第9回ランナーズ24時間リレーマラソンin富士北麓公園/2003年7月17日〜18日


楽しんだ富士北麓の24時間リレーマラソン

NMC-Aチームは278km、NMC-Bチームは257kmを走った

大会後には、この時計とこの青地に黄色文字の旗看板を入れて毎回記念撮影をする。NMCは2チームとスタッフ全員の15名で撮影した。あとで届けられる記録証にはこの写真とチーム距離の記録が載る。写真にマウスを持って行くと女性8名の写真に。
 7月17日正午から18日正午まで24時間にわたる「第9回ランナーズ24時間リレーマラソンin富士北麓公園」は196チームの参加で開かれた。天候が心配されたが、天気は24時間もった。特に2日目の午前中は日も差してきて気温も上昇、夏の大会となった。
 昨年の1チームから+1の2チーム参加でのぞんだ長野マラソンクラブはAチームが約1.5km強の周回コースを278周、距離にして278.08km(63位)を走った。Bチームは163周257.54km(105位)を走った。
 チームは6名〜12名の範囲でエントリーでき、NMCチームは2チームとも最少人数単位6名でのエントリーだった。陸上競技場のスタンドと外周にチーム数を上回るテントが建てられ、或いは張られたテント村が出現、選手だけでなくマネージャーや応援などのサポーターも含めるとおよそ2千名が24時間を過ごし、感動のゴールを一緒に迎えた。
 今回のNMCチームは女性メンバーが多いのが特徴で、Aチームに3名、Bチームに2名が参加していた。サポートスタッフの3名を加えると総勢15名の内、女性が8名と半数以上を占めるチーム構成だった。
 両チームのキャプテンは同大会にNMC時代以前から参加、共に今回6回目の参加となった石川と三田が務めた。
 既に掲示板で参加者の感想が寄せられていたが、ここでは両キャプテンからのコメントを紹介しよう。
 
