16


Santax & 長野マラソンクラブの2002年10月13日以降の更新のトップページを4回分。新しい順に照会。


Santax & 長野マラソンクラブ02/11/4-11のトップページ

もちタイムの近いライバルの競い合いが好記録を生んでいる… 

おばすてマラソンで、速そうな人が集まった。いや実際速いのだ。手前左から宮本、山本、後ろ左から轟、塩沢、羽田。ところでゼンッケンは布地のように見える? ずいぶんと大きい。県内の大会ゼッケンで1番の大きさかもしれない。
 秋の信濃路はロードレース真っ盛りだ。長野県の北部・北信エリアの大会は9月29日黒姫高原マラソン(信濃町)、大町と重なった10月6日NAGANO飯綱高原健康マラソン(長野市)、10月14日おばすてマラソン(更埴市)、10月20日竜の里須坂健康マラソン(須坂市)と続いた。長野マラソンクラブ(NMC)から最少3名から最大9名がこれらの大会に参加した。この数はこのホームページで既に紹介したフルの大町の13名に比べると少ないが、それは長野県に二つしかないフルマラソンの大会と違い同じ距離の大会がいくつもあり、分散するからだろう。
 連戦組もあり、また走力の近いもの同士の競い合いが好記録を生んでいるようだ。

 以前は「須坂」が多かったようだが、今年はがぜんまだ4回目と新しい部類の「黒姫」に人気が集まったようで、3つの種目に計9名が参加していた。
 その黒姫、写真は失敗したようで、高原の陸上競技場の土のトラックのシーンしかない。走っているのはNMCチームウエアの山崎豊(ハーフマラソン3位入賞)だ。春の地ビールマラニックで信濃ブルワリーから歩いて黒姫駅に向かう時には、この競技場前を通っていて、高原のトラックを借りてクラブ練習会もいいなあと思ったことがある。
第4回黒姫高原マラソン(9/29)
小林毅 5K 18:06 3位 一般男子40歳未満 
宮本恭志 5K 19:00 6位 一般男子40歳未満 
宮本恭志 5K 19:00 6位 一般男子40歳未満 
羽田豊 5K 20:46 8位 一般男子40歳未満 
轟哲郎 10K 38:36 6位 一般男子40〜59歳 
塩沢一郎 10K 38:45 7位 一般男子40〜59歳 
佐藤伸 10K 42:06 10位 一般男子40歳未満 
山崎豊 ハーフ 1:29:41 3位 一般男子40〜59歳 
柳沢眞弓 ハーフ 2:09:30 8位 一般女子40〜59歳
第16回NAGANO飯綱高原健康マラソン
武捨俊之 6K 25:38 6位 53人 
丸山一二三 10K 40:44 3位 90人 
三野輝一 10K 43:50 7位 90人 
第30回おばすてマラソン
山本周一 5K 17:26 1位 一般男子49歳以下16人 
宮本恭志 5K 17:39 3位 一般男子49歳以下16人 
轟哲郎 5K 17:59 5位 一般男子49歳以下16人 
塩沢一郎 5K 18:30 7位 一般男子49歳以下16人 
羽田豊 5K 19:19 8位 一般男子49歳以下16人 

 続く飯綱は大町に大挙抜けた中で長野残留組が出て上位を占めた。この3名はいずれも、先にこのページで紹介した「えちごくびき野100キロウルトラマラソン」に出ている。したがって無理のない走りをした模様。大会のレポートは三野さんのHPにある。その中に大会関係者に見てもらいたいところがあるので、その部分だけここに引用、「スタート後すぐ下りになる。10K参加者は100人もいないので、すぐばらけて走りよくなったのだが、5分前にスタートした3Kの小学生集団に追いついて、抜くのが大変と言いうか、ぶつかりながらの危ない走りとなる。これは、コース設定を変えるか、スタート時間を遅らせるべきだと思う。」(三野)
−飯綱の写真ある方、メール添付で下さい−

