見えないゴールを目指して

木下さん,徳武さん甲州夢街道215kmラン&ウオーク遠足挑戦   2003年9月27-28日開催


 この大会は海宝ロードランニング主催のウルトラ遠足(とおあし)シリーズの一つです.長野県諏訪市の諏訪大社を出発し,日本のシルクロードと言われた甲州街道に沿って,東京の日本橋を目指します.距離は215km,制限時間は36時間,途中2ヶ所の峠越えがある難コースです.

 昨年はご存知のように,NMCから初めて飯泉さんが挑戦しました.飯泉さんはそれまでウルトラに関しては100km完走2回のみという初心者であったにもかかわらず,制限時間をわずかにオーバーしながらも,みごと日本橋のゴールまで自分の足でたどり着きました(そのレポートはこちら).今年はその飯泉さんのあとに続き,木下さん徳武さんが日本橋を目指しました.木下さんはまだ100km初完走から2年足らずですが100km完走はすでに4回で,今回は自己最長距離に挑戦となります.一方の徳武さんは初100kmから1年未満,その100km完走もまだ2回.しかし24時間走やウルトラマラニックなどを通して力をつけており,今回は木下さんと同じく自己最長距離に挑戦です.二人ともまだキャリアの浅い方ですが,なぜそんなに長い距離を目指したのでしょうか?

 現地ゴール地点にはNMC事務局三田氏が行っておりました.その報告がすでにNMC本家HPで紹介されています.ここでは木下さんから届いた写真を紹介しますので,三田氏のレポートと合わせてご覧ください.


勝沼バイバスか笹子峠を走ってた時,レポートについてとくさんと誰が提出するかが話題になった.「24Hのレポートを書き上げたばかりだ」と、とくさんは言い切った.じゃあ次は私の番か,納得したけれど完走していないのでレポートは書きずらい.いしかわさんも忙しそうで催促がないし,これ幸いと忘れてもらうかな・・・・せめて写真だけでも送るから雰囲気だけで勘弁してね.(木下)

下諏訪、聴泉閣かめや(受付&スタート)前で
まだ元気なうちにクラブ旗で記念写真を1枚
諏訪大社秋宮でのお払い(無事完走を願う)
その後説明会
一夜明けスタート直前の清々しいとくさん
62.2km第1給水ポイントに到着.ビールと果物をいただく.まだまだ元気.
(左:徳武,右:木下)
残り100km地点.
疲れはピークに達した大月市のはずれで
とくさんに置いてかれる.

(木下)四方津駅で仮眠寒くて又走り出すが147.5km相模湖駅から電車に乗る.大垂水峠は越せそうになかった.
終点新宿駅から日本橋をめざす.最後に三越付近で迷子になり反対方向からゴールイン.

4時頃三田さんも到着
独特な雰囲気に驚いていた
主催者の海宝さんと記念写真

木下さんリタイヤ後も徳武さんは走り続け,191km地点でタイムアップとなるまでコース上で粘った.
ゴールまであとわずか24km,ほんのハーフマラソン1回分ほどの距離だった.
徳武さんはそこから電車でゴールへ移動し,ゴール地点で下の写真を撮った.

とくさんゴール? クラブ旗を持つ三田さん 笑顔で海宝さんとツーショツト

今回は完走出来ませんでしたが,来年は今年以上に体をつくり再度挑戦します.
またたくさんの応援ありがとうございました.(木下,徳武)