2002年10月6日開催 第19回大町アルプスマラソン


NMC出走13名が完走、初フル1名、ベスト更新が3名 

Santax & 長野マラソンクラブ02/10/13-23のトップページ


10月6日、大町アルプスマラソンのスタート10分前、昨年同様に陸上競技場のメインポール下に張ったクラブ旗前で撮影。この日に出走したNMCメンバーから2名がもれていますが、代わって入っているのは、信大工学部高木研の初マラソンの学生さん二人(完走しました)と肋骨骨折で応援にまわった西島さん。NMCチームウエアは轟、塩沢、山崎の3名、チーム・カラーのオレンジのラインが遠くからでも確認でき、二つの折り返しでの行き会いで、3名の走行写真は撮影は成功、内1枚を下で使用しています。また高木・三田はオクトーバーラン2002のクラブ名入りTシャツで走り、クラブをPR。
初マラソンで3:38.10で初完走の羽田さん。大会参加賞のバスタオルを広げてゴール前で。初完走の余韻は1ヵ月は続くはず。毎日おいしいビールが飲めていいですね。エントリーしているオクトーバーラン2002、諏訪湖ハーフも頑張って下さい。
 昨年は8名が出走・完走だった大町アルプスマラソンのフルの部、クラブから「地元の大会であり、長野県の市民フルマラソンの発祥でもあるから出ましょうよ」との呼びかけに応え今年は13名は出走、全員が完走した。また杉山会長が視聴覚障害のランナーの伴走で完走をサポートしており、この記録に残らない完走を含め14名が完走したことになる。この数、昨年の1.75倍。
 まず初マラソンで、羽田さんが3:38といういいタイムで完走。羽田さんはサブトラ班のひとりで、かつ、大町に向け轟駅伝部長が設定した9月14・15日のクラブの連続練習会に参加、高低差260mの雲上殿コース4周17.6kmと千曲川ふれあい公園の平坦コース3周の30km走をこなしていた。この練習会がピタリ大町へのステップになった。

 

クラブの若い世代でサブスリー1番乗りが期待の小林さん。3時間5分の自己ベストで大町のクラブNo.1
柳沢さん「最後道路から敷地内に入った時は、やっぱり泣けてしまいました。嬉しかった!」 自己ベスト更新
奥さんよりの誕生日プレゼントの「愛のCWX」で自己ベストの佐藤さん
 この練習会及び7月8月の夏のクラブ行事参加組みが続々とベストタイムを更新した。フル2回目、ソックスやウエアの点でもメンバーからアドバイスを受けてきた小林さんが3時間5分と長野マラソンなら確実にサブスリーの記録を出した。誕生日プレゼントのワコールCWX着用の佐藤さんもフル2度目で初めて3時間半をきってきた。さらに夏の行事から大町向け練習会までクラブ行事フル出場だった柳沢さんも長野マラソンでの制限時間多少オーバーの初完走タイムを20分も短縮、次の長野では4時間半内突入を思わせる力走でトレーニングの成果を披露してくれた。
 大町は緩やかだが高低差が200mもある都会地ランナーを苦しめるコースのひとつ。しかしコースを覚えれば面白い大会ともなる。折り返し地点まではともかく我慢して走り、前半はくだりとなっているところを戻る31キロ過ぎからの坂で頑張れば、後は下りとなり飛ばせる。

 そんな大町で、ほかのメンバーは、 まず驚いたことにコースが難しい大町ではタイムなど狙らわず力を抜いて走ると見られたサブスリーランナー塩沢のお二人、私は3時間10〜15分くらいで流してくると予測してたが、小林さんの走りを引っ張り引っ張られるという関係になったのだろう、結構マジに走ったことがうかがえるタイムだ(表参照、以下も同様)。上の走る集団の写真は前半の折り返しから5分くらいか、チームウエアの1561塩沢さんを遠くから見つけてDiMAGE Xを取り出し走りながら待ち静止して撮った1枚。狙いは塩沢さんだが、うまいこと西沢さんと小林さんも入っていた本大会でのベストショット。
 あと3名のサブスリーランナー、西沢さんは大町は初といい、きっと来年はコースを覚えたのでタイムアップをはかってくるだろう。往年の二人・小島さんは練習量でクラブNo.1のランナーだが故障が多く、大会はそのめぐりあわせによるが今回はそれが良かったようでまずまずのタイム。高木さんは手の骨折で汗をかけず、6週間運動なし期間から回復1週間で臨んだが、「フルマラソン30本くらい走っていてついに4時間を切れませんでした。以前はトライアスロンのフルでも3時間台だったのに・・・・グスン。でも6週間休んでいても、怪我もなく無事に完走できたことが大変うれしかったです」と掲示板に書いていている。