 さらにおばすてでは種目参加16名のうち5名がNMCで参加者の3割を占めまさに大会に貢献している。記録も5キロ全員が20分を切り、ほぼ飛び飛びで上位につけた。

 
竜の里須坂での入賞組、左から宮本、梨本、轟、塩沢、そして手前は山崎。記録は表を参照。
 入賞者5名の須坂
 そして須坂については轟レポートがある。それを次に。
 轟哲郎:第14回竜の里須坂健康マラソンに、NMCから7名参加。天気はイマイチ曇り時々小雨でしたが、大量入賞を果たしました。
 まず10K39歳以下の部で梨本さんが5位、さすがに長野市駅伝部でのスピード練習が効いています。 10K40歳以上の部で轟は5位でしたが、梨本さんとは1秒差。塩沢さんも昨年の不調からスピードが復活して6位。
 15K39歳以下の部では、宮本恭さんが2位。総合でも同じく2位と県縦断駅伝に向けて順調に仕上がっているようです。40歳以上の部では山崎さんが6位と大町の疲れも抜けて本来の走りが出来たようでした。
 また5K39歳以下の部は、羽田さんがベストの18分台を出して、佐藤伸さんに大町のリベンジをしました。諏訪湖マラソンで再度対決がありそうで、2人の凌ぎあいに目が離せないですね。(10/20記)
記録は表を参照ください。
第14回竜の里須坂健康マラソン
羽田豊 5K 18:54 10位 男子39歳以下65人 
佐藤伸 5K 19:31 12位 男子39歳以下65人 
梨本高之 10K 36:42 5位 男子39歳以下62人 
轟哲郎 10K 36:43 5位 男子40歳以上94人 
塩沢一郎 10K 37:22 6位 男子40歳以上94人 
宮本恭志 15K 55:31 2位 男子39歳以下37人 
山崎豊 15K 59:49 6位 男子40歳以上84人 


オクトーバーラン2002 10/28ネット集計分より

 10月の1ヵ月間の走った距離で争うランナーズの「走り込み大会」改め、「オクトーバーラン2002」はNMCより7名がエントリー、既に各自最終報告を上げていると思われ、掲示板にも各自の結果報告がちらほら出ている。ここでは10月28日までのネット集計段階の公式途中経過からNMC分をピックアップ。
 長野県は17名がネット申告、内NMCは 1 武捨俊之 444km  2 塩沢一郎 419.3km  5 三田茂延 293km  6 羽田豊 283.2km 7 轟哲郎 272.8km  9 小林毅 229km  12 高木直樹 212.9km だ。なお全国では1092名がネット申告、武捨63位、塩沢77位。
 郵送等での結果報告が11月5日必着で、これを入れての最終結果発表は11月15日となっている。昨年のエントリーが2300名ほど、今年の数は不明だが、同数と見た場合、中途のネット段階申告は3割に相当(インターネットの普及でもう少しあがっているかもしれない)。まだエントリー者の半分以上の方の様子がわからない。また今年はチーム戦がなくなり寂しい感じもする。NMCメンバーが総参加者のなかでどのあたりの位置となるか、ご注目。



 
伝言:長野の雨宮さん、下に紹介のえちごの写真アルバムに写真入れてあります。別にメール添付で送りますので、本ページ末尾近くの封筒イラストクリックで、メールを下さい。(三田)


NMC事務事務局が長距離連戦で疲労気味となり、睡眠時間確保を第1にしたため、HPの更新が滞りましたことお詫びいたします。続いて★苗場スーパーマラソン ★★諏訪湖マラソン(→大会レポート募集中)を短い間隔で更新していきます。


えちごくびき野100キロウルトラマラソンの写真アルバム 写真43枚を下のミノルタのフォトナビにアップ。「公開アルバム」の「カテゴリー分類一覧」を選択、次の画面でアルバム表示設定窓「パスワード有」にして「友人」の「クラブ・団体」のところを選択、次の画面でそのアルバムが縦並びで出てきますから、「2002えちごくびき野」を選択、パスワードは次の3文字nmcを入れてください。
秋田内陸リゾートカップ100キロウルトラマラソンの写真アルバム 写真40枚をソニーのイメージステーションにアップ。こちらは制限公開だと招待状を出さないといけないので、先ほど公開に切りかえました。公開で支障のある方はご連絡下さい。その場合はその画像をはずします。



Santax & 長野マラソンクラブ02/10/30-11/4のトップページ

NMC新たに2名が完走するも出走=完走は途絶えた 

11:26で既にゴールの武捨俊之さんが完走証と荷物を手にゴールアーチの一角を入れて記念撮影中。この時、丸山一二三さんがちょうどゴール、完走メダルをかけてもらい歩いてくるところでした。
 長野マラソンクラブ(NMC)メンバーが8人出た10月12日のえちごくびき野100キロウルトラマラソンは、まだ夜明け前の朝5時半上越市のリュージョンプラザ上越をスタートした。晴れで気温が上昇する条件の中での大会となった。出走者は大会HPによると100キロの部だけで1024名(内女性129名)にのぼった模様。現在大会HPやランネットでも結果がアップされてないので完走率など正確なところはわからない。NMCでは、フルマラソンではサブスリーとその一歩手前の2人の実力あるランナーがウルトラ初挑戦し、この初挑戦組も含め7名が完走、1名が80キロ過ぎで制限時間オーバーとなり完走できなかった。富士五湖・野辺山・サロマ・丹後・秋田と続いてきた出走=完走が最後に崩れた。
 
