値は十分ある.
5周目
牧草地で約20頭のホルスタインの中を突っ切る.柵のない2〜3メートルの大接近はすごく怖かった.牛は大きく少々ビビったけどサングラス越しに必死ににらみつけ隙間を走り抜けた.
Bエイドで1日のお礼を言うとスタッフ全員がタンバリンに合わせてお返しをしてくれました.こういうことをされるとまた来年も来たくなる.
遊歩道とランナー 木道とつつじ 牧草地のホルスタイン
5周目には牛に囲まれ怖い思いをした

ゴールPM3:00
Aエイドで(自己申告制)ゴール.子供に手作りの完走メダルをかけてもらう.ゴール後写真を頼むとゴールテープを張りなおしてゴールの記念写真を撮ってもらえました.こんなわがままをきいてくれるスタッフもいい人たちだ.感謝感謝.
最後のお楽しみのビールと焼き岩魚をいただく.5周目を出るときからエイドは岩魚を焼く匂いで満ち溢れ,これを食べたいために1周したみたいだ.あれだけ食べ続けてもビールと岩魚はあっというまに食べてしまいました.
今回は手作りのキーホルダー(文字入れサービスつき)もありました.
おなかが一杯になったあとは50メートル先の無料入浴券で入れる湯さん館で汗を流しました.露天風呂からは晴れていれば見える乗鞍岳はガスで見えなかったけど1日の疲れを十分取ってくれました.

3周目を終わったところ
マイコップには名前かナンバーが書かれている
紙コップが使われず,貰った一つのコップをエイドに
置きっぱなしにする
PM3:00ゴール
手にはメダル
(ゴールテープを張って撮りなおし)

この大会のすばらしいところ
 ・大自然の中を時間や順位を気にせず走れること
 ・人数が多すぎなくアットホームだ
 ・エイドの食事は質と量が日本一だ
 ・参加賞がいい(パン,ジュース,コップ,キーホルダー,入浴券,缶ビール,焼岩魚)

この大会はあまり有名になって欲しくない大会ですから,あまり人には勧めないでください.