 残るメンバーを見ていこう。山崎さんは大方からフル3時間15分内の力はあると見られているのに、フルでは出来不出来が激しくて、今回は駄目な部類、前週の黒姫でのハーフマラソン3位入賞との関係がありそうだ。石川三田は6日後に控えていた「えちごくびき野100キロウルトラマラソン」との関係があり、抑えての走り。10キロあたりから併走、おしゃべりしながら5分25〜40秒/kmのアップダウンに応じたイーブペースで35キロまで行き、35〜40キロの下りでこの日初めて4分56秒/km、ラスト二人とも牽制してスパートもなく5分/kmという筋肉痛を残さないゴールを並ん踏んだ。右写真の後半の折り返しでは石川さんにモデルになってもらった。酒井さんはクラブ名を出さずにエントリーだったが、記録上で発見、昨年タイムを37分程落としており、トレーニング不足で臨んだか、故障中かと心配なところ。
ことによるとNMCメンバーで大町連続出場が一人もないので、この左から薮田さん(群馬)、滝沢さん(東京)、桜井さん(富山)の方が大町の完走回数多いかもしれません。毎年ありがとうございます。スタートの整列ですぐそばにいらっしゃり撮影。8:59まさにスタート1分前。
大町陸上競技場をスタートして公道へ出たところで撮影。先頭、1281長崎の土谷さん、1581愛知の千田さん、後方は右から1739岐阜の吉藤さん、1726愛知の河合さん、ゼッケンは隠れているが同じく愛知の石原さん
大町アルプスマラソン前半の下りの最も低い部分からの折り返し。迫田さん(福岡)をとらえる。このシーンの先頭です。迫田さんがゴールに入るといつも決まって表彰式が待っている。この日も壮年女子の部2位入賞。上の写真の千田さんとともに長野県は長野・セルフディスカバリー・大町と42k級は完全制覇。地元なのにNMCではこれは三田一人しかいない。
 フルの部の最大のクラブエントリーはNMCではなく、私も入っている全国組織「フル百回楽走会」で、吉藤さんの「マラソンおじさんのホームページ」で大町のところを見ると22名が写っている。私のようにスタートライン集合での記念写真にもれている者もあるかもしれないのでもう少しいたかも。メンバーに「いらっしゃいませ」と挨拶。右にそのフル百メンバーの写真を3点掲載。長野県は春の長野と秋の大町とフルが二つあるので、来年の長野マラソンの前に個人的に「歓迎フル百…」の横長の旗を作ってNMC旗の横に張ってもらおうかなと考えている。私はこの「フル百」ではまさに駆け出しで青二才の部類。走りを楽しまれている方々、「走りの達人」たちをまた来年の「長野」で見て欲しい。同会の会員で大町でフル完走886回完走となった小島義一さんをゴール50m手前で最後まで残っていたNMCクラブメンバーとその仲間が拍手で迎えた。トラックにいた大会関係者が日本の、いや世界の小島さんを知らなかったようで、少し残念だった。(以上、三田記)
NMCメンバーの第19回大町の記録
氏 名 タイム 種目別 総合
小林 毅 3:05:00 一般男子24/575 21/331
塩沢 一郎 3:05:22 一般男子25/575 22/331
轟 哲郎 3:06:43 一般男子28/575 24/331
西沢 正信 3:23:38 一般男子69/575 52/331
小島 敏久 3:24:30 壮年男子73/575 17/195
佐藤 伸 3:29:05 一般男子91/575 69/331
山崎 豊 3:30:14 一般男子94/575 72/331
羽田 豊 3:38:10 一般男子127/575 88/331
石川 正昭 3:46:31 一般男子169/575 109/331
三田 茂延 3:46:31 壮年男子170/575 56/195
高木 直樹 4:06:35 一般男子267/575 165/331
柳沢 眞弓 4:44:48 一般女子456/575 26/34
酒井 孝昭 4:47:53 一般男子464/575 268/331
 掲示板書き込みから2点
羽田
…初フル完走、感激でいっぱいです。42.195Kは全く未知の世界でしたから、それでも3時間38分で走れたとは… 雲上殿での坂トレ、千曲川の30K走、サブトラ班でのスピード練習と野尻湖一周(15k)etc…をこなしてきたおかげだと思っています。練習会を計画していただき、只々感謝です。さて、西島さんが期待されていた「伸さん」とのバトルですが、(何キロ地点だったっけ)完全に離されてしまいました。伸さんの坂の強さには驚きました。アドバイスをいただいた皆さん、そして胸の痛みにもかかわらず声援してくれた西島さん、本当にありがとうございました。