2名のウルトラランナーの誕生
 初挑戦は丸山一二三、三野輝一の2名。丸山一さんはフル2:49、三野さんも最近のベストは3:27の今年の長野マラソンだが、もともと3:01まで行った方、初ウルトラに備え、走りこみができていて、いずれも10時間台は確実と見られていた。その二人は----
 丸山:走る前から右膝には違和感があったのですが、50km手前の上りから痛み出し、だましだまし、走っていたのですが、かばって走っていたた左の足首も痛み出し、最後の5kmは完全に歩きという事になってしまいました。それでもなんとかゴール(11:36:17)
でき良かったと実感しています。家に帰り、次の日は左足首の腫れと右膝の痛み以外、筋肉痛がなかったのは、最後に歩いたせいでしょうか?そんな事を考えるとちょっとくやしいです。2年後には、膝の対策もして、すっきりとゴールしたいと思います。(クラブ会報25号用原稿より抜粋)
 三野:前半飛ばしすぎ、後半リタイヤも考えたが、11:48:06でゴールできた。天気は快晴で、気温が上がり厳しいレースとなった。5つの峠超えも思った以上に大変だった。非常に疲れた。(本人のHPのダイアリーの書き込みより抜粋) 100Kレースは、記録を狙うにはきつすぎるし、完走目標でも拘束時間が長すぎると言うのが正直な感想。100Kでゴールすれば、感動するかと思ったがなかった。感動するほど激走すれば、身体が壊れていたと思う。100Kレースは身体には良くないスポーツと思う。フルマラソンのほうがいい。(本人のHPの大会レポートより抜粋)
大会クラブ新の石川さん
ついにゴールにやって来た飯泉さん
 勝利の走りはこの3名か
 本大会のクラブレコードは現在とコースが大きく異なるが雨と風の第1回大会で高木さんが出した9:58:12。これを5分も更新したのは先の秋田で9:07の自己ベストを出していた石川正昭さんだ。正確なタイムは9:53:02。石川さんは春の野辺山が10:54:20で大会自己ベストで、今年出たウルトラ3大会の全てで大会自己ベストを更新したことになり、その力は本物だ。そして丹後でウルトラランナーになって1ヵ月の武捨俊之さんが11:26:44とメンバー絶賛のいい走りを見せた。さらに、甲州夢街道(9/28-29)の後遺症から出走もあやぶまれ、「痛みが出たら、そこでリタイアしなさいよ」と仲間からリタイア勧告も出ていた飯泉大輔さんが12時間27分くらいでクラブメンバーの待つゴールにやってきた。この3名が本大会の快走、勝利の走りと言っていいのではないか。
 石川:後半気温が上がってホントつらかったです。(掲示板への本人部分の書き込みはこれしかない)
 武捨(1737):三田さんには相前後して併走していただき心強かったです。47キロレストの応援バス出発時間に間に合おうと40キロくらいからペースアップしたのがたたり、間に合ったものの、以降バテてしまいモタモタ走っていると三田さんがやって来たのでガンバって併走。何とか57キロのレストまで辿り着けました。一番辛かったのは90キロハマナスホテルから鵜の浜温泉。いやぁもーヨレヨレしてました。やっとのことで95キロのエイドに到着。カミさんに携帯で「あとごきろ」と平仮名でメールを入れ、メールしたことで自分にも「あとごきろ」と言い聞かせ、国道8号の長い信号待ちから開放されると、再び自分はランナーに戻ってました。(掲示板書き込みより)
 飯泉:今回全く完走は考えず、目標は「できるだけたくさんのエイドで食べること」「応援の方々に笑顔でお礼を言うこと」それのみを考え走りました。そして膝の痛みが出てきたら即座にリタイアするつもりで。65kmまで巨人軍団の斉藤さんに引っ張ってもらい、あとは「海賊汁」を食べることのみ考え走りました。大潟のエイドで海賊汁を食べたときは感動でした。また、今回は食べ過ぎを想定して途中太田胃散を飲みながらのトライ。日の出・海に沈む太陽を見たときは、見入ってしまうほど(もう、歩きながら日没を見てました)。応援の方々・エイドの方の優しさなど最高の大会でした。後半のエイドで氷入りのビニール袋で肩や首の辺りを冷やしてくれたボランティアの方には感謝です。