まずAチームから
Aチームの総括…昨年は7名で273kmを走りました.そのときのメンバーと比べると,大エースの松崎さんが抜け,三田・武捨・西島さんをBチームに取られ,代わりに会長・徳武・松島さんが入ったということになります.新たな参加の3名には失礼ですが,チーム全体としてはどう考えても昨年より戦力がダウンしていることは確かでした.しかし終わってみれば昨年を5km上回る278kmを走破.全メンバーが私の予想をはるかにこえる走りを見せてくれたおかげで,ここまで距離を伸ばすことができました.皆さん楽しんでいただけましたでしょうか.ぜひ次回もお願いします.
Aチーム 柳沢眞弓 杉山正志 徳武さおり 佐藤 伸 松島菜津子 石川正昭 A合計
周回数 17 35 25 42 21 36 176
距離(km) 26.86 55.3 39.5 66.36 33.18 56.88 278.08
時間 2:33:45 4:31:27 3:56:24 5:17:22 3:10:47 4:28:44 23:58:29
1周ラップ 0:09:03 0:07:45 0:09:27 0:07:33 0:09:05 0:07:28 0:08:10
1kmラップ 0:05:43 0:04:55 0:05:59 0:04:47 0:05:45 0:04:43 0:05:10
距離割合(%) 9.7 19.9 14.2 23.9 11.9 20.5 100
時間割合(%) 10.7 18.9 16.4 22.1 13.3 18.7 100
柳沢:女性選手の先駆者として,今回はオープニングランナーをつとめてもらいました.また走りも昨年より約10km,1時間も多く走ってもらいました.もう十分な戦力です.ラストの爆走もカッコ良かったです.前回は30分,今回は60分,次回は夜中の90分走をお願いします.
杉山:1km5分を切るスピードで55kmを走りました.でも本人はちょっと走り足りなかったようで,明け方には「1時間走らせろ」と言ってくれるほどでした.失礼ながら実は会長がここまで走ってくれるとは思っていませんでして,予想以上に距離が伸びた一番の要因です.
徳武:前半がんばりすぎて後半ちょっと苦しみました.でも前半から突っ込む走りは,やっぱり負けずギライですね.徳武さんらしさを十分に出してくれたと思っています.早く故障を直して,また秋のウルトラで「らしさ」を見せてください.次回も期待です.
佐藤:このスピードでこの距離,昨年をはるかに上回る大活躍で,もう大エースに成長していました.一人で66kmというのは過去最高記録です.ラストランナーをつとめるに誰にも異論はありませんでした.個人距離のレコードホルダー,次回はどこまで伸びるのでしょうか.
松島:飲んで食べて走っておしゃべりして....最も楽しんだのはこの人だったかもしれません.八木さんに劣らぬ食べっぷりは爽快でした.走りのほうもフル未経験とは思えないほどの活躍,最後の爆走では力強さを感じました.もはや24時間リレーにはなくてはならない存在です.
石川:5時間60kmがノルマだねと佐藤さんと話していました.佐藤さんはそれを大きく上回る走り.しかし私はそれに圧倒され,ちょっと足りずに終わってしまいました.もうちょっとスピードがほしかったところです.でもまあウルトラに向けて良い練習ができたからいいか.
Bチーム 三石清子 西島政晴 黒田千絵 武捨俊之 三田茂延 小林 毅 B合計
周回数 25 25 23 34 34 22 163
距離(km) 39.5 39.5 36.34 53.72 53.72 34.76 257.54
時間 4:01:26 3:36:52 3:35:47 4:38:46 5:08:53 2:53:40 23:55:24
1周ラップ 0:09:39 0:08:40 0:09:23 0:08:12 0:09:05 0:07:54 0:08:48
1kmラップ 0:06:07 0:05:29 0:05:56 0:05:11 0:05:45 0:05:00 0:05:34
距離割合(%) 15.3 15.3 14.1 20.9 20.9 13.5 100
時間割合(%) 16.8 15.1 15 19.4 21.5 12.1 100
Bチームの総括…A・Bの編成は石川プロデューサーによるもので経験者を各3名を各チームに均等に分けた形だ。状況的にはBが優位に見えたがそうはいかないところが面白い。ビールを飲んだ量が上回った分、距離が伸びなかったようで、もっぱらその責はリーダーが負うところが大きい。それでも結果の距離をみるといい線をいっている。ウルトラ経験者の2人が同距離で、多少多くを分担、万全でなかった小林さんが少ない以外はほぼフルマラソンに近い距離を走っていた。来年は2日でフルを走るを最低線に組み立ててみたい。
三石:NMCが今年の長野マラソンで生んだフルランナー。オープニングはこの人で決まりだった。深夜の0時半から90分走をしてもらった。これには大いに助かった。朝の方が強いはずなのに結構、夜もいけた。2日目は10時台で上がりとしてしまい、ラストの1時間に入れなかったのが失敗でした。ごめなさい。
西島:午前3時〜5時が「独占西島の時間」で、このため早く寝させようと思ったら0時半過ぎの段階でまだおしゃべり中で、すぐに寝てもらった。これは寝ないといけなかったところ。飲んで食べては今回Bを代表したかな。ラストの1時間では1周6分台前半に入る爆走を見せた。
黒田:一般参加、当初全日程で参加できないような話もあった。しかし、全日OKとなり寝袋も初めてとワクワク、キャンプを楽しんでくれたようだ。走る距離を決めてきたようで、その距離に届いたのだろうか。元気に走る姿がとてもいい。NMCに必要な人材でクラブ加入を是非、検討いただきたい。
武捨:昨年、夜に負担がかかりすぎたこともあり、今回は深夜の時間帯をはずさせていただいた。1週間前の親睦駅伝では故障を早く直すためスタッフに回っていた。その休養効果が出て、Bの5分の1の距離を担った。もちろんBのアンカーはこの人に決まりだった。(下の写真がゴール)
三田:当初予定では北海道マラソンの走り込みをするはずだったが、どうもそうはいかなかったようだ。朝の3時の西島さんの指定時間にどうつなぐかで頭を悩ました。深夜1時近くに飲んだビールが他の時間帯と違ってなぜかさめなくて2時からの1時間は今回NMCでもっとも遅い1周10分を越す走りとなり苦しんだ。
小林:Bのエースと期待されたが、足裏の縫合した傷が完治しておらず、Bでは最も少ない距離になった。それでもドクターから「走りOK」が出ていたということで、スピードを上げて楽しんでいた。

スタッフの石川里香さん、武捨陽子さん、小林純代さん 3名へ:長時間,寒いところで本当にありがとうございました.昨年同様,スタッフのサポートのおかげで選手一同は存分に走りを楽しむことができました.スタッフの協力が無ければ選手が全部自分でやらなくてはならないので,キャンプを楽しむなどという余裕は無かったことでしょう.次回もぜひお願いします.(石川)  特設厨房ではランタンスタンドが役立ってよかった.一緒に買い出しに出て,迷ったことで富士吉田が多少わかりました.あの街灯の道はきれいでした.冷や奴はビールのつまみにもなりなかなかよかったですね.豆腐は萩往還の帰路でも出るし、あれは定番になりそう。交代で眠れたのかな?今回の写真は大半が純代さん撮影によるもの。いいところを撮ってくれました。写真サイトでも楽しんでください。(三田)

NMCの2003富士北麓公園 (トップページより先にまとめた暫定版)
24hリレーマラソンin富士北麓公園2003の写真アルバム(50枚アップ、そのままオリジナルサイズにアクセスも可能です)

以上Santax & 長野マラソンクラブホームページの2003/7/28-8/15のトゥプページで取り上げた話題です。


事前のメンバー紹介はNMCウルトラ班ページの中の「ニュース」の中の 「24時間リレーマラソンの結果速報」をひらき、その中の「24時間リレーマラソンに向けて」http://www.h3.dion.ne.jp/~piedra/news/n150628a.html を参照ください。


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