柳沢おかげさまで無事完走できました。おまけに思ってもみなかった記録で…。本当に、夏のお祭りイベントと秋の練習会が充実していた様に思います。感謝です! 長野マラソンは4分半遅れちゃったので、そういう意味では初完走で、すごく楽しく走れました。30`地点で「よくここまで来たなぁ」と一人感激したのもつかの間、`までの上り坂で50分かかり、35`からは足が棒。何度も歩こうと思ったけれど、なんとか辛抱して最後まで走りました。最後道路から敷地内に入った時は、やっぱり泣けてしまいました。嬉しかった! 今回のコースは2回すれ違う機会があり、次は誰に会えるかな?と楽しみでした。真剣に走っている中、邪魔をしてすみませんでした。気付いてもらえると嬉しくて…。「記録が伸びる時が一番楽しい」と言われた高木さん、三田さんの言葉が妙ーに心に残っています。こちらは筋肉痛ひどいです。

   

より
大町フル13名が完走 投稿者:三田  投稿日:10月 7日(月)21時55分29秒

★大町フルは事前連絡ありは石川、三田、山口、宮沢、西沢、羽田、小林、塩沢、佐藤、轟、山崎、柳沢、高木の13名(野池さんは直前に欠場連絡あり)、ランネットで「長野マラソン」で検索、そして姿が見えなかった山口、宮沢のお二人を検索、さらに昨年出ていた酒井さんを検索しました。その結果、小林、塩沢、轟、西沢、小島、佐藤、山崎、羽田、石川、三田、高木、柳沢、酒井の13名が完走でした。もれありますか? 昨年フルは8名が完走ですから1.6倍です。フル百メンバーは全国からこの数より多いかも? 地元大会です。来年は20名位で出て欲しい。全国にはまだフルの市民マラソンがない県があるのですから、もったいです。

わーい、無事完走です! 投稿者:ymayumi  投稿日:10月 7日(月)22時08分58秒

おかげさまで無事完走できました。おまけに思ってもみなかった記録で
本当に、夏のお祭りイベントと秋の練習会が充実していた様に思います。感謝です!
長野マラソンは4分半遅れちゃったので、そういう意味では初完走で、すごく楽しく走れました。30`地点で「よくここまで来たなぁ」と一人感激したのもつかの間、35`までの上り坂で50分かかり、35`からは足が棒。何度も歩こうと思ったけれど、なんとか辛抱して最後まで走りました。最後道路から敷地内に入った時は、やっぱり泣けてしまいました。嬉しかった!
今回のコースは2回すれ違う機会があり、次は誰に会えるかな?と楽しみでした。真剣に走っている中、邪魔をしてすみませんでした。気付いてもらえると嬉しくて…
「記録が伸びる時が一番楽しい」と言われた高木さん、三田さんの言葉が妙ーに心に残っています。
今週末はまた100`ですね。頑張って、行ってらっしゃーい。こちらは筋肉痛ひどいです。