ちょっと失敗の方と可もなく不可もなくの私

 この人が…とびっくりしたのはウルトラ100の完走回数で石川・三田を追いかけて、2年後あたりにクラブトップに立とうとしている、いや確実にそうなるであろう田村裕美さんが予定時間10時間半を大きく上回る11時間10分くらいで「失敗」のレースをしたこと。その理由は私の第1回四万十に似ている(昨年の苗場ページに回答あり)。しかし、このタイムは悪くない。そして私・三田は石川さんに秋田・大町・えちご・苗場の4戦を仕掛けながら夏場に走り込みが出来ず、4大会完走に切りかえて走っており、中盤が苦しくて前回より29分タイムを落とすものの、まずはトレーニング量に応じた無難な走りだった(11:3512)。
 田村(1399):いやー、本当に辛かった。苦しかった。今回で9回目のウルトラ完走でしたが、その中でも一番苦しいレースでした。でも、丸一日経過して冷静になってみると、はっきりと原因が浮かんできました。丹後や秋田も結構暑かったはずですし、内蔵がやられて食べられないことも良くあること。これらはウルトラを走る以上、当然想定済み。それでは何が原因だったのか?それは武捨さんも書かれているように、前半の飛ばしすぎにつきます。実は会話したこともありませんが、大会で良く会う30台後半の女性(きれいな人なので良く目立つ)がおりまして、いつも後半70km過ぎに抜かれて、ゴールでは30分以上離されるというパターンが続いていました。それが今回は30km過ぎに抜かれてしまい、我を忘れてついつい後を追いかけてしまいました。「イーブンペース」がモットーの自分が、他人のペースで走ってうまくいくはずがありません。50km通過が4:51、75km通過が7:56(この時のFsMailサービスのゴール予想タイム10:35)、それがゴールでは11:12、如何に後半失速したかが明々白々です。(実は75km以降は、両足痙攣で身動きできないこともしばしばで、ゴール手前3kmが連続して走れた最長距離でした) 自分のレースができなかったことに悔いが残ります。次は絶対マイペースを守って、気持ち良くゴールするぞ!!(掲示板書き込みより)
次年度は見違える走りを期待 木下さんは残念ながら完走できなかった。昨年初ウルトラの野辺山で小海リエックスの坂を下れずリタイア。今年、富士五湖(初ウルトラ完走)、野辺山、秋田と連続完走、えちごを完走すれば4大会制覇だったがそれは出来すぎで、ちょと待ちなさいよといったところかもしれない。制限時間いっぱいの走り、それで野辺山・秋田と来た。フルのもちタイムからいって前半が確実にオーバーペースだ。月間300キロをコンスタントにこなす武捨さんはトレーニング量に裏打ちされて強くなっている。このままだと、制限時間近くのゴールという同じパターンで満足できなくなる危険がある。しばらくウルトラはないので、月間200は走ってフルでコンスタントに4時間を切れる水準にもっていき、ウルトラに臨むことをお勧めする。NMCウルトラ班の貴重な戦力なので、次年は見違える走りをみせてほしい。
 木下(1084):4時55分の関所(85.2km)が間にあわない事が決定したのは83.5K地点でした。20k付近まで三田さん、中盤は飯泉さんに引張ってもらいましたが、何が何でも参加した以上絶対完走する{もがき}が欠けていて、気がつけばエイドで長い休憩でした。今回は暑すぎたからな〜(言い訳にならない)。
-以上、編集・三田-
 上で、石川さんと田村さんの写真は応援バスで移動の武捨陽子さんが撮影、これらの写真を含む同大会の写真は下のミノルタフォトナビに43枚入れてありますので、見てください。なお、えちごから帰ってすぐ掲示板にリンクを入れた当HPサイトのページにある3枚の写真はここ
 
伝言:長野の雨宮さん、上田の笹木さん、新潟県の大亀さん、下に紹介のえちごの写真アルバムに写真入れてあります。別にメール添付で送りますので、本ページ末尾近くの封筒イラストクリックで、メールを下さい。(三田)

NMC事務事務局が長距離連戦で疲労気味となり、睡眠時間確保を第1にしたため、HPの更新が滞りましたことお詫びいたします。続いて★黒姫・おばすて・須坂の3ロード大会、★苗場スーパーマラソンを短い間隔で更新していきます。

えちごくびき野100キロウルトラマラソンの写真アルバム 写真43枚を下のミノルタのフォトナビにアップ。「公開アルバム」の「カテゴリー分類一覧」を選択、次の画面でアルバム表示設定窓「パスワード有」にして「友人」の「クラブ・団体」のところを選択、次の画面でそのアルバムが縦並びで出てきますから、「2002えちごくびき野」を選択、パスワードは次の3文字nmcを入れてください。
秋田内陸リゾートカップ100キロウルトラマラソンの写真アルバム 写真40枚をソニーのイメージステーションにアップ。こちらは制限公開だと招待状を出さないといけないので、先ほど公開に切りかえました。公開で支障のある方はご連絡下さい。その場合はその画像をはずします。


Santax & 長野マラソンクラブ02/10/24-29のトップページ

時間超過ながらよくぞ走りきった:飯泉大輔レポート 

海宝さん(左)と握手する飯泉大輔さん。ゴール地点である日本橋道路標識の前で。
 甲州夢街道・・走ってきました。
 雨の中のスタート
 9月28日スタート(5時)から降り続く雨の中でしたが、走り出して8,9時間後にやっと降り止み。さすがに国道20号・・人が歩くために作られた道路ではありません。大型トラックがビュンビュンと傍らを通り過ぎ、よくぞ事故など起きないものだと思いながら走ってました。
 大きな誤算
 今回、エイドが66kmと86kmと108kmの3ヵ所ということで給水とかは全てコンビニ。100キロマラソンのエイドと同じ感覚でコンビニを利用しました。しかし、これが大きな大誤算でした。入店して飲み物食べ物など物色する時間が大きなロスタイムを生んだようです。
 自分的には100キロを大体28日の9時ころに入れば良いと思っていたのですが、予想外に時間がかかり108kmの最後のエイドには真夜中の12時近くになってました。後半の笹子峠越えが予想外に時間が掛かったようです。
 ランナーがいなくなった訳とスパート
 12時を過ぎ、街道を走るランナーがいなくなったなーと思い、一人延々走りつつけました。
 途中、ビルの階段で仮眠をとっている人など見かけました。2,3時ころです。
 コンビニで会った人と話をしていると、その人いわく第3エイドを11時までに入らないと時間内完走は無理とのこと。だからこの時間、ランナーが極端に減ったのは11時以降に入ったランナーたちが始発の電車を待っているからだと聞かされました。
 ここで何とか朝の6時までに出来るだけ距離を稼ぎ、残り70kmで勝負を掛けようと思い、スパートをかけました。しかし、甲州街道は歩道がしっかり続いておらず、右の歩道に行ったり左の歩道に行ったりと大変な状況です。
 2日目の朝6時
 結局、朝6時には残り79キロ地点まで到着しました。しかし、これで時間内完走は無理だろうと思い、ペースを落とし、170kmぐらいでリタイアしようと思ってました。
 リタイアを決定的にさせたのは、大垂水峠越え。笹子峠よりは簡単と聞いてましたが、この峠も半端なものではありませんでした。ここで後続のランナーたちの多くはリタイアしたように思います。
 奮起して
 自分もこの峠越え後、リタイアを決意していたんですが、コンビニで会ったランナーに、まだ間に合うと言われ、ここで奮起して走り出しました。
 東京に入り、高尾でリュックから着替えを出して再スタートです。
 思ったより疲労感もなく足に力が回復しだしました。
 あと40kmぐらいになるとキロ7,8分で走り出し、20〜10キロまでは6分に回復し、時間も10キロを1時間15分で走れば良いほどになり、時間内完走を確信しました。
 都内に入り…
 しかし、ここからが誤算の始まりです。
 都内に入ると街道は自転車や人の往来が激しくて思うように走れません。新宿駅の前では、人が多くて歩くことさえ容易でなくなるありさま。四谷から日本橋まで約4kmとなっているのですが、これが実質4キロではない。皇居に近づくと道路幅が広くなり、横断歩道も歩道から直線に描かれておらず、横断歩道に行くだけで時間が掛かってしまうほど。
 また、当日受付で地図を全く見ていなかったので、ここからが大変でした。どこをどうやって走れば日本橋に行けるのかわからない。結局、皇居辺りの警官に代わる代わる6人ぐらいに聞きながらやっとゴールでした。
 最後、主催者の海宝氏に「また来年も危ない遊びをしに来てください」と力強い握手を貰い帰宅しました。
 結局制限時間36時間には40分ほど間に合いませんでしたが、悔しいという感覚より、よく215キロ走ったものだ・・というのが今の気持ちです。
 左足の膝がかなり腫れてしまい、「くびき野」はどうなるかわかりませんが、回復が早ければ参加したいと思います。
 再チャレンジへの攻略法
 最後に甲州夢街道の攻略法ですが・・(まあ、ちょっと生意気ですが・・)やはり、第3エイドの108km地点には出来るだけ早めに到着した方が良いみたいです。この時間がけっこう時間内完走を左右するみたいでした。
 それと、リュックの中身はできるだけ入れない。これは自分自身失敗です。
 それとコンビニ利用は最低限にする。
 余談ですが、笹子トンネルは一人では走らない。今回も恐怖体験した人がいるようです。
 この3点を心がけて、次回時間的余裕があるようでしたら、再チャレンジしたいと思います。(9月30日記)
NMC事務局:写真待ちとなっていた高山村のウルトラランナー飯泉大輔さんの「甲州夢街道215q遠足」のレポートを載せました。勝手に小見出しをつけました。主催者の海宝さんとの写真が少し暗く加工を加えましたが鮮明に出せなくて申し訳ございません。既に本ページで速報を入れ、また掲示板に書き込みがあったように、10月12日のえちごくびき野100kmウルトラマラソンで飯泉さんは、2001年四万十(初ウルトラ)、2002年八ヶ岳野辺山(2回目)、に続いて100kmの3大会連続完走をはたしています。  