愛の力??(^.^) 投稿者:佐藤嫁  投稿日:10月 7日(月)23時12分27秒

大町のフルマラソンお疲れ様でした.
皆様よい記録を残したようで、応援にいけなかったことを残念におもいます.
西島さんの骨骨折、残念ですね.
完治はいつになるのですか?今度お会いできる時には、バーベキュウやりましょうね.(^_-)
さて、このたび主人は以前のフルより予想だにしていなかったタイムで完走だったので、私自身ビックリしてしまいました.それも、長野マラソンからこの半年皆さんのアドバイスを忠実に守りながら、走りつづけてきた証拠・・・・いや!!やはりわたしの愛の証である「CW-X」が効いたのでしょう!!(>_<)(笑)
誰が名づけたのか少し恥ずかしいですが、きっとこれからも「愛」(?)を増やしていきそうです.

ほのぼの・・・ 投稿者:西島 政晴  投稿日:10月 8日(火)01時50分29秒

↓↓↓読んでいて思わず赤面してしまったのは筆者だけでしょうか?
「愛…」本当に良い響きでございます。
私が諏訪湖で復活できた暁には、後日是非皆様とBBQの席設けましょう!

伸さんと小林毅選手の快記録は多くのメンバー様達がほぼ予想していた通りだったので、
一番驚いているのはむしろご本人なのかもしれません。
羽田さんが初フルで爆発して下さり、柳沢さんの足音も
「ひたひた」から「ビタビタ」に変わってきています・・・
私も、いびがわでいよいよサブフォー!・・などと呑気なことを言っていられなくなりました。
トレーニング不足も手伝いますますプレッシャー!

筋肉痛 投稿者:takagi  投稿日:10月 8日(火)10時42分05秒

高木です。

大町参加の皆さんお疲れさまでした。
私も何とか完走組です。フルマラソン30本くらい走っていてついに4時間を切れませんでした。以前はトライアスロンのフルでも3時間台だったのに・・・・グスン。でも6週間休んでいても、怪我もなく無事に完走できたことが大変うれしかったです。

それはそうと、みなさん筋肉痛で・・・・とのコメントがアップされていますので、一言。
 
その筋肉痛がどこの場所で起きているのか、どのように筋肉を使うと痛いのかをきちんと自己分析して記録しておくことをお勧めします。
 
その筋肉痛はフルマラソンを大町のペースで走ったときの、筋肉として一番弱い部分の証拠です。従って、筋肉痛があるうちに痛い部分を、痛みを感じながらウエイトトレーニングしてトレーニング方法を覚えておくことは、弱点の補強に直結する一番簡単な方法です。マラソンの筋肉痛は3日もすればとれてしまいます。そうなると「喉元過ぎれば・・・・」になってしまいますので、今日明日中に対応しておくといいですよ。

ただし、現在の筋肉痛は大町のように緩いアップダウンのコースに対応したものなので、長野マラソンの場合は多少は違い傾向が出ることや、自己記録更新中の人はスピードが変わることにより、筋肉の使い方も変わってしまうことも覚えておいてくださいね。従って大変効果的ではあるが、絶対ではないという感じですね。

私も今日夜何とか時間を作り、軽く太股前面と腹筋のウエイトをやりたいと考えています。 

初フル完走 投稿者:ハネダ  投稿日:10月 9日(水)07時49分24秒

初フル完走、感激でいっぱいです。42.195Kは全く未知の世界でしたから、それでも3時間38分で走れたとは…
雲上殿での坂トレ、千曲川の30K走、サブトラ班でのスピード練習と野尻湖一周(15k)etc…をこなしてきたおかげだと思っています。練習会を計画していただき、只々感謝です。
さて、西島さんが期待されていた「伸さん」とのバトルですが、(何キロ地点だったっけ)完全に離されてしまいました。伸さんの坂の強さには驚きました。
アドバイスをいただいた皆さん、そして胸の痛みにもかかわらず声援してくれた西島さん、本当にありがとうございました。