えちごくびき野100キロウルトラマラソンの写真アルバム 写真43枚を下のミノルタのフォトナビにアップ。「公開アルバム」の「カテゴリー分類一覧」を選択、次の画面でアルバム表示設定窓「パスワード有」にして「友人」の「クラブ・団体」のところを選択、次の画面でそのアルバムが縦並びで出てきますから、「2002えちごくびき野」を選択、パスワードは次の3文字nmcを入れてください。
秋田内陸リゾートカップ100キロウルトラマラソンの写真アルバム 写真40枚をソニーのイメージステーションにアップ。こちらは制限公開だと招待状を出さないといけないので、先ほど公開に切りかえました。公開で支障のある方はご連絡下さい。その場合はその画像をはずします。

 

 10月27日(日)秋の地ビールマラニックの案内がNMC今後の予定ページにあります。


Santax & 長野マラソンクラブ02/10/13-23のトップページ

NMC出走13名が完走、初フル1名、ベスト更新が3名

10月6日、大町アルプスマラソンのスタート10分前、昨年同様に陸上競技場のメインポール下に張ったクラブ旗前で撮影。この日に出走したNMCメンバーから2名がもれていますが、代わって入っているのは、信大工学部高木研の初マラソンの学生さん二人(完走しました)と肋骨骨折で応援にまわった西島さん。NMCチームウエアは轟、塩沢、山崎の3名、チーム・カラーのオレンジのラインが遠くからでも確認でき、二つの折り返しでの行き会いで、3名の走行写真は撮影は成功、内1枚を下で使用しています。また高木・三田はオクトーバーラン2002のクラブ名入りTシャツで走り、クラブをPR。

初マラソンで3:38.10で初完走の羽田さん。大会参加賞のバスタオルを広げてゴール前で。初完走の余韻は1ヵ月は続くはず。毎日おいしいビールが飲めていいですね。エントリーしているオクトーバーラン2002、諏訪湖ハーフも頑張って下さい。

 昨年は8名が出走・完走だった大町アルプスマラソンのフルの部、クラブから「地元の大会であり、長野県の市民フルマラソンの発祥でもあるから出ましょうよ」との呼びかけに応え今年は13名は出走、全員が完走した。また杉山会長が視聴覚障害のランナーの伴走で完走をサポートしており、この記録に残らない完走を含め14名が完走したことになる。この数、昨年の1.75倍。
 まず初マラソンで、羽田さんが3:38といういいタイムで完走。羽田さんはサブトラ班のひとりで、かつ、大町に向け轟駅伝部長が設定した9月14・15日のクラブの連続練習会に参加、高低差260mの雲上殿コース4周17.6kmと千曲川ふれあい公園の平坦コース3周の30km走をこなしていた。この練習会がピタリ大町へのステップになった。


クラブの若い世代でサブスリー1番乗りが期待の小林さん。3時間5分の自己ベストで大町のクラブNo.1
柳沢さん「最後道路から敷地内に入った時は、やっぱり泣けてしまいました。嬉しかった!」 自己ベスト更新
奥さんよりの誕生日プレゼントの「愛のCWX」で自己ベストの佐藤さん

 この練習会及び7月8月の夏のクラブ行事参加組みが続々とベストタイムを更新した。フル2回目、ソックスやウエアの点でもメンバーからアドバイスを受けてきた小林さんが3時間5分と長野マラソンなら確実にサブスリーの記録を出した。誕生日プレゼントのワコールCWX着用の佐藤さんもフル2度目で初めて3時間半をきってきた。さらに夏の行事から大町向け練習会までクラブ行事フル出場だった柳沢さんも長野マラソンでの制限時間多少オーバーの初完走タイムを20分も短縮、次の長野では4時間半内突入を思わせる力走でトレーニングの成果を披露してくれた。
 大町は緩やかだが高低差が200mもある都会地ランナーを苦しめるコースのひとつ。しかしコースを覚えれば面白い大会ともなる。折り返し地点まではともかく我慢して走り、前半はくだりとなっているところを戻る31キロ過ぎからの坂で頑張れば、後は下りとなり飛ばせる。

 そんな大町で、ほかのメンバーは、 まず驚いたことにコースが難しい大町ではタイムなど狙らわず力を抜いて走ると見られたサブスリーランナー塩沢のお二人、私は3時間10〜15分くらいで流してくると予測してたが、小林さんの走りを引っ張り引っ張られるという関係になったのだろう、結構マジに走ったことがうかがえるタイムだ(表参照、以下も同様)。上の走る集団の写真は前半の折り返しから5分くらいか、チームウエアの1561塩沢さんを遠くから見つけてDiMAGE Xを取り出し走りながら待ち静止して撮った1枚。狙いは塩沢さんだが、うまいこと西沢さんと小林さんも入っていた本大会でのベストショット。
 あと3名のサブスリーランナー、西沢さんは大町は初といい、きっと来年はコースを覚えたのでタイムアップをはかってくるだろう。往年の二人・小島さんは練習量でクラブNo.1のランナーだが故障が多く、大会はそのめぐりあわせによるが今回はそれが良かったようでまずまずのタイム。高木さんは手の骨折で汗をかけず、6週間運動なし期間から回復1週間で臨んだが、「フルマラソン30本くらい走っていてついに4時間を切れませんでした。以前はトライアスロンのフルでも3時間台だったのに・・・・グスン。でも6週間休んでいても、怪我もなく無事に完走できたことが大変うれしかったです」と掲示板に書いていている。

 残るメンバーを見ていこう。山崎さんは大方からフル3時間15分内の力はあると見られているのに、フルでは出来不出来が激しくて、今回は駄目な部類、前週の黒姫でのハーフマラソン3位入賞との関係がありそうだ。石川三田は6日後に控えていた「えちごくびき野100キロウルトラマラソン」との関係があり、抑えての走り。10キロあたりから併走、おしゃべりしながら5分25〜40秒/kmのアップダウンに応じたイーブペースで35キロまで行き、35〜40キロの下りでこの日初めて4分56秒/km、ラスト二人とも牽制してスパートもなく5分/kmという筋肉痛を残さないゴールを並ん踏んだ。右写真の後半の折り返しでは石川さんにモデルになってもらった。酒井さんはクラブ名を出さずにエントリーだったが、記録上で発見、昨年タイムを37分程落としており、トレーニング不足で臨んだか、故障中かと心配なところ。

ことによるとNMCメンバーで大町連続出場が一人もないので、この左から薮田さん(群馬)、滝沢さん(東京)、桜井さん(富山)の方が大町の完走回数多いかもしれません。毎年ありがとうございます。スタートの整列ですぐそばにいらっしゃり撮影。8:59まさにスタート1分前。
大町陸上競技場をスタートして公道へ出たところで撮影。先頭、1281長崎の土谷さん、1581愛知の千田さん、後方は右から1739岐阜の吉藤さん、1726愛知の河合さん、ゼッケンは隠れているが同じく愛知の石原さん
大町アルプスマラソン前半の下りの最も低い部分からの折り返し。迫田さん(福岡)をとらえる。このシーンの先頭です。迫田さんがゴールに入るといつも決まって表彰式が待っている。この日も壮年女子の部2位入賞。上の写真の千田さんとともに長野県は長野・セルフディスカバリー・大町と42k級は完全制覇。地元なのにNMCではこれは三田一人しかいない。

 フルの部の最大のクラブエントリーはNMCではなく、私も入っている全国組織「フル百回楽走会」で、吉藤さんの「マラソンおじさんのホームページ」で大町のところを見ると22名が写っている。私のようにスタートライン集合での記念写真にもれている者もあるかもしれないのでもう少しいたかも。メンバーに「いらっしゃいませ」と挨拶。右にそのフル百メンバーの写真を3点掲載。長野県は春の長野と秋の大町とフルが二つあるので、来年の長野マラソンの前に個人的に「歓迎フル百…」の横長の旗を作ってNMC旗の横に張ってもらおうかなと考えている。私はこの「フル百」ではまさに駆け出しで青二才の部類。走りを楽しまれている方々、「走りの達人」たちをまた来年の「長野」で見て欲しい。同会の会員で大町でフル完走886回完走となった小島義一さんをゴール50m手前で最後まで残っていたNMCクラブメンバーとその仲間が拍手で迎えた。トラックにいた大会関係者が日本の、いや世界の小島さんを知らなかったようで、少し残念だった。(以上、三田記)

NMCメンバーの第19回大町の記録
氏 名 タイム 種目別 総合
小林 毅 3:05:00 一般男子24/575 21/331
塩沢 一郎 3:05:22 一般男子25/575 22/331
轟 哲郎 3:06:43 一般男子28/575 24/331
西沢 正信 3:23:38 一般男子69/575 52/331
小島 敏久 3:24:30 壮年男子73/575 17/195
佐藤 伸 3:29:05 一般男子91/575 69/331
山崎 豊 3:30:14 一般男子94/575 72/331
羽田 豊 3:38:10 一般男子127/575 88/331
石川 正昭 3:46:31 一般男子169/575 109/331
三田 茂延 3:46:31 壮年男子170/575 56/195
高木 直樹 4:06:35 一般男子267/575 165/331
柳沢 眞弓 4:44:48 一般女子456/575 26/34
酒井 孝昭 4:47:53 一般男子464/575 268/331

 掲示板書き込みから2点
羽田
…初フル完走、感激でいっぱいです。42.195Kは全く未知の世界でしたから、それでも3時間38分で走れたとは… 雲上殿での坂トレ、千曲川の30K走、サブトラ班でのスピード練習と野尻湖一周(15k)etc…をこなしてきたおかげだと思っています。練習会を計画していただき、只々感謝です。さて、西島さんが期待されていた「伸さん」とのバトルですが、(何キロ地点だったっけ)完全に離されてしまいました。伸さんの坂の強さには驚きました。アドバイスをいただいた皆さん、そして胸の痛みにもかかわらず声援してくれた西島さん、本当にありがとうございました。

柳沢おかげさまで無事完走できました。おまけに思ってもみなかった記録で…。本当に、夏のお祭りイベントと秋の練習会が充実していた様に思います。感謝です! 長野マラソンは4分半遅れちゃったので、そういう意味では初完走で、すごく楽しく走れました。30`地点で「よくここまで来たなぁ」と一人感激したのもつかの間、`までの上り坂で50分かかり、35`からは足が棒。何度も歩こうと思ったけれど、なんとか辛抱して最後まで走りました。最後道路から敷地内に入った時は、やっぱり泣けてしまいました。嬉しかった! 今回のコースは2回すれ違う機会があり、次は誰に会えるかな?と楽しみでした。真剣に走っている中、邪魔をしてすみませんでした。気付いてもらえると嬉しくて…。「記録が伸びる時が一番楽しい」と言われた高木さん、三田さんの言葉が妙ーに心に残っています。こちらは筋肉痛ひどいです。
   


 
  
第3戦 10/12 えちごくびき野100kmは7名が完走1名リタイアで、丹後・秋田と続いてきた出走者全員の完走はなりませんでした。えちごでは新たに2名のウルトラランナーが誕生していますが、事前の予想に反し、その2名も含め苦闘の完走が多かったレースとなっています。とりあえずはゆっくり寝た後13日夜あたりから書き込まれるだろう掲示板を参照ください。完走者:石川、田村、武捨、三田、丸山一、三野、飯泉。 
 

 甲州街道215kmを走った飯泉さんの報告は写真待ちです。

 秋の地ビールマラニックの案内がNMC今後の予定ページに既にアップされています。



24時間練習会・チャリティ・リレー・マラソン再編増補版アップ 

 チャリティ・リレー・マラソンご協力ありがとうございました記録報告一覧は次のところに。→記録など